野田首相(首相補佐官)への緊急申入れと記者会見 2012.9.12

記事公開日:2012.9.12取材地: テキスト動画
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(IWJテキストスタッフ・富田)

 2012年9月12日(水)、衆議院第一議員会館 国際会議室において野田首相(首相補佐官)への緊急申入れと記者会見が行われた。

■ハイライト

  • 申し入れ内容
    1. 新しいエネルギー基本計画における可能な限り早期原発ゼロ実現の確約
    2. 大飯原発の即時停止
    3. 原子力規制委員会人事案の白紙撤回
  • 出席者
    飯田哲也 環境エネルギー政策研究所(ISEP)所長/鎌田慧 さようなら原発1000万人市民の会呼びかけ人・ルポライター/
    吉岡達也 ピースボート共同代表/ミサオ・レッドウルフ 首都圏反原発連合/原田裕史 首都圏反原発連合/
    佐藤潤一 国際環境NGOグリーンピース・ジャパン事務局長/満田夏花 国際環境NGO FoE Japan/
    藤本泰成 平和フォーラム・原水禁事務局長/伴英幸 原子力資料情報室事務局長/
    海渡雄一 脱原発弁護団全国連絡会代表・弁護士/小熊英二 社会学者
  • 日時 2012年9月12日(水)
  • 場所 衆議院第一議員会館(東京都千代田区)

 9月12日午後4時、衆議院第1議員会館国際会議室。「脱原発社会」を標榜する市民団体代表者など14人が結集して記者会見を開いた。テーマは野田首相に対し、①新エネルギー基本計画において可能な限り早期原発ゼロの確約、②大飯原発即時停止、③原子力規制委員会人事案の白紙撤回──の3つを申し入れるというもの。申し入れ団体数は40超だ。

 冒頭、今回の申し入れ・記者会見の音頭を取ったピースボート共同代表の吉岡達也氏は「非常に切迫している」という言葉で、集まった14人の胸のうちを代弁。そして「“原発ゼロにする”という確約の文言が、巨大な力によって新エネ基本計画には明記されない可能性が出てきた。原発ゼロという民意に従った決断を今すぐ野田首相に求めたい」と語気を強めた。

(…会員ページにつづく)

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