参議院議員の山本太郎氏が、先月31日の秋の園遊会で天皇陛下に手紙を渡した問題について、生活の党の小沢一郎代表は5日の定例会見で「政治利用という言葉は当たらないと思う」と述べた。参議院の許可を得ずに北朝鮮へ渡航した日本維新の会のアントニオ猪木議員についても、「悪意を持ってやったことではないと思う」と語った。
(IWJ・石川優)
特集 山本太郎|特集 統合型リゾート(IR)実施法案
参議院議員の山本太郎氏が、先月31日の秋の園遊会で天皇陛下に手紙を渡した問題について、生活の党の小沢一郎代表は5日の定例会見で「政治利用という言葉は当たらないと思う」と述べた。参議院の許可を得ずに北朝鮮へ渡航した日本維新の会のアントニオ猪木議員についても、「悪意を持ってやったことではないと思う」と語った。
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安倍政権は10月25日、国会議員や公務員に対する秘密漏洩の罰則強化を盛り込んだ特定秘密保護法を閣議決定し、国会に提出した。同法について小沢代表は、「治安維持法よりもさらに基本的人権が侵害される恐れがある」と懸念を示し、国会の審議では反対すると明言した。
一部報道によれば、 国際観光産業振興議員連盟(通称:カジノ議連)が、今国会でカジノ解禁に向けた法案を提出するとされている。この議連に小沢代表の名もあることから、IWJはカジノ議連に属した経緯とカジノについての見解を質問。小沢代表は、「各党派、それなりの人達が名を連ねているので、『よろしく』という話しがありましたので、名を連ねたのは事実」と現在も議連に属していると説明したが、党としての立場については「今後法案として提出されたのち議論をする」と述べるにとどめた。
大手マスコミでは会見内容を改変して大幅に脚色して“報道”されてしまう小沢一郎議員の会見をそのまま見ることが出来て、大変感謝しています。有権者は事実をありのままに知りたいだけなんです。
2009年3月3日の秘書の突然の逮捕から始まった小沢バッシングの前々日の日曜日、テレビの生放送中に目の前に居る竹中平蔵氏に対して東京地検への告発を亀井静香氏が宣言したところ竹中氏の目が宙を泳いだ。当時は戦後最大の疑獄事件に発展すると言われた『かんぽの宿問題』が毎日のニュースの大きなウエイトを占めていた頃です。
連日の嵐のような小沢バッシング報道で戦後最大の疑獄事件の話は消えてなくなり、逮捕が近いのではないかと言われた人々は逮捕されずに済んだ。それどころか何故か現政権の指南役としと“復活”しているという奇妙な現象が起きている。どんな“力”が動いているのだろうか。