2月9日投開票の都知事選告示日を直前に控えた1月22日、自由報道協会主催による「東京都知事選候補予定者 共同記者会見」が、東京都千代田区の麹町報道会見場にて行われた。今回の都知事選に、現在までに11名が立候補を表明しているが、この日行われた共同記者会見に臨んだのは、宇都宮健児氏とドクター・中松氏の2名だけで、これについて司会のおしどりマコ氏は、「主だった候補予定者の方々にお願いをしましたが、出席のご回答を頂けたのは宇都宮健児氏とドクター・中松氏のお二方だけでした」と会見の冒頭、経緯の説明を行った。
今回の選挙の争点でもある「原発のありかた」について、宇都宮氏は「あってはならない。今の人類は原発と共生できない、早急に原発と手を切るべき」 と脱原発を唱えたことに対し、中松氏は「原発をやめない・やるというのは、19世紀の遺物のテクノロジーに対して議論をしているわけでナンセンス」とした上で、「風力は風が止まったら電気を起こさない。ソーラーは夜や曇、雨でも発電しない。つまり実際使えないエネルギーである。だから再生エネルギーって言うが、さっぱりわからない」と持論を展開した。