┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~本日から9月! しかしながら8月のご寄付・カンパは暫定月額目標額の65%にとどまり、大ピンチに! 経済的危機に直面するIWJに、どうか緊急のご支援をよろしくお願いいたします!
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┠■岩上安身からの、ご支援要請のメールに対して、ご寄付者様からメッセージをいただきました! ここに感謝を込めて紹介させていただきます! 岩上安身が直接、感謝をこめて、ひとつひとつのメッセージにお返事させていただきました!
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┠■【中継番組表】
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┠■本日9月1日で関東大震災から98年。午前11時より「関東大震災98周年 朝鮮人犠牲者追悼式典」をIWJがYouTube Liveで公式生中継いたします。公共性に鑑み、フルオープンで配信します。
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┠■米軍がアフガニスタン撤退完了! 米国防衛産業はアフガニスタン駐留の20年間に株式の価値を10倍に上げている!
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┠■<IWJ取材報告 1>「米国は国益にならないと判断すれば、支援対象国を切り捨てる」とIWJ記者が指摘! 枝野代表は「日米同盟を基軸とする以外の日本の外交姿勢にはリアリティーがない」と断言!~8.31立憲民主党・枝野幸男代表記者会見
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┠■<本日のタイムリー再配信>本日午後8時より「柳澤協二氏、半田滋氏らが、米中武力衝突の危機と日米安保重視の日本の安全保障政策のリスクを訴え!~3.26 ND政策提言発表オンラインシンポジウム『抑止一辺倒を越えて―時代の転換点における日本の安全保障戦略』」を再配信します!
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┠■東京都の自宅療養者・入院・療養等調整中の患者は3万人に迫る! 第5波に死者少ないのはワクチン効果と入院治療効果! この2つの効果が成立するのは、医療スタッフと病床がセットで整っているときだけ!
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┠■自民党の嫌中極右層にアピールするためか!? 岸田氏の「二階外し」に対抗して、菅総理も自分を担いできた「二階外し」!? 臨時国会も開かず、 国民不在の党内勢力争いに有権者はうんざり! ところが31日、菅総理が「衆院9月中旬解散」で腹をくくった!?
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■はじめに~本日から9月! しかしながら8月のご寄付・カンパは暫定月額目標額の65%にとどまり、大ピンチに! 経済的危機に直面するIWJに、どうか緊急のご支援をよろしくお願いいたします!
おはようございます。IWJ編集部です。
いつも皆さまにご支援をいただいているおかげで、IWJは活動を続けられています。スタッフ一同、皆さまのご支援に感謝しております。
第11期末の皆さまの温かいご支援によって、IWJは、なんとか2021年8月1日に第12期を迎えることができました。
しかしながら、第12期の最初の月であった8月は、日本全国にデルタ株の蔓延が広がり、東京都などはずっと緊急事態宣言下のまま一夏を過ごしてまいりました。先の見えないコロナ禍とコロナにともなう経済的危機のなかで、IWJも皆さまからのご寄付・カンパも目標額を大きく下回ってしまいました。
第12期にスタートにあたって、岩上安身は今期も1年間、無報酬で働くことを決めています。
近いうちに今期の支出の見直し、予算規模を立てますが、暫定的、仮に、今期も前期の後半と同様の予算規模だとすると、ご寄付・カンパの月額の目標額は450万円となります。
そして、8月1日から30日までの31日間にお寄せいただいたご寄付・カンパは、331件、293万2304円となりました。これは、上記の暫定の目標額である450万円の65%にあたり、156万7696円の不足となります。
昨日、サポート会員・一般会員の皆さまにお一人平均1000円のご支援をお願いするにあたり、岩上安身自身がなんとか捻出した100万円を出すことをお伝えしましたが、それを合わせても、まだ56万7696円足りません。
こうなると岩上安身にさらなる借り入れをせざるをえないのですが、IWJは前期において993万5000円借りており、岩上に返済できておりません。今回の100万円とあわせて1093万円。IWJは岩上安身から借り入れることになります。岩上は無報酬が続いていて貯金を崩しながら、生活しており、これ以上は苦しい状況です。
8月に間に合わなくても、9月に入って今週いっぱいにご支援をいただくのであっても大変助かります。9月10日に支払いがあり、そのキャッシュフローが必要なのです。どうか引き続き、緊急のご支援をお願い申し上げます。
綱渡りのような経営・運営で、ご心配ばかりかけ、申し訳ありませんが、今月も、なにとぞIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます。突然のコロナ禍でふり回され、IWJも事前に立てていた予測通りの運営ができていないこと、ご理解いただければと思います。
IWJは前期の第11期に、まったく出口の見えないコロナ禍とコロナに伴う経済的危機の影響により、残念なことですが、会員数が大幅に減少してしまいました。
会費とご寄付・カンパがIWJを支える収入の2本柱ですので、会員の減少は即、会費の減少につながり、ご寄付への依存度が上がってしまうことになります。
同じように皆さまもそれぞれ、コロナ禍で厳しい状況に直面されていることと拝察いたします。こうした状況で皆さまにご寄付・カンパのお願いを繰り返しお願いすることは、心苦しいことではあります。
しかし、特定のスポンサーをもたないことで、縛られず、何者にも忖度せずに、真実をお伝えしてゆくのが、独立メディアであるIWJの存在意義です。
そのためには、市民の皆さまに、ご支援をお願いしています。
非会員の方はまず、一般会員になっていただき、さらに一般会員の皆さまには、サポート会員になっていただけるよう、ぜひご検討いただきたいと存じます。
その会費と、月々、皆さまからお寄せいただく、ご寄付・カンパによって支えられてはじめて、市民の皆さまのためのメディアとして活動を継続していくことが可能となります。
今後も、市民の皆さまからのご支援がIWJの存続と活動には欠かせません。
長引くコロナ禍とそれに伴う不況に、まだ出口は見えません。IWJの苦境も、間違いなく第12期も続くでしょう。
しかし今秋には衆議院選挙を控えており、その際には、報道と言論の力によって日本を変え、破滅への道からまぬがれることはできるはずだと我々は信じています。またそうならなければ、日本は本当に滅んでしまいます。
現在与党政府は、このコロナ禍のただ中にもかかわらず、米国の盾となるべく、日本列島中に、ミサイルを配備する用意をしてその結果、米軍に向かうべき中国のミサイルを日本列島内で「吸収」させるという「破滅的計画」の準備を推し進めています。
改憲による緊急事態条項の導入も、実現すれば、ナチスと変わらない独裁内閣が実現し、どんな無茶な国民への「命令」であろうと、法律と同じ効力をもつ「政令」として出せるようになります。
言うまでもなく、これは米国の言いなりの従属国としての戦時ファシズムの確立のためです。そしてこれが「安倍談話」において提唱された「積極的平和主義」という怪しい理想の具体化なのです。
しかし、米国がアフガニスタンで20年も侵略戦争を行い、あげく樹立した親米傀儡政権を無責任に見捨てて米軍が撤退すると、タリバンは、首都カブールに無血入城。タリバンには中国が後ろ盾となって、国の再建、投資、テロリストの取り締まりを行うことまで、事前に約束をかわしていました。
呆れるのは他国を侵略し、利用するだけ利用して、コストが見あわないとか、米軍兵士の犠牲が多いなどと判断した時の、米軍・米国の薄情さ、逃げ足の速さです。
こんな米軍が自分たちをいざという時に守ってくれるのだなどと信じている方が、さすがにどうかしていると言わざるをえません。彼らは、いざという時には守ってくれず、逃げ出す連中なのだ、ということが誰の目にも明らかになったはずです。
誰の目にも、と書きましたが、我が日本では、まだ多くの人が目を覚ましていません。まだまだ国民の多くは、目を覚まさず、「日米安保」という「御神体」を拝んで、「日米安保基軸」とマントラを唱え続けているのが現状です。こうした日米安保カルトの洗脳が解けるには、まだ時間がかかるかもしれません。
今年の衆議院選挙は、与党を中心とした属米改憲勢力を落選させ、最低限、衆議院の議席の3分の2以下にまで減らして、改憲発議ができないようにしなければいけません。そうでないと、改憲による緊急事態条項導入が即座に現実のものとなってしまいます。
即ち、今年秋の総選挙は、日本という国、1億2000万の国民や、北海道から沖縄までの国土が、米軍に利用されてしまうかどうか、そして民主主義と国民主権と平和と日本国憲法を守れるかどうかがかかった、最後の、重要な選挙となるかもしれないのです。
属米改憲勢力が大勝するようなことがあれば、報道の自由も言論の自由もなくなり、IWJの存続も不可能になると思います。
一部の野党だけでなく、多くのメディアが既に権力に屈していることは、自らスポンサーとなった東京五輪を巡る報道や、民放連が自主規制なしに改憲CMを受け入れると開き直っている姿勢を観れば一目瞭然です。
マスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであり、それが我々IWJの使命であると考えています。
決して負けられないこの戦いに、IWJとともに、ぜひ皆さまにも一緒に参戦していただきたいと思います。前線には我々が立ち、売国的な権力に挑みます。皆さまにはぜひ、後方支援となる会員登録とご寄付・カンパをどうぞよろしくお願いしたく存じます。
12年目となるIWJへ、皆さまからの温かいご支援を、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
8月最終日となった昨日、岩上安身より皆さまへ直接ご支援のお願いのメールを送らせていただきました。
ここにあらためて、岩上安身からのメッセージを再掲させていただきます。
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IWJ代表の岩上安身です。会員の皆様と非会員、サポーターの皆様へ、大事なお知らせとお願いがあります。
お元気でお過ごしでしょうか?
月日が経つのはあっという間で、8月も本日が最終日です。もうすぐ夏も終わりのようです。
季節が変わると、暑さが嘘のように遠のいていくように、このコロナ禍も、まぼろしのように消えてくれないものかと思いますが、そうはいかず。
私は先日、2回目のワクチン接種を終えましたが、発熱、痛みなどの副反応に悩まされ、自宅で安静にしています。5日目となる今日も倦怠感が残っています。
副反応は人それぞれのようですが、2回目は多くの方々がつらい思いをされているようです。くれぐれも無理をせず、安静にされ、動き出すことで悪化することのないよう、お大事になさってください。
本日は、伏していた床から起き上がって、このメールを書き始めています。
デルタ株中心の第5波に至っては、日本政府のコロナ対策の甘さにつけ込むように、爪を深く食い込ませており、政権が変わり、コロナ対策の方針が根本的に転換されない限り、この爪を抜き去ることはできないように思います。
まずは、改めて平素よりIWJの活動をご支持、ご支援いただいていることに御礼申し上げたいと存じます。本当にありがとうございます。
第11期末の皆様の温かいご支援によって、IWJは、なんとか2021年8月1日に第12期を迎えることができました。
しかしながら、第12期の最初の月であるこの8月は、日本全国にデルタ株の蔓延が広がり、東京都などはずっと緊急事態宣言下のまま一夏を過ごしてまいりました。先の見えないコロナ禍とコロナにともなう経済的危機のなかで、IWJも皆様からのご寄付・カンパも目標額を大きく下回ってしまいました。
私の報酬は前期の後半に続き、今期も一年間、無報酬にすると決めております。支出の削減も、できる限りのことはすべてやってきました。
しかし、今月は月末の最終日である31日に至っても、ご寄付・カンパの月額目標額である450万円に、8月30日現在、319万8296円不足しております。キャッシュフローが足りず、このままだと今月を乗り越えることができません。キャッシュフローがショートしてきている分、まずは私が100万円を出します。明日以降、もっと私が費用を出すか、なんとかやりくりができるのかの瀬戸際です。
もしできるならば、サポート会員・一般会員の皆様に、お一人平均1000円お出しいただければ、300万円の不足は解消され、今月を乗り切ることができます。薄く、広く、ご支援をたまわればと存じます。
度々のお願いとなり、大変申し訳ないのですが、どうぞよろしくお願いいたします。31日のうちにご寄付・カンパを送っていただければ、一番ありがたいことですが、9月に入って今週いっぱいであっても大変助かります。
綱渡りのような経営・運営で、ご心配ばかりかけ、申し訳ありません。
改めて、皆様に、第12期も引き続きご支援いただけますよう、これを機会にぜひ会員のご登録をしていただけますよう、どうぞ、よろしくご検討をお願いいたします。
※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。よろしくおねがいします。(クレジットカードの場合は、上記URLからお入りください)
※みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ
どうぞ、今後とも何とぞご支援のほど、重ねてよろしくお願い申し上げます。
2021年8月31日
岩上安身 拝
草々
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■岩上安身からの、ご支援要請のメールに対して、ご寄付者様からメッセージをいただきました! ここに感謝を込めて紹介させていただきます! 岩上安身が直接、感謝をこめて、ひとつひとつのメッセージにお返事させていただきました!
昨日8月31日に、岩上安身から会員の皆さま、岩上安身及びIWJと関わりのあるすべての皆さまへ緊急のご支援のメールを送らせていただきましたところ、ご寄付者様から嬉しいメッセージをいただきました。ここに、感謝を込めてご紹介させていただきます。
今回から、メッセージひとつひとつに、岩上安身がご返信を書かせていただきます! ぜひ嬉しい励ましのメッセージ、あるいは、ご質問やご提案などにもお答えしますので、お寄せください! ただし、会員の方で、ご寄付者様からのメッセージのみとさせていただきます!
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先月末の岩上さんのメールに気がついておらず、その後のメルマガでのご報告で知りましたが、さらに入金が遅くなってしまい、すみませんでした。些少ですが寄付させていただきます。
苦しい中での皆様のご奮闘に心より敬意を抱き、感謝しております。どうかお身体をくれぐれもお大事になさってください。
今、日本は本当に大変な状況ですね。このような時代にIWJのようなメディアの存在は是非とも必要です。会員一人一人の力は微力でも、数がまとまれば大きな力になることが今回のことではっきりしたと思います。今後もこうした呼びかけは躊躇なくお願い致します。
私のようにボンヤリしていても、また忙しくて情報のチェックが遅れても、応援したい気持ちには変わりありませんので。(kantam 様)
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kantam様
ご返信、そして私の緊急の呼びかけに応じていただきまして、ありがとうございました。「会員一人一人の力は微力でも、数がまとまれば大きな力になることが今回のことではっきりしたと思います」というお言葉、そしてそれに続く「今後もこうした呼びかけは躊躇なくお願い致します」というお言葉に、本当に励まされました。
いつも、こうしたご支援のお願いをさせていただくたび、心苦しく、正直、胸を痛めておりました。真実を伝えていくことで生じる、我が身に生じるリスクは、引き受ける覚悟はあっても、多くの皆さまにご負担をかけ続けることに、これでよいのだろうかとずっと煩悶し続けておりました。あつかましいと我ながら確かに思ってもおりましたし、そういった最小限のミニマムなレベルにまでサイズダウンしてしまうかと、ずっと思い悩み続けてきました。
ですので、「呼びかけは躊躇なく」というお言葉に、本当に胸が熱くなり、涙があふれる思いです。ありがとうございます。皆さまに甘え過ぎないように、しかし、できるところまでは、現状に近いレベルの情報発信を続けるべく、今一度、頑張ろうと思った次第です。本当にありがとうございました。(岩上安身)
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広報ではなく報道を行う姿勢に共感してカンパをゆうちょから昨日送りました。(Ally 様)
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Ally 様
ありがとうございます。与党や政府の広報や、企業の広報は、いくらでも他メディアがやっておりますので、その二番煎じをするつもりはありません。加えて、野党の広報をするつもりも、我々にはありません。
本日の日刊に掲載しましたが、IWJからの質問に対する立憲民主党の枝野代表の回答は、大変、落胆させられるものでした。これでは日本の有権者には、選択肢がなくなったも同然ではないかと思わされます。
日本の野党第一党の代表の考えがこのようなものであることを明らかにするのは、ショッキングなことであり、見たくも聞きたくもない現実ですが、しかし現実は現実として受けとめ、皆さまにお伝えしなければなりません。幻想を期待する人々から背を向けられ、誰も読者も、視聴者もいなくなってしまうかもしれませんが、それでも、現実を、真実を伝えるのが真の報道であると思ってます。
枝野代表とは違う考えの立憲民主党の議員も、党員・サポーター、支持者もいることでしょう。米国に追随していくことで破滅的な戦争を回避できるとは到底思えません。
米国とはどういう目でどのような利益動機で道義なきアフガニスタン侵攻を皮切りに「対テロ戦争」を開始したのか、本日の日刊の中の「米軍の、道義も正義もないアフガン侵攻と、民間人の巻き添えも厭わない殺戮は、軍事ビジネスの利益のためだった!! 米軍がアフガン撤退完了! 米国防衛産業はアフガニスタン駐留の20年間に株式の価値を10倍に上げた!」も、枝野代表の質疑応答とあわせてぜひ、お読みください! アフガンの次に食い物にされるのは、日本です。(岩上安身)
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忖度しないメディアが必要。(青野 博行 様)
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青野 博行 様
ありがとうございます。今後ますます忖度するメディアだけになっていくと思われます。最後の最後まで忖度しないメディアとして、真実を伝え続けるメディアでありたいと思います。(岩上安身)
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既存報道機関が「大本営発表」のタレ流し機関化している中で、IWJは希望の星です。些少ですが足しになれば幸いです。(F.A. 様)
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F.A. 様
ありがとうございます。まだ本物の戦争の前だというのに、「大本営発表」のタレ流しになっているようでは、本当に戦争が始まる時には、どんな嘘でもデマでもバラまき続けることでしょう。戦前・戦中の報道関係者のだらしなさをとても笑うことができません。敗けていても勝った、と嘘八百の「大本営発表」のプロパガンダをまき散らすのでしょう。
IWJは、そんな嘘だけはつかないと約束します。(岩上安身)
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先日、「戦争と人間」という映画を見ていて、深く心にとどめておきたいセリフを聞きました。「誰が何を言おうとも、自分が本当に納得できるまで信じるな」。
コロナ、ワクチン接種についてなど、正直どう考えたらいいのか、悩みます。納得するためには、正しい情報、報道が必要です。私にとって、IWJは貴重な、決してなくなってほしくない存在です。(H.O. 様)
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H.O. 様
ありがとうございます。僕の亡き父は大正生まれで、満州ではなくフィリピンに一兵卒として出征さられました。父から五味川純平のこと、長編小説で映画化もされた「人間の條件」か「戦争と人間」について、子どもの頃、聞かされました。
「信じるなよ、男でも、女でも。思想でも。ほんとうによくわかるまで
わかりが遅いってことは恥じゃない、後悔しないためのたった一つの方法だ」
これも「戦争と人間」の中のセリフだったと思います。多くの人に読まれ、観られ、そして忘れ去られていった作品であり、作家であったと思います。五味川純平の作品を読まなくなり、映画も観られなくなる特、戦争は再び起こり得るーーー。
戦争の悲惨な記憶が遠のいていき、薄ぼんやりとした経済的な繁栄の中で、安心してまどろんでいる時代がくるだろう、二度と同じような愚かな戦争を日本がすることはないに違いないと、1959年生まれの高度成長期に少年時代を過ごした僕は根拠なく信じていました。まったくもって、大きな「油断」であり勘違いでした。
10代の頃、中途まで斜め読みして、忘れてしまっていた五味川純平の作品を、今一度、手に取ろうと思いました。
「わかりが遅いってことは恥じゃない」という言葉をかみしめて。(岩上安身)
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◆中継番組表◆
**2021.9.1 Wed.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ_YouTube Live】11:00~「関東大震災98周年 朝鮮人犠牲者追悼式典」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
「9.1関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典実行委員会」主催の「関東大震災98周年 朝鮮人犠牲者追悼式典」を中継します。これまでIWJが報じてきた関東大震災虐殺事件関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e9%96%a2%e6%9d%b1%e5%a4%a7%e9%9c%87%e7%81%bd%e8%99%90%e6%ae%ba%e4%ba%8b%e4%bb%b6
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【タイムリー再配信 985・IWJ_YouTube Live】20:00~「柳澤協二氏、半田滋氏らが、米中武力衝突の危機と日米安保重視の日本の安全保障政策のリスクを訴え!~3.26 ND政策提言発表オンラインシンポジウム 『抑止一辺倒を越えて―時代の転換点における日本の安全保障戦略』」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
3月26日に収録した、「新外交イニシアティブ(ND)」主催のシンポジウムを再配信します。これまでIWJが報じてきた安全保障関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/securitytreaty
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/490364
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◆中継番組表◆
**2021.9.2 Thu.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch5】13:00~「困窮家庭の支援を続けるNPO法人キッズドアより、 困窮子育て家庭の現状についてのご報告と非正規ひとり親等への 就労支援プログラムの成果と今後の展開、支援を受けた当事者の声」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
「NPO法人キッズドア」、「株式会社Will Lab」による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた貧困問題関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E8%B2%A7%E5%9B%B0%E5%95%8F%E9%A1%8C
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【タイムリー再配信 986・IWJ_YouTube Live】20:00~「『もう一人のマララ』米軍ドローンの誤爆被害にあったナビラさん父子が語る、戦争被害の実態『米国は戦争ではなく教育にお金を』」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
2015年11月に収録した、「現代イスラム研究センター(Center for Contemporary Islamic Studies in Japan: CCISJ)」主催のシンポジウムを再配信します。これまでIWJが報じてきたイスラム教関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/islam
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/275211
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
「オリンピックを止められないなら戦争も止められないんじゃないか?」評論家・佐高信氏が生活に視点を据えた主張をする野党が必要と訴え!~8.28シンポジウム いのちの安全保障を考える-「共同テーブル」からの提案
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/495629
抗体カクテル療法で注目の新型コロナ点滴治療薬「ロナプリーブ」を外来や自宅療養でも使える皮下注射薬として承認申請する方針!~8.27日本外国特派員協会主催 奥田修氏(中外製薬株式会社 代表取締役社長)記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/495599
外務省はアフガン残留の救援保護対象人数の公表を拒否! 名古屋入管ウィシュマさん死亡問題では、庁内担当医師がウィシュマさんの尿検査の結果を把握していたかが焦点に!~8.26第30回 難民問題に関する議員懇談会 総会
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/495575
◆昨日テキストアップした記事はこちらです◆
【第520-523号】岩上安身のIWJ特報! 日米首脳会談で対中強硬姿勢が加速! 日本は「原発を抱いたまま米国の戦争に自動参戦する国」に! 岩上安身による立憲民主党・小西洋之参議院議員インタビュー 外交安全保障編
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494951
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■本日9月1日で関東大震災から98年。午前11時より「関東大震災98周年 朝鮮人犠牲者追悼式典」をIWJがYouTube Liveで公式生中継いたします。公共性に鑑み、フルオープンで配信します。
1923年9月1日、地震と火災によって関東地方に未曾有の犠牲者と被害をもたらした関東大震災から、今日で98年が経ちました。
2008年3月に政府の中央防災会議がまとめた報告書「1923 関東大震災【第2編】」によると、首都圏の死者は10万人、住居焼失者200万人。地震によって発生した火災により、広い範囲で交通機関、上下水道、電力、通信、橋梁などの社会資本が機能喪失するという大混乱に陥りました。
また、混乱の中で、「朝鮮人が武装蜂起し、あるいは放火する」といった流言により、自警団や軍隊、警察の一部によって朝鮮人、中国人、日本人が殺害されました。中央防災会議の報告書には「武器を持った多数者が非武装の少数者に暴行を加えたあげくに殺害するという虐殺という表現が妥当する例が多かった」と記述されています。
報告書には「殺傷事件による犠牲者の正確な数は掴めないが、震災による死者数の1~数パーセントにあたり、人的損失の原因として軽視できない」とあり、10万人の犠牲者に対して「1~数パーセント」、つまり少なくとも1000人から数千人が虐殺されたことを政府が公式に認めています。
※災害教訓の継承に関する専門調査会報告書 平成20年3月 1923 関東大震災【第2編】(内閣府)
http://www.bousai.go.jp/kyoiku/kyokun/kyoukunnokeishou/rep/1923_kanto_daishinsai_2/index.html
その一方、日本政府は今日に至るまで、震災を生き延びたにもかかわらず、その直後の集団暴行によって、犠牲となった方々に対して、個々の事件の公式調査や補償、集団虐殺行為への政府の責任の有無を明らかにせず、謝罪も行っていません。
警察が新聞を通じて虐殺の引き金となった流言飛語を流し、軍が虐殺に加担したことは、ジェノサイドそのものです。直接的な加害だけでなく、日本によって植民地にされ、その当時、「日本国民」であったはずの朝鮮人を官憲が積極的に保護しなかった間接的責任もあります。それらの責任を、日本という国家は、戦前・戦中・戦後を通じて、一度も自主的に果たそうとしていません。
※関東大震災80周年に関する会長談話(日本弁護士連合会)
https://www.nichibenren.or.jp/document/statement/year/2003/2003_28.html
※資料 関東大震災人権救済申立事件調査報告書 日弁連(弁護士梓澤和幸のページ)
http://www.azusawa.jp/shiryou/kantou-200309.html
東京都は、震災による火災旋風で、避難者3万8000人が犠牲になった横網町公園に東京都慰霊堂を建て、毎年9月1日と、東京大空襲のあった3月10日の年2回、大法要を行っています。
震災から50年目の1973年、その横網町公園の慰霊堂の横に、虐殺により命を奪われた朝鮮人犠牲者を追悼する石碑が建てられました。
毎年9月1日に、虐殺された朝鮮人犠牲者を悼み、この「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼碑」の前で、「9.1関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典実行委員会」によって追悼式典が行われています。式典には多くの一般の方々も追悼に訪れています。
しかし、今年も昨年同様、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、一般の方の参加をご遠慮いただき、関係者のみによる「無観客」での追悼式典を行うことになりました。
こうした経緯から、追悼式典実行委員会からの正式な依頼を受け、IWJは「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典」のインターネット配信・生中継を担当することになりました。
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【IWJ_YouTube Live】11:00~
関東大震災98周年 朝鮮人犠牲者追悼式典
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
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配信は式典の始まる11時頃から、YouTube Liveで生中継いたします。また、生中継の終了後もアーカイブを公開いたしますので、いつでも御覧いただけます。なお公共性に鑑み、フルオープンで配信します。
追悼式典をめぐっては2017年、東京都の小池百合子都知事が、それまで歴代の都知事が送り続けてきた追悼文の送付をとりやめました。都知事就任から5回目となる今回も、小池都知事は今年も追悼文を送付しないことを明言しています。
※小池知事、5年連続で関東大震災の朝鮮人犠牲者への追悼文送らず 式典実行委が都に抗議声明(東京新聞、2021年8月24日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/126373?rct=t_news
朝鮮人犠牲者追悼式典をめぐる一連の経緯については、ぜひ、以下の記事もあわせて御覧ください。
※【関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典 特別番組 第1夜】97年前なぜ普通の日本人が朝鮮人を虐殺したのか? レイシスト達はなぜ史実を否認するのか? ゲスト 加藤圭木氏 安田浩一氏 加藤直樹氏 司会 岩上安身
https://youtu.be/lDkDCFxOPVQ
※【関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典 特別番組 第2夜】97年前なぜ普通の日本人が朝鮮人を虐殺したのか? レイシスト達はなぜ史実を否認するのか? ゲスト 加藤圭木氏 安田浩一氏 加藤直樹氏 司会 岩上安身
https://youtu.be/2ZPUOOsG7sA
※【関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典 特別番組 第3夜】97年前なぜ普通の日本人が朝鮮人を虐殺したのか? レイシスト達はなぜ史実を否認するのか? ゲスト 加藤圭木氏 安田浩一氏 加藤直樹氏 司会 岩上安身
https://youtu.be/TNgO–dEgKo
※今年の「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式」にいまだ公園使用許可が出ず! 追悼式つぶしにうごめく極右ヘイト団体「そよ風」の戦慄の手口! 「極右政治家」小池百合子東京都知事の「追悼文取りやめ」の裏事情! 2020.5.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/474863
※【特別寄稿】都知事選討論会でヘイトスピーチ禁止条例制定を明確に拒否した小池百合子都知事! ノンフィクション作家加藤直樹氏が暴く草の根右翼ネットワークと小池都知事ら極右政治家による歴史修正の策動! 2020.7.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/477392
※日本女性の会そよ風主催の「石原町犠牲者追悼集会」の真実!~6.26第24回学習会「もうひとつの“慰霊集会”の真実―差別団体『そよ風』とその背景について」―講師 安田浩一氏(ジャーナリスト) 2020.6.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/477119
関東大震災での朝鮮人虐殺については、ぜひ以下の記事もあわせて御覧ください。
※【IWJ追跡検証レポート】『九月、東京の路上で』~関東大震災・ジェノサイドの跡地を加藤直樹氏と歩く 岩上安身によるインタビュー 第453回 ゲスト 加藤直樹氏 2014.8.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/165254
※南千住警察署の裏庭で後ろ手に縛られた朝鮮人が次々撃ち殺された――数多の証言から辿る関東大震災・朝鮮人虐殺の『真実』~岩上安身によるインタビュー 第688回 ゲスト 『ほうせんか』理事・西崎雅夫氏 2016.11.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/346096
※「脱亜入欧」のスローガンのもとでの朝鮮侵略と植民地支配が朝鮮人虐殺を生み出した! 山田朗 明治大学教授が 「明治150年」の歴史認識を問う! ~ 6.16講演「明治150年」と関東大震災 2018.6.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/424796
※噂を事実にしてしまえ!? 朝鮮人虐殺の責任を隠すため国家ぐるみででっち上げ!? ~関東大震災で軍、警察、民衆は何をしたのか 2017.9.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/397880
■米軍がアフガニスタン撤退完了! 米国防衛産業はアフガニスタン駐留の20年間に株式の価値を10倍に上げている!
米軍がアフガニスタンから撤退を完了しました。
米国のバイデン大統領は、8月30日、次の文章で始まる声明を発表し、アフガニスタンから米軍の撤退が完了したことを発表しました。
「予定通り、つまりカブール時間の8月31日早朝にアフガニスタンからの危険な撤退を実行し、これ以上アメリカ人の命を失わずに済んだことについて、指揮官たちとその下で働く男性と女性に感謝したいと思います。
…今や、我々のアフガニスタンにおける20年に及ぶ軍事的プレゼンスは終わりを告げました」
※Statement by President Joe Biden(ホワイトハウス、2021年8月30日)
https://www.whitehouse.gov/briefing-room/statements-releases/2021/08/30/statement-by-president-joe-biden/
8月28日、米国の独立系インターネットメディア、The Interceptは、「アフガン戦争の裏にある企業利益を暴く」と題するニューズレターを配信しています。
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https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
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■<IWJ取材報告 1>「米国は国益にならないと判断すれば、支援対象国を切り捨てる」とIWJ記者が指摘! 枝野代表は「日米同盟を基軸とする以外の日本の外交姿勢にはリアリティーがない」と断言!~8.31立憲民主党・枝野幸男代表記者会見
8月31日、東京都千代田区の衆議院第二議員会館で、枝野幸男・立憲民主党代表による記者会見が行われました。
会見でIWJ記者は、「立憲民主党は、日本の安全保障を、日米同盟基軸と主張されてきましたが、米国のアフガン撤退の様子は、米国が自国の国益にならないと判断すれば、支援対象国を冷酷に切り捨てることを明確にした」と指摘し、「それでも日米同盟による米国の庇護を基軸に考えるのか?」と問質しました。
これ対し、枝野代表は、「日米同盟基軸の方針に変わりありません」と断言しました。
IWJ記者の質問と枝野代表の答えは、以下の通りです。
IWJ記者「ANNの8月22日の世論調査で、立憲民主党の支持率は8.1%で、5月16日時点の12.2%等に比べ、下降傾向が目立ちます。
枝野代表は28日のラジオ日本の番組で、支持率低迷について『メディアの世論調査に出ていない要素』として、『我々は一つの小選挙区で1000サンプルくらいの調査をし、十分に政権が代わる可能性があるという結果が手元にある』とおっしゃったと報じられました。
事実であれば朗報ですが、具体的に、どのような調査結果か、ご教示いただければと存じます」
枝野代表「各党ほとんどの党が世論調査をやっていると思いますが、正に一番の部外秘ですので、その具体的なことを話せるはずがありません」
IWJ記者「そうだとしても、それについて何か原因があって、どういった姿勢が政策的に期待されたとお考えでしょうか?」
枝野代表「その分析も、まさに選挙戦略そのものです」
IWJ記者「立憲民主党は、日本の安全保障を、日米同盟基軸と主張されてきました。しかし、米国のアフガン撤退の様子は、米国が自国の国益にならないと判断すれば、支援対象国を冷酷に切り捨てることを明確にしました。
日本に関して、米国は日本各地で中距離ミサイル配備を進め、米軍本体は後方に引きながら、日本と中国とでミサイルの撃ち合いをさせ、中国のミサイルを日本列島で『吸収』させる盾(たて)の役割をさせるといわれています。
この『日本列島で吸収させる』とは、前トランプ政権の(国家通商会議委員長)ピーター・ナヴァロの著書『米中もし戦わば』の228ページに出てくる言葉です。自衛隊を利用して、中国への矛(ほこ)の役割をさせ、同時にミサイルを分散配備することで、中国のミサイルを消耗させる盾の役割をさせるものと思われます。米軍は決して日本国民を守らないのではないでしょうか。
それでもなお、立憲民主党は、日米同盟基軸で、日米同盟による米国の庇護を基軸に考えるのでしょうか?
安保政策について、米中の対立が激化する中で、日本が両大国の戦争に巻き込まれてしまう。それによって被る壊滅的打撃をどう回避するのか。自民党とまったく同じか、米中で争いにならないように、平和を呼びかけるのか、独自武装か、それ以外の何か、か。
100年か200年に1度の、覇権の交代のドラマが起ころうとしている今、せっぱつまってきていますが、外交・安全保障政策、自民党の改憲案への姿勢など、立憲民主党としてのお考えをお示しください」
枝野代表「今の地球上の国際社会の現実からいえば、どの国も最終的には国益のために行動します。
それはアメリカに限りません。中国であれ、ロシアであれ、どの国も、そして日本も、国益のために判断、行動するしかありません。
現行の東アジアの外交安全保障状況を踏まえたときに、日米同盟を基軸とする以外の日本の外交姿勢にはリアリティーがない、と確信しています。
そして、中国が覇権主義的、また国内的には非人権的に行動していることに対して、米国と共にこれを変えさせていく努力をするということは、日本の国際貢献としても大変重要なことだと思っています」
IWJ記者「ということは、日米同盟基軸という方針に変わりはないということでしょうか?」
枝野代表「変わりありません」
会見の詳細は、ぜひ全編動画をご確認ください。
※「米国は国益にならないと判断すれば、支援対象国を切り捨てる」とIWJ記者が指摘! 枝野代表は「日米同盟を基軸とする以外の日本の外交姿勢にはリアリティーがない」と断言!~8.31立憲民主党・枝野幸男代表記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/495757
■<本日のタイムリー再配信>本日午後8時より「柳澤協二氏、半田滋氏らが、米中武力衝突の危機と日米安保重視の日本の安全保障政策のリスクを訴え!~3.26 ND政策提言発表オンラインシンポジウム『抑止一辺倒を越えて―時代の転換点における日本の安全保障戦略』」を再配信します!
米軍のアフガン撤退に伴い、アフガニスタンでは政権が崩壊。タリバンと敵対するISによるテロも起きており、混乱と戦闘が続くことも予想されます。
アフガニスタンを「損切り」して撤退する米国の姿は、米中対立の激化によって最前面に立たされる日本にとっても「対岸の火事」では済まされません。
日米同盟とは言うものの、その実態は極めて非対称的で、単に従属させられ、日本が「捨て駒」となる危険性は日に日に高まっています。
そこで本日は、3月26日に新外交イニシアティブ(ND)により開催された、政策提言発表オンラインシンポジウム「抑止一辺倒を越えて―時代の転換点における日本の安全保障戦略」を再配信でお届けします。
自衛隊と米軍の一体化、日米豪印「クアッド」による中国封じ込めなど、軍事力重視による米中対立のエスカレートと、日米安保頼みの日本の安全保障政策に危機感を訴えるNDは、この日、新外交イニシアティブとして初となる政策提言冊子「抑止一辺倒を越えて―時代の転換点における日本の安全保障戦略」を発行しました。
※抑止一辺倒を越えて―時代の転換点における日本の安全保障戦略(新外交イニシアティブ、2021年3月29日)
https://www.nd-initiative.org/research/9413/
シンポジウムには、元内閣官房副長官補で新外交イニシアティブ評議員の柳澤協二氏、防衛ジャーナリストで獨協大学非常勤講師、法政大学兼任講師を務める半田滋氏と、佐道明広・中京大学国際学部教授、猿田佐世・ND代表が登壇します。
柳澤氏は、「3月29日で安保法制が施行されて5年になる」ことに触れ、「(安保法制が)抑止力の強化になって良かったという見方もあるが、そのことに伴うリスクも米中対立の中で、出てきている」と指摘します。
柳澤氏は「自衛隊が一発も撃っていない今だからこそ、そういうことを両面からきちっと見据えて答えを出していかなければならない」と訴えます。
詳しくは、午後8時からの再配信をご視聴ください。
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【タイムリー再配信 985・IWJ_YouTube Live】20:00~
柳澤協二氏、半田滋氏らが、米中武力衝突の危機と日米安保重視の日本の安全保障政策のリスクを訴え!~3.26 ND政策提言発表オンラインシンポジウム 「抑止一辺倒を越えて―時代の転換点における日本の安全保障戦略」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
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※柳澤協二氏、半田滋氏らが、米中武力衝突の危機と日米安保重視の日本の安全保障政策のリスクを訴え!~3.26 ND政策提言発表オンラインシンポジウム 「抑止一辺倒を越えて―時代の転換点における日本の安全保障戦略」 2021.3.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/490364
■東京都の自宅療養者・入院・療養等調整中の患者は3万人に迫る! 第5波に死者少ないのはワクチン効果と入院治療効果! この2つの効果が成立するのは、医療スタッフと病床がセットで整っているときだけ!
8月31日の東京都の新規感染者数は、2909人でした。10代以下の新規感染者が全体の16.7%(487人)と依然高い数値を示しています。20代の27.2%、30代の20.2%、40代の17.1%に次ぐ割合です。
※新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(第2418報)(東京都福祉保健局、2021年8月31日)
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/hodo/saishin/corona2418.html
この日、8月11日から30日までに都内で新型コロナウイルスで亡くなった、40代1人、50代2人を含む、15名の方が発表されました。
※新型コロナウイルスに関連した患者の死亡について(第2419報)(東京都副詞保健局、2021年8月31日)
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/hodo/saishin/corona2419.html
東京都で、自宅療養中および入院・療養等調整中といった、病状の急変に対応する医療モニタリングが受けられていない患者が、30日現在、2万9858人と3万人を突破する勢いになっています。
NHKの集計によれば、31日の全国の新規感染者は、1万7713人でした。このうち、東京、神奈川、千葉、埼玉の一都3県だけで、全体のおよそ4割を占めています。
※8月31日 新たに確認された感染者数(NHK、2021年8月31日)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data/
国内の重症者は、30日時点で、2075人で、東京都に緊急事態宣言が発出された7月12日の432人と比較すると、およそ5倍にもなっています。
※日本国内の重症者数(NHK、2021年8月31日閲覧)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data-all/#graph–mhlw__severe
国内の死者累計数は、30日時点で1万6004人です。東京都に緊急事態宣言が発出された7月12日の死者累計の1万4960人から、1か月半で1044人も増えています。東日本大震災の死者は1万5899人であり「大災害」と呼んでも少しもおかしくないレベルに達しています。
菅総理を始め、政権に近い一部の識者の中には、死者の数が海外に比較して少なく、特に、第5波は少ないという見方があります。
こうした見方に対して、前橋赤十字病院で治療の最前線にいる林俊誠・感染症内科副部長は、朝日新聞のインタビューの中で、次のように警鐘を鳴らしています。
「死亡者が少ない理由は三つあると考えます。
まず、(群馬)県内の65歳以上の高齢者の約86%がワクチンを2回接種できたことで、致死率の高い年齢層の重症化が一定程度減った影響が最も大きいです。二つ目は治療薬の選択や量、使用するタイミングについて知見が集積されてきたことです。
さらに、重症化リスク因子があっても、抗体カクテル療法で重症化を防げた例を複数経験しています。
ただし、陽性者数、重症患者、死者の増加の間には週単位のタイムラグがあります。ですので、第5波の死者が少ないと決めるのは早計です」
※第5波、死者が少ないと見るのは早計 前橋日赤の林医師(朝日新聞、2021年8月24日)
https://digital.asahi.com/articles/ASP8R6TWFP8NUHNB00P.html?fbclid=IwAR1cm6-QS9cuCbYeq8fnN94md0vv6CbFKV9zbVIXh8p7WjgZ5-FqE4-Wx-s
つまり、ワクチン効果と入院治療効果によって死者数を減らせているというのです。林医師があげた3つの理由は群馬県という特定地域だけにあてはまるものではなく、全国的に言えるはずです。
ということは、検査で陽性かどうかをいち早く明らかにすることと、陽性者と判明したら、即、入院できるようにすることが重要である、ということです。ワクチンの接種が進んでいても検査と、隔離入院、治療が行われなければ、重症化し死亡してしまうケースが増えるであろうと予想されます。
林医師は、現場で感じる最大の課題として、以下の点をあげています。
「新型コロナウイルス対応にあたる医療従事者の偏りです。陽性者が増加する一方で、医療従事者がいまだに一部の医療機関に限られています。
重症患者や精神疾患、維持透析、妊婦、小児といった背景のある患者に対応できる医療機関が、今のまま少ないようでは、いくら感染症法上の分類を2類相当から5類相当に変更しても、結局は医療提供体制として、何も変わらないのではないでしょうか」
コロナ対応が可能な医療従事者が、不足しているというのです。これも、群馬県に限らない話であると思われます。検査体制、と隔離施設及び入院できる病院、そして医療スタッフの数と質がセットで整わなければ、死者をここまで抑えてきた3つの要因は成立しなくなります。
■自民党の嫌中極右層にアピールするためか!? 岸田氏の「二階外し」に対抗して、菅総理も自分を担いできた「二階外し」!? 臨時国会も開かず、 国民不在の党内勢力争いに有権者はうんざり! ところが31日、菅総理が「衆院9月中旬解散」で腹をくくった!?
9月29日投開票の自民党総裁選への出馬を表明した岸田文雄前政調会長による「二階外し」公約が党内外に大きな波紋を呼んでいます。
岸田氏は26日の出馬会見で、党役員任期の限定を柱とする「ガバナンス改革」に言及し、次のように述べました。
「党役員に中堅若手を大胆に登用し、自民党を若返えらせます。自民党が新陳代謝を続けていける組織であるように、比例73歳定年制について堅持し、自民党の党役員の任期を明確化すべきだと思っています。総裁を除く党役員については1期1年、連続3期までとすることで、権力の集中と惰性を防いでいきたいと思います」
※自民党総裁選に岸田文雄前政調会長が出馬を表明! 菅政権のコロナ対応が政治不信を招いたと表明、IWJ記者の質問に「検査拡充は重要」と回答!~8.26 自由民主党 岸田文雄 衆院議員 記者会見 2021.8.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/495593
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https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
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それでは、本日も1日よろしくお願いします。
※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
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IWJ編集部(岩上安身、尾内達也、仲川正紀、浜本信貴、渡会裕、田上壮彌、城石裕幸、木原匡康、中村尚貴)
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