┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~<本日の岩上安身によるインタビュー>帝国主義と民主主義は両立しない! 大統領候補ロバート・ケネディJr.は、軍事帝国としての米国を終わらせる!? 米中覇権争いの枠に留まらない「世界的構造変動」が始まりつつある!~本日午前11時から、岩上安身によるジャーナリスト・高野孟氏インタビューを生配信します!
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┠■7月に入り、IWJの今期第13期も残り1ヶ月を切りました! 暫定値で、6月は30日までの30日間で、126件、213万8000円のご寄付をいただきました。ありがとうございます! これは、月間目標額390万円の約55%にあたります。7月こそは少なくとも月間目標額390万円を達成したいと思います! また累積の不足額を少しでも減らしたいと願っています! ちなみに8月から5月まで10ヶ月間の累積の不足額は、1868万2900円となりました! 緊急のご支援・ご寄付・カンパを、どうぞよろしくお願いいたします!!
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┠■【中継番組表】
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┠■【本日のニュースの3連撃!】
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┠■【第1弾!『日本経済新聞』、6月30日】2022年の合計特殊出生率、2005年と並び、1.26で過去最低! 西日本では2005年より高く、東日本では低くなる「西高東低」傾向が明確に!
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┠■【第2弾!『東京新聞』、7月2日】厚労省が発表した合計特殊出生率で、統計上の大問題が明らかに!「過去最低」1.26、実態はもっと低かった!!
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┠■【第3弾!『ワシントン・ポスト』、6月30日】米CIAのバーンズ長官が6月にウクライナを極秘訪問、ウクライナ当局者から「年末までにロシアから領土の大部分を奪還し、クリミアとの境界線近くに大砲とミサイルシステムを配備した上で、さらに東に進軍し、モスクワとの停戦交渉を開始する」計画を聞かされる!!
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┠■背後に「暴力団」が関与し、凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し! ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めたイエール大学助教授・成田悠輔氏の発言は同根の大問題!~6月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、4月11日収録の「岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!
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┠■【スタッフ募集・事務ハドル班】事務ハドル班は、岩上安身によるインタビューのアポ取りとスケジューリング、各種リサーチ、公共コンテンツの取材のためのアポ取りや、中継スタッフやテキストスタッフと連携して、IWJの活動予定を組み立て、指示を出す、重要な役割を担っています。翌日以降の中継・配信予定と、撮影後に記事化された動画の情報を整理し、翌日の日刊IWJガイドの番組表へ反映する、IWJコンテンツ構成の要となる部署です。
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┠■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】記者として日刊IWJガイドや記事の執筆、エディターとして編集業務を行っていただける方を募集します。特に深夜業務での校正作業を厭わない方は、優遇し、最優先で募集します! 深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給はスタート時は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。『サビ残』は一切ありません!
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■はじめに~<本日の岩上安身によるインタビュー>帝国主義と民主主義は両立しない! 大統領候補ロバート・ケネディJr.は、軍事帝国としての米国を終わらせる!? 米中覇権争いの枠に留まらない「世界的構造変動」が始まりつつある!~本日午前11時から、岩上安身によるジャーナリスト・高野孟氏インタビューを生配信します!
おはようございます。IWJ編集部です。
岩上安身は、本日午前11時から、ジャーナリストの高野孟(たかの はじめ)氏にインタビューを行います。インタビューは公共性に鑑み、全編生配信します。
高野氏は、現在、情報誌『インサイダー』の編集長であり、「まぐまぐ」でメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』を発行しています。
※INSIDER
http://www.smn.co.jp/insider/index.html
※高野孟のTHE JOURNAL(まぐまぐ)
https://www.mag2.com/m/0001353170
5月15日付け『インサイダー』および16日付け『高野孟のTHE JOURNAL』では、4月19日に米大統領戦の民主党予備選への出馬を表明したロバート・ケネディJr.氏を取り上げ、出馬宣言の中で「大統領になったら、800もある海外米軍基地を閉鎖して部隊を帰国させ、帝国解体の作業を始める」と公約したことなどを紹介しています。
※“ケネディ一族の呪い”は解けるか?米大統領予備選に出馬するJFK甥の「公約」(MAG2NEWS『高野孟のTHE JOURNAL』より抜粋、2023年5月16日)
https://www.mag2.com/p/news/575928
高野氏はこの記事の中で、「本誌としては、早々とケネディJr支持を表明し、米国の有権者のみならず日本と世界の反戦・平和愛好勢力が彼を押し上げて、海外の全米軍基地からの撤退による帝国解体、その一環としてのウクライナ戦争即時停戦という大胆な政策を実行させるべく力を結集することを呼びかけたい」と表明しました。
高野氏が『滅びゆくアメリカ帝国』(にんげん出版、2006年)の中で、米国の帝国主義の「残骸を早く片付けることが世界の平安のためである」という主張や、『インサイダー』でウクライナ戦争について「とりあえず停戦」と論じてきたことと、ケネディJr.氏のとらえかたは「ほとんど瓜二つ」だと評しています。
ロバート・ケネディJr.氏の出馬演説については、IWJも報じていますので、ぜひ以下の記事もあわせて御覧ください。
※【IWJ号外】ワクチン懐疑派として知られる米民主党のロバート・ケネディ・ジュニア氏が、米大統領選に出馬を表明! 軍産とバイデン政権の癒着を批判、ウクライナへの関与は「米国の国益にならない」! 2023.4.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515627
※【IWJ号外】ロバート・ケネディ・ジュニア氏が大統領予備選立候補発表後に行った、歴史的なボストン・スピーチをIWJが全文仮訳!(第1回)米国最良の精神は、アメリカ独立戦争の精神だった! 2023.5.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/516183
※【IWJ号外】ロバート・ケネディ・ジュニア氏が大統領予備選立候補発表後に行った、歴史的なボストン・スピーチをIWJが全文仮訳!(第2回)企業権力と国家権力の癒着が「分断」を生む! 2023.6.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/516354
※【IWJ号外】ロバート・ケネディ・ジュニア氏が大統領予備選立候補発表後に行った、歴史的なボストン・スピーチをIWJが全文仮訳!(第3回)父のエピソードから、米国民に真実を伝えようとする! 2023.6.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/516665
また、高野氏は、今年2月16日に衆議院第一議員会館で行なわれた、「戦争をさせない1000人委員会」および「立憲フォーラム」主催の院内集会「『台湾有事切迫』論の嘘に惑わされるな」で講演を行い、「台湾有事切迫論」がにわかに浮上してきたのは、米軍人の「予算欲しさの戯れ言」だと批判しました。
高野氏は、フィリップ・デビッドソン前インド太平洋軍司令官が退任前に米上院の軍事委員会公聴会で、予算獲得のための長時間に及ぶ報告と質疑応答の中で、中国の台湾への軍事侵攻について、「この10年以内、実際には、今後6年のうちに、その脅威が現実のものとなると私は思う」と言ったことだけが一人歩きして、新聞沙汰になっていると述べ、「国際政治ということについて何も知らない軍人にありがちな、かなり重症の『政治音痴』ということがまず前提としてある」と批判しています。
この高野氏の講演は、IWJが生配信し、記事としてサイトにアップしています。
※高野孟氏「『台湾有事は日本有事だから防衛費倍増』という『嘘の連鎖』を断ち切ることが必要。岸田は安倍の背後霊に後ろから抱きつかれ、この路線から逃れられない」~2.16「台湾有事切迫」論の嘘に惑わされるな 2.16院内集会 ―講演:高野孟氏 2023.2.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514099
本日の岩上安身によるインタビューでは、米国の帝国主義やロバート・ケネディJr.氏の政策、ウクライナ問題や台湾有事などについて、高野氏にお話をうかがう予定です。
詳しくは、ぜひ本日のインタビューをご視聴ください。
仮に、その日の都合で観られなくても、会員になっていただければ、一般会員なら2ヶ月以内、見逃し配信を自由な時間に観られますし、サポート会員ならば、いつまでも、いつでも好きな時にコンテンツを無期限で視聴できます!
※会員のご登録はこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
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【IWJ_YouTube Live】11:00~
岩上安身による ジャーナリスト 高野孟氏インタビュー
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
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■7月に入り、IWJの今期第13期も残り1ヶ月を切りました! 暫定値で、6月は30日までの30日間で、126件、213万8000円のご寄付をいただきました。ありがとうございます! これは、月間目標額390万円の約55%にあたります。7月こそは少なくとも月間目標額390万円を達成したいと思います! また累積の不足額を少しでも減らしたいと願っています! ちなみに8月から5月まで10ヶ月間の累積の不足額は、1868万2900円となりました! 緊急のご支援・ご寄付・カンパを、どうぞよろしくお願いいたします!!
おはようございます。IWJ編集部です。
いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
7月に入り、昨年8月1日から始まったIWJの第13期も、いよいよ最後の1ヶ月となりました。
厳しい経済状況の中、ご寄付をお寄せくださっている皆さま、誠にありがとうございます!
6月は暫定値ですが、30日までの30日間で、126件、213万8000円のご寄付をいただきました。ありがとうございます! これは、月間目標額390万円の約55%にあたります。
6月の確定値が決まり次第、ご報告いたします。
ぜひ、皆さま、今月7月こそは、まずは月間目標額を達成できますよう、どうぞ緊急のご支援をお願いいたします!
また、今期第13期5月末までの累積の不足額は、1868万2900円となりました。この累積の不足額を少しでも削れるように、引き続き、どうぞご支援をお願いします!
また、現状の会員数をお知らせします。
5月末時点での会員総数は2648人(前年同日比:1113人減)でした。会員の方々の会費と、ご寄付が、IWJの運営の二本柱です。ご寄付も、連日お伝えしているように、目標額を下回っていますが、会員数も会費も減少しています。
経営は本当に赤字が連続し、厳しい運営状況が続いています。
どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、独立系メディアの意義と、米国に忖度する日本政府、大手主要メディアの「情報操作」の恐ろしさについて、広めてください。
IWJの内部留保も底を尽き、キャッシュフローが不足したため、私、岩上安身が、個人的な私財から、IWJにつなぎ融資をいたしました。
私がこれまでにIWJに貸し付けて、まだ未返済の残高は約600万円。これにつなぎ融資1000万円と合計すると、IWJへの私の貸し付け残高は約1600万円にのぼります。近いうちに、また私がIWJにつなぎ融資をしなければならない見込みですが、本当に貯金が底を尽きます。
私の貯えなどたかがしれていますから、この先も同様の危機が続けば、私個人の貯えが尽きた時、その時点でIWJは倒れてしまいます。
皆さまにおかれましても、コロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価上昇に悩まされていることとお察しいたします。
しかし、会費も減少し、ご寄付までもが急減してしまうと、たちまちIWJは活動していけなくなってしまいます。
ウクライナ紛争に続き、「台湾有事」を口実とする米国の「代理戦争」が、東アジアで画策されている今、私、岩上安身とIWJは、破滅的な戦争を回避すべく、また、ウクライナ紛争報道で明らかになった、偏向マスメディアの不誠実な「情報操作」に代わるべく、少しでも正確な情報を皆さまにお届けできるよう走り続けたいと存じます。
その結果として、日本が戦争突入という悲劇に見舞われないように、無謀な戦争を断固阻止するために、今後も全力で頑張ってゆきたいと思います。
日本は、米国への依存から脱却をはかり、独立した主権国家として立つべきです。同時に、エネルギーと食料の自給ができず、資源をもつ他の国々からの海上輸送に頼らなければならない、孤立した「島国」であるという「宿命」を決して忘れず、国外にそもそも「敵」を作らない、多極的な外交姿勢をめざすべきではないでしょうか?
皆さまにはぜひ、マスメディアが真実を伝えない、こうした問題について、IWJが追及を続けてゆくために、どうか、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。
下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。
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ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!
また、無料で日刊IWJガイド非会員版を読み、ハイライト動画を御覧になっている無料サポーターの皆さまにおかれましては、有料の一般会員登録をぜひともお願いいたします。
また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です。
※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
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※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。
みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ
IWJホームページからも、お振り込みいただけます。
※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!
岩上安身
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◆中継番組表◆
**2023.7.3 Mon.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ_YouTube Live】11:00~岩上安身によるジャーナリスト 高野孟氏インタビュー
視聴URL(フルオープン):https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
岩上安身による高野孟氏インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた高野孟氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e9%ab%98%e9%87%8e%e5%ad%9f
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◆中継番組表◆
**2023.7.4 Tue.**
調整中
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~本日アップした記事はこちら~
「ウクライナ紛争というのは、本当に、米国覇権の終わりの始まり、その通りだと思います」~岩上安身によるインタビュー第1124回 ゲスト 元外務省国際情報局長・孫崎享氏 2023.6.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/516860
【601号-604号】岩上安身のIWJ特報!背後に「暴力団」が関与し凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し!ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めた成田悠輔氏の発言は同根の大問題!岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏インタビュー(その3)2023.7.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/516869
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■【本日のニュースの3連撃!】
■【第1弾!『日本経済新聞』、6月30日】2022年の合計特殊出生率、2005年と並び、1.26で過去最低! 西日本では2005年より高く、東日本では低くなる「西高東低」傾向が明確に!
6月30日付け『日本経済新聞』は、厚生労働省が発表した人口動態統計にもとづき、「1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率は2022年に1.26と、05年に並んで過去最低だった」と報じました。
この記事によると、日本全体では「7年連続の低下」ですが、2005年に比べると、徳島県など西日本を中心に、27都府県で上昇している一方、東日本では、東京都、山梨県などを除き、低下しているとのことです。
上昇率が最も高かった徳島県では、「出産後の円滑な復職を後押しするため、産前・産後の負担軽減に取り組む」とのことで、この『日本経済新聞』の記事は「出産後も働き続ける女性が増えたこともあり、徳島県の20年の女性管理職比率は19.6%と05年より5.5ポイント上昇。全国平均の15.7%を超えてトップだった」と報じています。
※出生率「西高東低」が鮮明に 徳島・宮崎が健闘(日本経済新聞、2023年6月30日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC159CH0V10C23A6000000/
★この『日本経済新聞』の記事は、女性の社会進出と出生率の観点で統計を分析し、働きながら子育てしやすい制度を整えている自治体や、そうした環境を整えている企業が多い地域ほど、出生率が上昇していると結論づけていますが、具体例としてあげているのは、出生率が上昇した徳島県、宮崎県、鳥取県の取り組みと、低下した秋田県の「進学や就職で県外に出た女性がなかなか戻って来ない」という、県職員のコメントだけです。
これだけで、「西高東低」の理由とするのは、乱暴すぎると思いますが、それでも「働きながら子育てしやすい環境」が、出生率上昇のひとつの大きな要因であることは間違いありません。
6月に発行した「まぐまぐ」のメルマガ『岩上安身のIWJ特報!』では、4月11日に収録した「岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏インタビュー」の第4回から抜粋して、テキスト化し、詳しい注釈をつけて配信しました。
岩上安身は、このインタビューの中で、高齢者をターゲットにした特殊詐欺事件の背景として、少子高齢化問題を先送りにしてきたツケだと指摘。急激なインフレが進んで医療が崩壊し、平均寿命が年金の支給開始年齢前にまで下がった、旧ソ連崩壊後のロシア取材の経験をもとに、「インフレさえ起こせば、人を殺さなくても老人は死んでいってしまう。そうすると、年金債務なんて縮小していってしまう。だから、少子化対策を行わず、インフレを起こそうとするのは、政策的にもすごく危ない」と訴えています。
さらにこのインタビューの終盤では、2019年の社会保障制度に関するシンポジウムで、今、大人気の論客である、イエール大学助教授の成田悠輔氏が、社会保障制度の「改善」策として、「高齢者は集団切腹、集団自決すべき」と発言したことや、同席した医師免許を持つ自民党の古川俊治参院議員が、「法的に自殺は罪ではない」と「集団自決」を肯定し、「楽に死ねる方法なら麻酔」と、具体的手段にまで言及したことを紹介しています。
古川議員はこの時、「超高齢者や認知症患者・日常生活動作の衰えのある人々や、透析患者に健康保険を適用し続けるのか」と、高齢者等弱者への保険適用停止の可能性までも示唆しています。
詳しくは、ぜひ下後段の『岩上安身のIWJ特報!』のお知らせを御覧ください。(IWJ)
■【第2弾!『東京新聞』、7月2日】厚労省が発表した合計特殊出生率で、統計上の大問題が明らかに!「過去最低」1.26、実態はもっと低かった!!
厚労省が人口動態統計にもとづいて発表している合計特殊出生率について、通常では考えられない統計の手法が取られていたことを、7月2日付けの『東京新聞』が報じました。
合計特殊出生率とは、15歳から49歳までの女性が産んだ子どもの出生数を、15歳から49歳までの日本人女性の人口で割った数値で、国際比較にも使われる、人口推計や少子化対策で重要な指標です。
ところが、この『東京新聞』の記事によると、「両親のどちらかが日本人なら子は日本国籍を得るため、日本人の父と外国人の母の間に産まれた子は『日本における日本人』として分子に入る」一方で、「その母を含めた外国人女性は分母に入らない」とのことです。
※合計特殊出生率 実態は公表値よりもっと低かった…専門家が「信じられない」統計手法とは(東京新聞、2023年7月2日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/260366
★これは、人口動態統計が「日本における日本人」のみを対象としているために起きた問題ですが、「日本国籍の子ども」を産んだ「外国籍の母親」を計算に入れれば、「過去最低」と発表された2022年の合計特殊出生率、1.26は、実際にはさらに低い数値になります。言いかえれば、1.26でさえ、実態よりは高い数値だったということです。
岸田文雄総理が掲げる「異次元の少子化対策」も重要ですが、その前に、国際比較に耐えうる正しい統計で、正確な実態を把握する必要があるのではないでしょうか。(IWJ)
※はじめに~子ども未来戦略方針を閣議決定したことを踏まえ岸田文雄総理が記者会見! これだけの少子化対策を実際に実行すれば、実効性が期待できるものの、20~25年前にこれだけの対策を行っていれば第三次ベビーブームが起きていたはず! なぜ半世紀もの間、与党・自民党と日本政府は、少子化問題に取り組もうとしなかったのか!? 不作為の極み! 少子化は人災である!(日刊IWJガイド、2023年6月14日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230614#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52394#idx-1
■【第3弾!『ワシントン・ポスト』、6月30日】米CIAのバーンズ長官が6月にウクライナを極秘訪問、ウクライナ当局者から「年末までにロシアから領土の大部分を奪還し、クリミアとの境界線近くに大砲とミサイルシステムを配備した上で、さらに東に進軍し、モスクワとの停戦交渉を開始する」計画を聞かされる!!
6月30日付け『ワシントン・ポスト』は、CIAのウィリアム・バーンズ長官が、6月にウクライナを極秘訪問した際、ウクライナ当局者から、年末までにロシアから領土の大部分を奪還し、クリミアとの境界線近くに大砲とミサイルシステムを配備した上で、さらに東に進軍し、モスクワとの停戦交渉を開始する計画を聞かされたと報じました。
この『ワシントン・ポスト』の記事は、「事情に詳しい匿名の米当局者」の話として、この情報を報じていますが、この見通しに対して、ウクライナ側から評価を求められたバーンズ長官は、コメントを拒否したとのことです。
また、『ワシントン・ポスト』によると、このバーンズ長官のウクライナ訪問は、ロシアでプリゴジン氏が反乱を起こす前に行われ、ゼレンスキー大統領やウクライナ情報当局のトップとも会談したとのことですが、記事は「米国情報機関は6月中旬にプリゴジン氏が何らかの武力攻撃を計画していることを察知していたが、ゼレンスキー氏らとの会談では、こうした調査結果については議論されなかった、と米当局者は述べた」と報じています。
※CIA director, on secret trip to Ukraine, hears plan for war’s endgame(The Washington Post、2023年6月30日)
https://www.washingtonpost.com/national-security/2023/06/30/cia-director-burns-ukraine-counteroffensive/
★6月27日のこの日刊IWJガイドの【ニュースの連撃】でもお伝えしましたが、ウクライナは昨年3月にイスタンブールで行われたロシアとの停戦交渉で、代表団が和解の草案に署名までしながら、ロシアが交渉内容に従ってキエフ(キーウ)から撤退すると、交渉を破棄しました。
ウクライナはその後、プーチン大統領との交渉を禁止する法律まで施行しています。
この『ワシントン・ポスト』の記事によって、ウクライナが「38度線」を引き、モスクワの喉元に近い至近距離でミサイルを構えて、差し違える態勢を作るまで、戦争をやめない、ということがわかったといえるのではないでしょうか。
この『ワシントン・ポスト』の記事も報じていますが、ウクライナ軍による「反転攻勢」は、ロシア軍の地雷原や要塞化された塹壕に阻まれ、西側諸国からの軍事支援にもかかわらず、成功していません。
ゼレンスキー大統領も反撃が「期待よりも遅れている」と認めており、多数の死者を出し、レオパルト2戦車、ブラッドレー戦闘車両などが破壊されたことも報じられています。
昨日のこの日刊IWJガイドの【ニュースの連撃】でもお伝えしたように、「消耗戦に絶望感を増したウクライナが、ザポリージャ原発に『偽旗』攻撃を仕掛け、ロシアのせいにして、NATOとの全面戦争(第三次世界大戦)に発展する」というシナリオさえ、現実味をおびてきます。(IWJ)
※【第3弾『RIAノーボスチ』、17日】日本でまったく報じられていない事実! 昨年4月のロシア軍のキエフ撤退は、ウクライナとの停戦協議にもとづくもの! ウクライナは署名しながら合意を破棄!! プーチン大統領が17日、アフリカ代表団を前に、文書を掲げて「停戦交渉を拒否しているのはウクライナだ」と訴え!(日刊IWJガイド、2023年6月27日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230627#idx-7
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52455#idx-7
※【第2弾!『デイリー・リコニング』、6月27日】元米諜報機関顧問の経済学者、ジェームズ・リッカーズ氏が、ウクライナによるザポリージャ原発「偽旗」攻撃の可能性を予告!! ノルドストリーム、カホフカ・ダム破壊の「合理的な第一容疑者」であるウクライナが、自国を核汚染させる可能性はあると指摘し、「第三次世界大戦・核戦争への入口」と警告!!(日刊IWJガイド、2023年7月2日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230702#idx-6
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52473#idx-6
■背後に「暴力団」が関与し、凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し! ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めたイエール大学助教授・成田悠輔氏の発言は同根の大問題!~6月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、4月11日収録の「岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!
IWJではメルマガサイト『まぐまぐ』で、『岩上安身によるインタビュー』をテキスト化し、詳細な注釈をつけて『岩上安身のIWJ特報!』として、毎月発行しています。
6月は5月に引き続き、「岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏インタビュー」の全4回から、今年4月6日と11日に行なったインタビューから抜粋してテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました!
全4回の連続インタビューの締め括りとなった、4月11日の、最終インタビューでは、高齢者に対する犯罪を助長させるような「老人ヘイト」の空気が、いつから、どのように日本の社会に醸成されてきたのかを考察しました。
特殊詐欺が巨大化していく背景には「生産性の低い者は必要ない」という新自由主義的、優生思想的な考え方があり、それが先鋭化すると命の選別につながって「老人殺し」を正当化するのではないか、と岩上安身は投げかけました。
2010年に出版された『「若者奴隷」時代』という漫画は、「高齢者が若者を搾取している」とし、若者が苦しい現状から逃れるためには「ジジババを殺らなきゃ」と高齢者へのヘイトをストレートに煽っています。
岩上安身は、「老人ヘイトとか、『殺る』という表現。僕が見た限り、ここ(2010年)からスタートかなと思った」と指摘しました。
田崎氏は、その危機感が13年たって現実のものになったと応じ、「おそらく、特殊詐欺の指示役が、応募してきた人間たちに、こういう話をしてるんだろう。俺たち貧しいじゃん、と。働いても働いても、全然、いい思いしてない。でも、70代、80代の人たちはバブル景気を経験し、いい思いしてるよね、と。年金も、ちゃんともらって。俺たちなんかもらえないんだよ、みたいな言説の中に絡めとっていって、これから行う犯罪の罪の意識を軽減化していく」と述べました。
その後、優生思想的な言動の例として、元アナウンサーの長谷川豊氏の「人工透析患者は『殺せ』」という主張、2人の医師によるALS患者嘱託殺人事件、精神障害者や身体障害者に対する強制的な安楽死政策であるナチスのT4作戦、「高齢者は集団切腹、集団自決すべき」としたイエール大学助教授の成田悠輔氏の、決してメタファーではない、確信犯的発言などを取り上げました。
岩上安身は、ソ連崩壊から民主ロシア誕生の時期に体験した、凄まじいハイパーインフレに触れて、「戦時でもないのに平均寿命がどんどん下がっていって、男性の平均寿命が58歳に。60歳からの年金受給前に死んでしまう。すると(国は年金を払わなくて済むので)、国の年金債務は縮小される。まったく銃弾が飛び交いあわないんだけど、戦場状態になることが可能なのはハイパーインフレ。たとえば20万円の年金もらってる人が、ラーメン1杯200万円という時代が来た時に、生きていけないじゃないですか。で、静かに死ぬんですよ」と振り返りました。
田崎氏は、「『敵なき敗戦』が起きるんじゃないかなって気がしますね。(国はそういう政策をやって)リセットしたいと思ってるんじゃないか」と顔を曇らせました。
終盤で田崎氏は、高齢者が最後まで豊かに死を迎えることができる社会を、どうやって築いていこうかという英知の積み上げが今の社会であり、それを高めていかなくてはいけないと語り、「だから、多くの人たちにとって生きやすい社会へと変えていかなければならない。それは一人ひとりを孤立させない社会だ」と力を込めました。
以下、6月発行の『岩上安身のIWJ特報』の目次です。IWJ会員ではない方も、ぜひご購読ください。
(第605号の目次)
◆被害者の9割が60代以上! 加害者の7割は10~30代! 若年層の貧困化が凄まじく、普通のお年寄りが金持ちに見える。「だから、取ってもいいだろ」と罪の意識も薄い!?
◆今日からできるトクサギ対策! 電話は常に留守電に、親族間の連絡を密にして、タンス預金はしない。ダミーの防犯カメラは逆効果。もし被害に遭ったら泣き寝入りせず警察へ!
◆騙されて加害者になる若者たち! ネットを見て「お年寄りの家に物を取りに行く高収入バイト」に応募した14歳の中学生、詐欺未遂で逮捕!
◆6000億円を超える被害総額にもかかわらず、特殊詐欺を焦点化した法改正と厳罰化が行われない不思議!?
(第606号の目次)
◆高齢者差別思想の蔓延と特殊詐欺の拡大化との相関関係! スタートは2010年の老人ヘイト漫画『「若者奴隷」時代』まで遡る!
◆日本の少子化問題を真剣に議論せず、先送りしてきたツケ!?「自分たちは奪われ続ける」と思い込んだ若者世代は怨嗟の眼差しを高齢者へ向ける!
(第607号の目次)
◆人工透析患者「殺せ」発言の長谷川豊・元フジテレビ・アナウンサーを公認候補にした日本維新の会! 当時の松井一郎代表はALS患者嘱託殺人事件に便乗、「国会で尊厳死の法整備の議論を」と発言!
◆「高齢者は集団自決すればいい」と社会保障制度に関するシンポジウムで発言したイエール大学助教授の成田悠輔氏!「比喩の話」と擁護したひろゆき氏は、明らかに事実誤認!
(第608号の目次)
◆成田悠輔氏が問題発言をしたシンポジウムに、同席していた医師免許を持つ自民党の古川俊治参院議員が、成田氏を擁護、「法的に自殺は罪ではない」「楽に死ねる方法なら麻酔」と「老人殺し」の具体的手段にまで言及していた!
◆少子化を50年放置した国家。財政破綻を避けるために「リセット」を考えている? ハイパーインフレになれば、お金のない人は抵抗もできず静かに死んでいく!
◆個々人が思う豊かなありようで死を迎えられるのが「生きやすい社会」。それをどう築くのかが課題なのに、日本社会は「弱者切り捨てマインド」に満ちている!
◆少子高齢化対策を考えるならば、「まず安楽死ですよね」と言いきる自民党の国会議員は、20年以上前からいた! ずっと背景にあった隠れた棄民思想が、今、顕在化してきた!?
『岩上安身のIWJ特報!』は、まぐまぐ大賞2022のジャーナリズム部門で1位になりました!
まぐまぐ大賞2022は、2022年にもっとも輝いたメルマガを読者投票とまぐまぐ審査で選出するものです。
『岩上安身のIWJ特報!』は、2021年の「まぐまぐ大賞2021」のジャーナリズム部門でも第2位に選ばれており、昨年ついに1位を獲得しました。
※まぐまぐ大賞2022部門別賞
https://www.mag2.com/events/mag2year/2022/list.html?cid=journalism&aid=77
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https://www.mag2.com/m/0001334810
岩上安身による田崎基氏インタビュー全4回の動画は、以下のURLから御覧ください。
※「今の特殊詐欺グループは、自転車の車輪がいくつも存在していて、そのハブのスポークが、また別の車輪のハブになっているみたいな円環構造」~岩上安身によるインタビュー第1111回 ゲスト 神奈川新聞報道部デスク・田崎基氏 第1回 2023.3.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514596
※背後に「暴力団」が関与し凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し! ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めた成田悠輔氏の発言は同根の大問題! 岩上安身によるインタビュー第1112回 ゲスト『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏 第2回 2023.3.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514705
※「1日1億円、年間360億円以上の被害」「グルグルグルグル、反社会的な構造の中で、お金と人が回り続けている」~岩上安身によるインタビュー第1117回 ゲスト 神奈川新聞報道部デスク・田崎基氏 第3回 2023.4.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515232
※「特殊詐欺の背景と経緯、それを盤石とさせている者の言説が浮かび上がった」! ~岩上安身によるインタビュー第1119回 ゲスト 神奈川新聞報道部デスク・田崎基氏 第4回 2023.4.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515394
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IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵)
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