「自民党は無償で国有地を使っているのに、なぜ」 ~脱原発テント 第4回口頭弁論報告集会 2013.11.29

記事公開日:2013.11.29取材地: テキスト動画
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(IWJ・原佑介)

 脱原発を訴える市民らが経産省前に設置した「脱原発テント」の撤去を求め国が起こした裁判の第4回口頭弁論が11月29日、東京地裁で行われた。その後、参議院議員会館では裁判の報告会が開かれた。

 弁護団の佐藤典子弁護士は口頭弁論で、この裁判はスラップ訴訟であること、自民党本部がある東京・永田町の国有地の一部を、自民党が長年無償で使用していることなどを指摘したと報告。「自民党本部の土地は400坪はある。それに比べ、経産省テントは1坪程度しかない。訴権の濫用だと指摘した」。

 さらに、佐藤弁護士はこの日の口頭弁論で、裁判所に対して「現場検証」も申し立てたと明かし、「テントが通行の邪魔になっているか、テントはどんな人が使っているか、現場検証をしなくなった裁判所にも、一度観てほしい」と語った。

■ハイライト

  • 第4回口頭弁論 東京地裁(103号大法廷)14:00〜、報告集会16:00〜参議院会館
  • 満田夏花氏(FoE Japan理事)/木村結氏(東電株主代表訴訟原告代表)/武藤類子氏(福島原発告訴団団長)/河合弘之氏(テント裁判弁護団団長)

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