「1000リツイートされたら出馬すると書いたら、あっという間にあとに引けなくなった」─。
1月22日、IT起業家の家入一真氏が都庁で記者会見し、来月9日の都知事選へ出馬することを表明した。家入氏の都知事選出馬のきっかけがツイッターの発言だったため、インターネットで話題となっていた。
記者会見には、家入氏の推薦人であるライブドア元社長の堀江貴文氏が同席。供託金の300万円は堀江氏が用意した。今回の都知事選の候補者たちを「おじいさんばっかり」と、堀江氏は不満気な感想を漏らし、「若い人には有力な選択肢」と家入氏出馬の意義を強調した。
選挙活動について、家入氏は街頭演説を行わないと語り、その代わりに、「コストゼロ」の24時間ネット中継で選挙戦に臨むことを明かした。また、選挙の目標について家入氏は「供託金が返ってくること。堀江さんに返せるように。ある程度の票をとらないと説得力もない」と話し、堀江氏に「当選して下さい」と促され「訂正です。当選します」と都知事選への抱負を語った。