2014年9月26日(金)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。川内原発の審査に関して、熊本県が住民説明などを要望したことについて、「限られた人的資源の中で具体的な方法を考えていく」との見通しを述べた。
- 会見者 片山啓氏(原子力規制庁長官官房審議官(官房担当))
- 日時 2014年9月26日(金)14:00~
- 場所 原子力規制庁(東京都千代田区)
平成26年度第30回規制委員会会合
- 平成26年度第30回規制委員会会合
- 日時:10月1日(水)10:30~ 12:00
- 場所:原子力規制委員会庁舎 会議室A
原子力規制委員会 会合・検討チーム会議などの開催予定
- 9月26日(金)13:30 第141回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合
- 9月30日(火)10:00 第142回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合
- 担当:更田豊志委員、対象:浜岡原発(中部電力)、柏崎刈羽原発(東京電力)、島根原発(中国電力)、女川原発(東北電力)
- 9月30日(火)14:00 定例ブリーフィング
- 10月 1日(水)14:30 田中俊一委員長定例記者会見
- 10月 2日(木)10:00 第143回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合
- 担当:更田委員
- 【非公開】高浜原発(関西電力)の大規模損壊について説明を受けるするため
- 10月 2日(木)午後 第144回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合
- 10月 3日(金)10:00 第3回志賀原子力発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合
- 担当:石渡委員、(有識者間で論点整理の議論を行うため、有識者のみで会合)
委員の現地視察について
- 日時: 9月30日(火)
- 委員:石渡委員
- 対象:志賀原発
- 10月3日の志賀原発破砕帯の有識者会合の準備のために石渡委員が現地を視察するもの。これまでの現地調査とは性格が異なるため、プレス非公開とする。ただし、希望があれば終了後に現地でぶら下がりを準備する予定。
日仏規制当局間会合について
- 日時:10月1日~2日
- 参加委員:更田委員、田中知委員
- フランスの規制当局ASNとの間で行う会議、プレス非公開だが、後日水曜日の委員会で報告予定
北海道電力の社長交代についての受け止めは?
北海道電力の社長が交代することについての受け止めを記者が質問。片山啓審議官は、「安全の最終統括は社長のつとめ。新しい社長におかれても、是非、リーダシップを発揮し、取り組んでいただければ」と応えた。今後の審査に対して影響は特になし、「しっかり対応していただければ」と応えた。
熊本県が防災対策を求め要望書を提出
熊本県が川内原発の安全対策、防災対策を求める要望書を提出し、再稼働について住民説明などを要望していることについて、「プルームの問題については検討会でもとりあげていく予定で、説明は具体的にどういう形でできるのか、人的資源も限られているので、その中で考えていく」との見通しを述べた。
来週の検討会予定について
”特定原子力施設監視・評価検討会”、”原子力災害の事前対策検討チーム”について告知がなかったことから、来週はないのかと記者が質問。「もう10月になるが、今の段階で発表できるまで調整が固まっていないだけ。来週の火曜のブリーフィングで準備が整えば発表する」と応えた。