日刊IWJガイド・非会員版「本日8月最終日! しかし30日までのご寄付・カンパは暫定月額目標額の35%にとどまっています! どうか緊急ご支援をお願いいたします!」2021.8.31号~No.3274号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
■はじめに~本日8月最終日! しかしながら30日までのご寄付・カンパは暫定月額目標額の35%にとどまり、このままでは今月を乗り切れません! 経済的危機に直面するIWJに、どうか緊急のご支援をよろしくお願いいたします!

■7月のご寄付者様のご芳名を感謝を込めて順次掲載させていただきます! IWJの危機を救ってくださった皆さま、誠にありがとうございました!

■【中継番組表】

■政府・与党が臨時国会の招集を見送り! 自民党は、コロナ禍に向きあい、での国民の命を救うべく具体的な対策や予算の審議をすることよりも総裁選が最優先! 国会が招集されない違憲状態が続くなら出馬を検討すると、自民の支持率では2位の石破茂氏!

■人口あたりの直近7日間の新規感染者数で感染急拡大の大阪府が東京都を上回る! 沖縄県では30日、米軍関係者の新規感染者が過去最多51人に! 東京医科歯科大が国内で変異したとみられる新たな変異デルタ株を検出!

■カブール空港自爆テロから3日、米軍は2度目の空爆を実施! CNNが子ども6人を含む家族9名が巻き添えになったと報じる! 米軍に殺された最年少の子どもは2歳の女の子! 米軍撤退後も、遠隔操作による無人機で「テロとの戦い」という名目の無差別空爆を継続するのか!? これこそは「テロ」そのものではないか!! タリバン報道官は「米国がアフガニスタンの主権を侵害している」と非難! 中国王毅外相は「米国はアフガニスタンの主権と独立を尊重」すべきとブリンケン国務長官に忠告! 日本政府はなぜ黙っているのか!?

■<本日のタイムリー再配信>本日午後8時から、2013年収録「『日本は日米同盟を自己目的化している』イラク戦争時の自衛隊派遣責任者、自省を込めて語る~岩上安身による緊急インタビュー 第298回 ゲスト 元内閣官房副長官補・柳澤協二氏」を公共性に鑑み全編フルオープンで再配信します!

■8月の「岩上安身のIWJ特報!」は7月に引き続き「岩上安身による小西洋之参議院議員インタビュー」から、改憲による緊急事態条項、米中対立、安保法制と日米同盟、台湾海峡有事などにフォーカスして、詳細な注釈をつけたものを3号にわたって発行します! ぜひ、まぐまぐからご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーすべて読むことができます!

■<IWJ取材報告 1>「この問題の主題は、遺族の気持ちに寄り添うことと死者への畏敬の念を日本人が取り戻すこと」! 沖縄在住の僧侶・鴨下祐一氏が訴え!――8.19 遺骨を含む土砂を使用しないよう求める意見書採択に向けて~沖縄からの現地報告

■<IWJ取材報告 2>抗体カクテル療法で注目の新型コロナ点滴治療薬「ロナプリーブ」を外来や自宅療養でも使える皮下注射薬として承認申請する方針!~8.27日本外国特派員協会主催 奥田修氏(中外製薬株式会社 代表取締役社長)記者会見
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■はじめに~本日8月最終日! しかしながら30日までのご寄付・カンパは暫定月額目標額の35%にとどまり、このままでは今月を乗り切れません! 経済的危機に直面するIWJに、どうか緊急のご支援をよろしくお願いいたします!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 いつも皆さまにご支援をいただいているおかげで、IWJは活動を続けられています。スタッフ一同、皆さまのご支援に感謝しております。

 IWJは8月1日より、12年目、第12期の一歩を、とにもかくにも踏みだすことができました。

 しかしながら、コロナ禍とともに不況は、IWJを直撃し、経済的に険しい道のりが続いています。

 そのため、代表である岩上安身は、自身の貯金を崩してIWJに緊急融資するだけでなく、自身の報酬を100%カットし、無報酬で職務にあたってまいりました。

 第12期にスタートにあたって、岩上安身は今期も1年間、無報酬で働くことを決めています。

 近いうちに今期の支出の見直し、予算規模を立てますが、暫定的、仮に、今期も前期の後半と同様の予算規模だとすると、ご寄付・カンパの月額の目標額は450万円となります。

 8月1日から30日までの30日間にお寄せいただいたご寄付・カンパは、142件、159万4円です。これは、上記の暫定の目標額である450万円の35%にあたります。8月も本日が最終日ですが、あと290万9996円不足しています! このままですと、キャッシュフローが不足し、今月を乗り切ることができません。

 そうなるとIWJは、岩上安身に借り入れをせざるをえないのですが、IWJは前期において993万5000円借りており、岩上に返済できておりません。岩上は無報酬が続いていますので、乏しい貯金を崩しながら、生活しており、これ以上はどうにもできない苦しい状況です。

 そこで岩上安身は自ら100万円を何とか捻出した上で、サポート会員・一般会員の皆さまに、お一人平均1000円のご寄付・カンパをメールでお願いさせていただきました。

 IWJを支えてくださるサポート会員と一般会員の皆さまは、7月31日時点で3645名様となっています。お一人平均1000円のご寄付・カンパをいただければ、何とか今月を乗り切ることができます。

 綱渡りのような経営・運営で、ご心配ばかりかけ、申し訳ありませんが、なにとぞ、IWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます。

 IWJは前期の第11期に、まったく出口の見えないコロナ禍とコロナに伴う経済的危機の影響により、残念なことですが、会員数が大幅に減少してしまいました。

 会費とご寄付・カンパがIWJを支える収入の2本柱ですので、会員の減少は即、会費の減少につながり、ご寄付への依存度が上がってしまうことになります。

 同じように皆さまもそれぞれ、コロナ禍で厳しい状況に直面されていることと拝察いたします。こうした状況で皆さまにご寄付・カンパのお願いを繰り返しお願いすることは、心苦しいことではあります。

 しかし、特定のスポンサーをもたないことで、縛られず、何者にも忖度せずに、真実をお伝えしてゆくのが、独立メディアであるIWJの存在意義です。

 そのためには、市民の皆さまに、ご支援をお願いしています。

 非会員の方はまず、一般会員になっていただき、さらに一般会員の皆さまには、サポート会員になっていただけるよう、ぜひご検討いただきたいと存じます。

 その会費と、月々、皆さまからお寄せいただく、ご寄付・カンパによって支えられてはじめて、市民の皆さまのためのメディアとして活動を継続していくことが可能となります。

 今後も、市民の皆さまからのご支援がIWJの存続と活動には欠かせません。

 長引くコロナ禍とそれに伴う不況に、まだ出口は見えません。IWJの苦境も、間違いなくこの8月からの第12期も続くでしょう。

 しかし今秋には衆議院選挙を控えており、その際には、報道と言論の力によって日本を変え、破滅への道からまぬがれることはできるはずだと我々は信じています。またそうならなければ、日本は本当に滅んでしまいます。

 現在与党政府は、このコロナ禍のただ中にもかかわらず、米国の盾となるべく、日本列島中に、ミサイルを配備する用意をしてその結果、米軍に向かうべき中国のミサイルを日本列島内で「吸収」させるという「破滅的計画」の準備を推し進めています。

 改憲による緊急事態条項の導入も、実現すれば、ナチスと変わらない独裁内閣が実現し、どんな無茶な国民への「命令」であろうと、法律と同じ効力をもつ「政令」として出せるようになります。

 言うまでもなく、これは米国の言いなりの従属国としての戦時ファシズムの確立のためです。そしてこれが「安倍談話」において提唱された「積極的平和主義」という怪しい理想の具体化なのです。

 しかし、米国がアフガニスタンで20年も侵略戦争を行い、あげく樹立した親米傀儡政権を無責任に見捨てて米軍が撤退すると、タリバンは、首都カブールに無血入城。タリバンには中国が後ろ盾となって、国の再建、投資、テロリストの取り締まりを行うことまで、事前に約束をかわしていました。

 呆れるのは他国を侵略し、利用するだけ利用して、コストが見あわないとか、米軍兵士の犠牲が多いなどと判断した時の、米軍・米国の薄情さ、逃げ足の速さです。

 こんな米軍が自分たちをいざという時に守ってくれるのだなどと信じている方が、さすがにどうかしていると言わざるをえません。彼らは、いざという時には守ってくれず、逃げ出す連中なのだ、ということが誰の目にも明らかになったはずです。

 誰の目にも、と書きましたが、我が日本では、まだ多くの人が目を覚ましていません。まだまだ国民の多くは、目を覚まさず、「日米安保」という「御神体」を拝んで、「日米安保基軸」とマントラを唱え続けているのが現状です。こうした日米安保カルトの洗脳が解けるには、まだ時間がかかるかもしれません。

 今年の衆議院選挙は、与党を中心とした属米改憲勢力を落選させ、最低限、衆議院の議席の3分の2以下にまで減らして、改憲発議ができないようにしなければいけません。そうでないと、改憲による緊急事態条項導入が即座に現実のものとなってしまいます。

 即ち、今年秋の総選挙は、日本という国、1億2000万の国民や、北海道から沖縄までの国土が、米軍に利用されてしまうかどうか、そして民主主義と国民主権と平和と日本国憲法を守れるかどうかがかかった、最後の、重要な選挙となるかもしれないのです。

 属米改憲勢力が大勝するようなことがあれば、報道の自由も言論の自由もなくなり、IWJの存続も不可能になると思います。

 一部の野党だけでなく、多くのメディアが既に権力に屈していることは、自らスポンサーとなった東京五輪を巡る報道や、民放連が自主規制なしに改憲CMを受け入れると開き直っている姿勢を観れば一目瞭然です。

 マスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであり、それが我々IWJの使命であると考えています。

 決して負けられないこの戦いに、IWJとともに、ぜひ皆さまにも一緒に参戦していただきたいと思います。前線には我々が立ち、売国的な権力に挑みます。皆さまにはぜひ、後方支援となる会員登録とご寄付・カンパをどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 12年目となるIWJへ、皆さまからの温かいご支援を、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

※会員ご登録はこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※ご寄付・カンパは「note」のページからでも可能です。「note」内でお読みになりたい記事をクリックしますと、「記事を購入する」欄の下部に「気に入ったらサポート」という緑のアイコンがありますので、そちらをクリックしますと、ご寄付・カンパ欄が表示されますのでそちらからお願いいたします。

※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。よろしくおねがいします。(クレジットカードの場合は、上記URLからお入りください)

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

■7月のご寄付者様のご芳名を感謝を込めて順次掲載させていただきます! IWJの危機を救ってくださった皆さま、誠にありがとうございました!

 7月は990件、1402万9461円のご寄付・カンパを頂戴いたしました。コロナ禍の厳しい経済状況の中、誠にありがとうございます! 大切に使わせていただきます。

 ここに感謝のしるしとして、掲載の許可をいただいた方499名様につきましては、順に、お名前を掲載させていただきます。また、弊社ホームページにも掲載させていただくと同時に、ツイッター、フェイスブック等のSNSにて告知させていただきます。

徳山匡 様
T.M. 様
T.K. 様
長澤明子 様
加藤伸子 様
萩田 繁樹 様
矢野真崇子 様
北村ひとみ 様
YASUMI ISHII 様
Y.Y. 様
YUMIKO EBIHARA 様
S.T. 様
小田嶋義美 様
原 孝俊 様
R.M. 様
鈴木博子 様
YOICHI UENO 様
K.T. 様
S.S. 様
平 たか子 様
M.N. 様
山口 和子 様
K.K. 様
井高栄介 様
Y.C. 様
M.S. 様
四津谷薫 様
K.T. 様
K.K. 様
S.K. 様
M.I. 様
佐藤 様
井上真紀子 様
齋藤 様
鈴木玲子(ホウティン) 様
S.T. 様
Y.Y. 様
g.n. 様
井出 隆太 様
横川里美 様
小池信行 様
須崎隆一 様
藤井 様
r.n. 様
Y.S. 様
Y.M. 様
松村 比奈子 様
S.I. 様
YASUYUKI KOSEKI 様
宮本克己 様
M.K. 様
M.K. 様
M.K. 様
鶴田大 様
H.K. 様
H.A. 様
K.O. 様
M.F. 様
J.H. 様
S.H. 様
H.I. 様
H.S. 様
熊野里砂 様
Y.H. 様
荒井伸夫 様
K.K. 様
野口顕 様
H.T. 様
K.W. 様
S.K. 様
N.N. 様
T.K. 様
M.O. 様
K.W. 様
S.K. 様
N.N. 様
木下潤一朗 様
T.K. 様
M.O. 様

 皆さま、誠にありがとうございます。皆さまの支えが我々の誇りであり励みです。本当に感謝申し上げます。第12期に入ったばかりの8月も、ピンチが続いています。今後とも、どうぞ、岩上安身とIWJをご支援くださいますようよろしくお願い申し上げます。


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◆中継番組表◆

**2021.8.31 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh1・兵庫】「衆院選に関する内容」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1
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【IWJ・Ch5】10:05メド~「田村憲久 厚生労働大臣 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 田村憲久 厚生労働大臣による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた厚生労働大臣関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%8e%9a%e7%94%9f%e5%8a%b4%e5%83%8d%e5%a4%a7%e8%87%a3
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【IWJ_YouTube Live】15:00~「立憲民主党・枝野幸男代表記者会見」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 立憲民主党・枝野幸男代表による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた枝野幸男氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%9e%9d%e9%87%8e%e5%b9%b8%e7%94%b7
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【タイムリー再配信 984・IWJ_YouTube Live】20:00~「『日本は日米同盟を自己目的化している』イラク戦争時の自衛隊派遣責任者、自省を込めて語る~岩上安身による緊急インタビュー 第298回 ゲスト 元内閣官房副長官補・柳澤協二氏」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2013年4月に収録した、岩上安身による柳澤協二氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた柳澤協二氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%9f%b3%e6%be%a4%e5%8d%94%e4%ba%8c

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/73357

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◆中継番組表◆

**2021.9.1 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】11:00~「関東大震災98周年 朝鮮人犠牲者追悼式典」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 「9.1関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典実行委員会」主催の「関東大震災98周年 朝鮮人犠牲者追悼式典」を中継します。これまでIWJが報じてきた関東大震災虐殺事件関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e9%96%a2%e6%9d%b1%e5%a4%a7%e9%9c%87%e7%81%bd%e8%99%90%e6%ae%ba%e4%ba%8b%e4%bb%b6
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【タイムリー再配信 985・IWJ_YouTube Live】20:00~「柳澤協二氏、半田滋氏らが、米中武力衝突の危機と日米安保重視の日本の安全保障政策のリスクを訴え!~3.26 ND政策提言発表オンラインシンポジウム 『抑止一辺倒を越えて―時代の転換点における日本の安全保障戦略』」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 3月26日に収録した、「新外交イニシアティブ(ND)」主催のシンポジウムを再配信します。これまでIWJが報じてきた安全保障関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/securitytreaty

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/490364

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

【米中戦争対立激化時代の東アジア安全保障・前編】「台湾有事」急浮上で各国の軍拡競争激化 日本列島はミサイル要塞化! 新INF条約を樹立することは可能か?~岩上安身によるインタビュー第1045回 東アジア共同体研究所・須川清司上級研究員
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/495680

「この問題の主題は、遺族の気持ちに寄り添うことと死者への畏敬の念を日本人が取り戻すこと」! 沖縄在住の僧侶・鴨下祐一氏が訴え!――8.19 遺骨を含む土砂を使用しないよう求める意見書採択に向けて~沖縄からの現地報告
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/495383

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■政府・与党が臨時国会の招集を見送り! 自民党は、コロナ禍に向きあい、での国民の命を救うべく具体的な対策や予算の審議をすることよりも総裁選が最優先! 国会が招集されない違憲状態が続くなら出馬を検討すると、自民の支持率では2位の石破茂氏!

 30日付け共同通信が「政府、与党は30日、野党が求めていた自民党総裁選前の臨時国会召集を見送る方針を固めた」と報じました。

※自民党総裁選前の臨時国会召集見送り(共同通信、2021年8月30日)
https://nordot.app/804977838975844352?c=39546741839462401

 憲法53条は臨時国会について「衆参のいずれかの議員の4分の1以上の要求があれば、内閣は召集を決定しなければならない」と定めています。

 昨日のこの日刊IWJガイドでもお伝えしましたが、自民党の石破茂元幹事長は、「臨時国会を開いて法律や予算を作って、衆院を解散して国民に信を問うのがあるべき姿だ。自民党の中に『そうだ、そうだ』と言う人がほとんどいないのはおかしい」と述べ、政府・与党が臨時国会の招集を拒むなら、総裁選への出馬を検討することを示唆しました。

※自民党総裁選、石破茂氏が「臨時国会招集しないなら」出馬もありうると示唆! 菅総理の人気凋落に麻生派が岸田氏へ「乗り換え」か!? 党内極右の支持獲得のためには「護憲・ハト派・リベラル」の看板も投げ捨てる岸田氏! 日経の世論調査では、河野太郎氏と石破茂氏がほぼ同率で1位・2位! 菅総理の降板を求める声は7割! 一方立憲民主・枝野代表は「十分に政権が代わる可能性がある」と政権交代に意欲!(日刊IWJガイド、2021年8月30日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49350#idx-4

 しかしながら現状では、政府・与党はコロナ禍での国民の命よりも、党内の総裁選を優先させて、違憲状態を続けているということです。

 本日午後3時より、野党第1党の立憲民主党の枝野幸男代表の記者会見があります。IWJも中継、質問する予定です。菅政権を引きずりおろして、野党に政権交代が起きれば、何がどう変わるのか、具体的にお聞きしますので、ぜひ御覧になってください。

※【IWJ_YouTube Live】15:00~「立憲民主党・枝野幸男代表記者会見」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

■人口あたりの直近7日間の新規感染者数で感染急拡大の大阪府が東京都を上回る! 沖縄県では30日、米軍関係者の新規感染者が過去最多51人に! 東京医科歯科大が国内で変異したとみられる新たな変異デルタ株を検出!

 人口あたりの直近7日間の新規感染者数で、感染が急拡大している大阪府が東京都を上回りました。

 札幌医科大学の発表しているデータベースによると、29日現在、人口100万人あたりの7日間新規感染者数が最も多いのは、沖縄県の3059.9人、ついで大阪府の1975.8人、以下、東京都の1902.7人、神奈川県の1833.3人、愛知県の1622.7人と続いています。

※【都道府県別】人口あたりの新型コロナウイルス感染者数の推移(札幌医科大学)
https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/japan.html?dmin=2020/08/29&s=y&y=0

 在日米軍施設の集中する沖縄県では、米軍関係の新規感染者も増加しています。そもそも沖縄が、日本全国の中でも突出してコロナの感染者数が多いのは、検疫も受けない、税関パスコントロールを受けずに、フリーに日本国内に出入りする、米軍の存在が大きかったのでは、とささやかれてきましたが、それまでデータがあまりありませんでした。

 30日付け琉球新報は、29日に36人、30日に51人の在沖米軍関係の新規感染者の報告があり、「30日の51人は今年最多」と報じました。

※沖縄207人コロナ感染 米軍は今年最多51人(8月30日午後)(琉球新報、2021年8月30日)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1384287.html

 米軍は、コロナ感染者数が多いことで知られています。30日の沖縄県の新規感染者は207人でうち米軍は今年最多の51人の感染者を出しました。そうした米軍の基地が集中することで、沖縄の負担はかつてないものとなっています。緊急の支援が必要です。なぜ国会を開こうとしないのでしょうか?

 さらに頭が痛いニュースが続きます。

 デルタ株の蔓延により収束の見通しが立たない中、30日付け時事通信は、「東京医科歯科大が30日、新たな変異を持つデルタ株を国内で初めて確認したと発表した」と報じました。

 変異株は、東京医科歯科大附属病院の海外渡航歴のない患者から検出され、日本国内で変異が起きたと見られています。

 時事は「感染力の強さなどは不明」と報じていますが、ウイルスの変異は、人の体内で複製されるたびに起きてきているので、海外で変異し、日本に持ち込まれるものとは、決まっていません。体内で変異が起きて、その中で、さらに強力な感染力や毒性をもったウイルスが表れてもおかしくないのです。

※新たなデルタ株を初確認 アルファ株の類似変異も―東京医科歯科大(時事ドットコム、2021年8月30日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021083000595&g=soc

■カブール空港自爆テロから3日、米軍は2度目の空爆を実施! CNNが子ども6人を含む家族9名が巻き添えになったと報じる! 米軍に殺された最年少の子どもは2歳の女の子! 米軍撤退後も、遠隔操作による無人機で「テロとの戦い」という名目の無差別空爆を継続するのか!? これこそは「テロ」そのものではないか!! タリバン報道官は「米国がアフガニスタンの主権を侵害している」と非難! 中国王毅外相は「米国はアフガニスタンの主権と独立を尊重」すべきとブリンケン国務長官に忠告! 日本政府はなぜ黙っているのか!?

 バイデン大統領が8月28日に「24時間らから36時間以内に(テロ)攻撃の可能性がある」と予告したように、米国防総省は日本時間29日夜、米軍が爆発物を積んだとみられる車両を無人機で空爆した、と発表しました。

 共同通信によると、米国防総省は過激派組織IS-K(イスラム国ホラサン州)による「差し迫った脅威を排除した」と説明しています。カブール空港で170名が死亡した自爆テロの後、IS-Kに対する米軍の攻撃は2回目です。

 なぜ、米軍が撤退するとともに、タリバンが首都を掌握したら、そう都合よく、米軍の無差別空爆の標的になる便利な「テロリスト」が登場してくるのでしょうか? 都合があまりによすぎやしないでしょうか。

※米軍、アフガンで再び空爆 無人機で自爆攻撃阻止 (共同通信、2021年8月30日)
https://nordot.app/804736749513981952

 CNNは、8月29日(日本時間30日朝)、この米軍の無人機による攻撃で、テロとは無関係な民間人、子ども6人を含む一家9人が死亡したと報じています。最年少の子どもは2歳の女の子でした。

 米軍は、こうした一般市民の巻き添え被害(コラテラル・ダメージ)に対して、一切謝罪も、補償もしません。米軍の始めた20年にわたる「対テロ戦争」の間、延々と一般市民の被害者が出続けていますが、これこそは「対テロ戦争」の名を借りた「無差別テロ」そのものではないでしょうか!?

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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■<本日のタイムリー再配信>本日午後8時から、2013年収録「『日本は日米同盟を自己目的化している』イラク戦争時の自衛隊派遣責任者、自省を込めて語る~岩上安身による緊急インタビュー 第298回 ゲスト 元内閣官房副長官補・柳澤協二氏」を公共性に鑑み全編フルオープンで再配信します!

 「日米同盟のために日本があるのではなく、日本の安全のためにこそ日米同盟がある。現状では、日米同盟が自己目的化してしまっている」

 2013年4月10日、岩上安身によるインタビューに答えて、元内閣官房副長官補の柳澤協二氏は、上記のように語りました。

 米軍のアフガン撤退完了を前に、アフガニスタンでは政権が崩壊、タリバンと敵対するISによるテロも起き、混乱と戦闘が続くことも予想されます。

 昨日のこの日刊IWJガイドでもお伝えしましたが、柳澤氏は「中東もアフガンも、今日の悲劇の原因は、米国の戦争と責任放棄です」と述べています。

※AP通信の調査で、米国民の約6割が、アフガン戦争について「価値がなかった」と回答! 当初、米国民の多数が支持していたアフガン侵攻を、今や米国民の半数以上は支持していない! IWJは、AP通信の調査結果、米軍撤退の経緯について、孫崎享氏、柳澤協二氏、高橋和夫氏の3名に取材!(日刊IWJガイド、2021年8月30日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49350#idx-8

 アフガンを「損切り」して撤退する米国の姿は、米中対立の激化によって最前面に立たされる日本にとっても「対岸の火事」では済まされません。

 そこで本日午後8時から、2013年4月10日に収録した、上記の「岩上安身による緊急インタビュー 第298回 ゲスト 元内閣官房副長官補・柳澤協二氏」を、公共性に鑑み、全編フルオープンで再配信します。

 インタビュー当時、北朝鮮がミサイル発射の兆候を見せ、日本政府は市ヶ谷の防衛省敷地内に、地対空誘導パトリオット「PAC3」を配備するなど、緊迫した情勢になっていました。

 元内閣官房副長官補、安全保障危機担当補でもあった柳澤氏は、まず、北朝鮮の思惑、日米韓の対応などから以下のように語りました。

 「今回の騒ぎも、北朝鮮が行なった2006年7月5日(スカッド、ノドン、テポドン2号の弾道ミサイル7発が日本海に向けて発射された)のパターンに似ている。スカッドで在韓米軍、ノドンで在日米軍をたたく。そして新しいミサイルでハワイ、グアムの米軍を狙う戦略だ。しかし、北朝鮮には、戦争をするだけの物資、武力的余裕はない。アメリカは、核武装を放棄しないと、首脳会談には応じない。一方、北朝鮮は、自国が核保有国であることを前提に、首脳会談を認めさせようという意図があり、そのための政治的な示威行為ではないか。しかし、アメリカは、その交渉には乗らずに、挑発を続けるはず。そうなると、金正恩の側に、次の打つ手があるのか疑問だ」。

 続けて、岩上安身が「米韓合同軍事演習が行われていて、演習というよりは、武力による威嚇と言われている」と話すと、柳澤氏は以下のように応じました。

 「北朝鮮の軍事力は、70年前のノルマンディー上陸作戦並みで、脅威にならない。また、テポドンがアメリカ本土に到達するといっても、アメリカが先制攻撃することは、背後のロシア、中国との関係もあり、考えられない。それに、アメリカは、イラク、アフガンで受けたダメージから、まだ立ち直っていない」。

 「だが、3.11で、原発の危険性が暴かれてしまった。(日本のウィークポイントが)北朝鮮にもわかってしまった」と岩上安身は続けました。

 柳澤氏は、次のように持論を展開しました。

 「もし、北朝鮮がミサイルを仕掛けるとしたら、相手の反撃力を考えて、三沢、横田基地をたたく。その際、米軍は一時的に退却するだろう。

 しかし、3.11の発災を通じて、原子炉は電源喪失でメルトダウンしてしまうことがわかった。それまでは、原子炉格納容器をめがけて、200発のノドンを集中しなければダメだと言われていたが、原発周辺に通常の弾頭を打ち込んで、電源喪失させればいい、とわかってしまった。だから、原発が54基も海岸線にある日本は、脆弱性が強くて戦争ができない。

 私は、戦争は政治を超えることはできない、と思っている。北朝鮮の目的が、今の体制の維持である限り、戦争に打って出るとは考えにくい。核武装抑止力を肯定する有識者もいるが、北朝鮮を見ていると、メンテナンスが行きとどいていない。やはり核は、廃絶されるべきだ」。

 岩上安身は『統合エア・シー・バトル構想の背景と目的』(2011年11月 海幹校)という論文を示し、それに話題を移しました。

 岩上安身は、アジア太平洋に外交の中心を移すようになった米国に呼応して、韓国、日本の空・海軍と米軍が一緒になって北朝鮮、中国と戦う統合エア・シー・バトルについて説明しました。そして、その根拠になっている日米合同演習『ヤマサクラ』見積書を見せながら、日本全土を戦場にする作戦を立てていることを指摘しました。

 これに対して柳澤氏は次のように応じました。

 「ヤマサクラ演習には参加したことがあるが、そのつど、リスク・シナリオを立てて、シミュレーションで実施する図上演習だ。朝鮮半島のことを考えたり、住民の疎開のシナリオを考えたりした。各方面隊の幕僚の能力を高めようという目的で、あまり現実味があるものではない。そのシナリオの背景にあるのが、アメリカのエア・シー・バトルということだ」。

 柳澤氏はさらに続けて、次のように話しました。

 「昨年、5月、野田政権が米軍と自衛隊のRMC(ロールズ・ミッション・ケイパビリティ)組み直しの作業を行なった。その時の朝日新聞に、『アメリカ軍の事務方が、沖縄米軍はミサイル3発で全滅、と発言した』と書いてあった。

 これまでは、先制攻撃、局地戦ができることを抑止力と言っていた。軍が近くにいるということは、お互いにインセンティブを高めあう。それは、背後により大きな兵力、最後には、核という前提だったが、それではお互い全滅してしまうので、今では現実味がなくなっている。

 それで、仮想敵国のアウトレンジから、ミサイル、空軍、原潜などで攻撃するヒットエンドラン攻撃を考えはじめた。その際に、オスプレイに兵力を積んで中国に乗り込むということはあり得ない。まず、制空権と制海権を取ることが常識であり、陸軍が、のこのこと上陸することはない。

 沖縄も、そういう視点からみると近すぎると、米軍は考えている」。

 その上で柳澤氏は、次のように懸念を示しました。

 「集団的自衛権について、現在の議論は、政治的意図が説明されていない。

 小泉純一郎元首相は『アメリカしかない』と言った。ところで、ドイツは『大義がない』として、アフガニスタンには派兵したが、イラクには出していない。同じアメリカの同盟国でありながら、日本と違う対応をしている。

 エア・シー・バトルにしても、日米の軍事的、政治的シナリオにも、大きな違いがあるにもかかわらず、日米同盟だけを、前提としてしまっている」。

 「日米安保を破棄することは、最後の目標ではなく、スタートになる。

 長年、官僚機構が、日米同盟だけで政策体系を作ってきた。今も、シンクタンクなどでは多国間協調という話も出ている。しかし、政府から出てくるのは、日米同盟一辺倒の話ばかりだ」。

 詳しくはぜひ、本日の再配信をご視聴ください。

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【タイムリー再配信 984・IWJ_YouTube Live】20:00~
「『日本は日米同盟を自己目的化している』イラク戦争時の自衛隊派遣責任者、自省を込めて語る~岩上安身による緊急インタビュー 第298回 ゲスト 元内閣官房副長官補・柳澤協二氏
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

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※「日本は日米同盟を自己目的化している」イラク戦争時の自衛隊派遣責任者、自省を込めて語る~岩上安身による緊急インタビュー 第298回 ゲスト 元内閣官房副長官補・柳澤協二氏 2013.4.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/73357

■8月の「岩上安身のIWJ特報!」は7月に引き続き「岩上安身による小西洋之参議院議員インタビュー」から、改憲による緊急事態条項、米中対立、安保法制と日米同盟、台湾海峡有事などにフォーカスして、詳細な注釈をつけたものを3号にわたって発行します! ぜひ、まぐまぐからご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーすべて読むことができます!

 IWJではメルマガサイト「まぐまぐ」で、「岩上安身によるインタビュー」をフルテキスト化し、詳細な注釈をつけて、「岩上安身のIWJ特報!」として毎月発行しています。

 8月発行の「岩上安身のIWJ特報!」は、7月に引き続き、今年4月22日、29日、30日に行った、岩上安身による立憲民主党・小西洋之参議院議員への連続インタビューから、改憲による緊急事態条項、米中対立、安保法制と日米同盟、台湾海峡有事などにフォーカスして、詳細な注釈をつけ、第524号から526号までの3本を発行します。

 インタビューでは小西議員に、災害に乗じた緊急事態条項新設の欺瞞性、安保法制の下でアメリカに従属することの危うさ、米中の覇権争い、日本列島が戦場になる可能性などについて、多くの資料を示しながら語っていただきました。

 安保法制成立後の2017年から2018年にかけて、ミサイル実験、核実験を繰り返す北朝鮮に対し、当時のトランプ米大統領は朝鮮半島周辺海域に空母打撃群を展開。さらに戦略爆撃機B1Bに朝鮮半島上空を飛行させるなど、米朝の緊張は一気に高まりました。

 2017年3月、自衛隊は安保法制にもとづき、米空母打撃軍や戦力爆撃機を「武器等防護」する共同訓練を実施しました。

 これをきっかけに、それまで有事の攻撃対象を、米韓および在日米軍基地のみとしていた北朝鮮が、史上初めて日本本土を攻撃すると明言しました。

 小西洋之議員は防衛省に対し、2016年3月以降に北朝鮮が日本攻撃の意思表示をしている発言を請求しました。インタビューではこれを一覧にし、ここに自衛隊の米軍との共同訓練を重ね合わせたパネルを用意しました。これを見ると、北朝鮮は日米合同訓練を脅威ととらえ、日本に警告を発し続けているにもかかわらず、日本が米軍と行動をともにし、北朝鮮の脅威を煽り続けていたことがわかります。

 この当時、自衛隊トップの統合幕僚長だった河野克俊氏は、後年著書で、米国が北朝鮮を爆撃する可能性が6割ぐらいあったと明かしています。

 自衛隊は集団的自衛権にもとづき、米国と北朝鮮との戦争の最前線に置かれる重要影響事態、存立危機事態を想定していました。

 河野氏は「何があってもおかしくない」、つまり戦争が起き、日本が巻き込まれる可能性を認識していたのです。

 各号の大まかな内容がわかるよう、以下に目次を掲載します。ぜひ、お読みください。

(第524号の目次)
・各国のコロナ対応で見えてきた国家システムの競争。米中対立に巻き込まれる日本には、軍事的緊張のリスクを回避する調整機能が必要!
・ワクチン争奪戦に遅れをとった日本。菅総理は戦争協力と引き換えに米国からワクチン供給を!? ロイターは『日本から対中強硬姿勢を引き出すため』と指摘!
・恐ろしげな2012年の改憲草案がソフトな「改憲4項目」にイメージチェンジ! しかし、緊急事態条項という猛毒が潜んでいる!
・「災害対策に緊急事態条項が必要」という詭弁! そこには「武力攻撃災害」が含まれていて、戦争にも適用される!

(第525号の目次)
・国会を止めて内閣に権力を集中させる緊急事態条項。「民主主義国家で、国会を止めて、国民が幸せだった例があるんですか?」
・改憲派が言う「衆院の選挙中に大災害が起きて国会議員がいない状態への対応」は、憲法の緊急事態条項ではなく法律で可能!
・安倍前総理が自民党・憲法改正推進本部の最高顧問に就任!「自民党議員の多くが安倍時代しか知らないから、安倍総理がおかしい人だと思わない」

(第526号の目次)
・「米国の戦争に自動参戦する日本」を作った安倍前総理、なんと原発の新増設を求める自民議連の顧問にも! 「原発と戦争」を同時推進する究極の矛盾!
・安保法制の成立後に起きていた日本の危機! 米軍と自衛隊の共同訓練に北朝鮮が反発、「戦争が起きれば一番被害を受けるのは日本だ」と再三の警告を送っていた!
・「在日米軍基地だけ」を攻撃対象にしていた北朝鮮が変化! 「日本が米国に追従するなら、有事には米国より先に日本列島が丸ごと焦土化されかねない」
・亡国の安保法制を成立させた安倍政権によって日本列島は「ミサイル吸着ホイホイ」に! 米国本土にミサイルは届かず、すべてこちらに降り注ぐ!
・自衛隊トップが回想録で明かした一触即発! 「トランプ大統領が北朝鮮を攻撃する可能性は6割。自衛隊は集団的自衛権の行使を検討した」

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 また、岩上安身による立憲民主党・小西洋之参議院議員インタビューの全編動画は、以下のURLから御覧いただけます。こちらもぜひ、あわせて御覧ください。

※日米首脳会談で対中強硬姿勢が加速! 菅政権はコロナ禍のドサクサに紛れて改憲のための国民投票法改悪採決を画策!「原発を抱いたまま米国の戦争に自動参戦する国」に! ~岩上安身によるインタビュー 第1038回 ゲスト 立憲民主党・小西洋之参議院議員 2021.4.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/491229

※5月6日の連休明けにコロナ禍のドサクサに紛れて国民投票法改悪案が衆議院で可決!? 日本は「原発を抱いたまま米国の戦争に自動参戦する国」に! 「不要不急」の改憲の目的はナチスばりの戦時独裁体制の樹立!~岩上安身によるインタビュー 第1039回 ゲスト 立憲民主党・小西洋之参議院議員 2021.4.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/491497

※国民投票法「改悪」案、5月6日にも衆院採決か!?  国民投票法の次はナチスばりの緊急事態条項を含む自民党改憲へなだれ込むリスクが! 「不要不急」の改憲の目的はナチスばりの戦時独裁体制の樹立!~岩上安身によるインタビュー 第1040回 ゲスト 立憲民主党・小西洋之参議院議員 2021.4.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/491635

■<IWJ取材報告 1>「この問題の主題は、遺族の気持ちに寄り添うことと死者への畏敬の念を日本人が取り戻すこと」! 沖縄在住の僧侶・鴨下祐一氏が訴え!――8.19 遺骨を含む土砂を使用しないよう求める意見書採択に向けて~沖縄からの現地報告

 沖縄県名護市の辺野古新基地建設のために、第二次大戦の沖縄戦での激戦地であった沖縄本島南部の土砂を採取する計画に対して、全国の県議会や市町村議会で中止を求める国への意見書の採択が進められています。

 2021年8月19日、参議院議員会館で、「基地のない沖縄をめざす宗教者の集い」と「平和をつくり出す宗教者ネット」が、こうした意見書の採択に向けて集会を開催しました。

 集会では沖縄県在住の日本山妙法寺僧侶・鴨下祐一氏が「沖縄戦慰霊の地、遺骨が眠る地を守るために何ができるか」というテーマで講演を行いました。

 辺野古の埋め立てに使う土砂の採取場所として検討されている本島南部の土砂には、日本兵だけでなく、沖縄の住民や米兵、朝鮮半島から連れてこられた人たちの遺骨が、今も残されています。

 沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さんは、土砂採取の断念を求めて、沖縄や東京で繰り返しハンガーストライキを行っています。

 鴨下氏は、ハンストを行う具志堅さんのもとに、たくさんの人が訪れたことを報告しました。その中には、2018年に岩上安身がインタビューを行った、故・翁長雄志沖縄県知事の叔母、翁長安子さんの姿もありました。

※「洗脳教育され、人間ではなくて『立派な国民』だった!」沖縄戦で首里攻防戦に15歳で従軍した凄絶な戦争体験と平和への思い!~岩上安身によるインタビュー 第907回 ゲスト 故・翁長雄志沖縄県知事の叔母・安子さん 2018.9.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/431671

 鴨下氏は「この遺骨の問題で大事なのは遺族の方のお話。遺族の方がどういう思いで戦後を過ごされたのか、私たちは知るべきだ」と訴えました。

 続いて鴨下氏は、各地の地方議会で意見書が採択された例や否決された例をあげ「意見書を通すということは、あらゆる会派の議員の人たちの了解、理解がないとなかなか通らないというのが実情だ。保守系議員が多い場合は、辺野古という文字を入れない場合もある」と説明しました。

 その上で鴨下氏は、今後の意見書採択に向け「急いで意見書を出すと失敗するので、各会派との調整が必要」と述べ、次のように訴えました。

 「辺野古への言及を避けた、いわば採択のための最大限の譲歩の産物である意見書もあるが、辺野古新基地建設自体を止めるためには、いつまでも『辺野古』への言及を回避するわけにはいかない。

 『辺野古新基地建設自体が許されない』との市民的合意を形成し、それを正面から示す意見書採択を実現するために、さらなる努力が必要だ。

 意見書採択が実現した、あるいは逆に意見書採択が絶望的であることが判明した自治体でも、市民主導の勉強会や街頭宣伝などの取り組みを絶やさないようにしたい。

 この問題の主題は、遺族の気持ちに寄り添うことと、死者への畏敬の念を日本人が取り戻すことだ」。

 詳しくはぜひ、全編動画をご視聴ください。

※「この問題の主題は、遺族の気持ちに寄り添うことと死者への畏敬の念を日本人が取り戻すこと」! 沖縄在住の僧侶・鴨下祐一氏が訴え!――8.19 遺骨を含む土砂を使用しないよう求める意見書採択に向けて~沖縄からの現地報告
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/495383

 沖縄本島南部の土砂採取問題については、ぜひ以下の記事もあわせて御覧ください。

※死者が眠る沖縄南部の土砂を辺野古埋立に利用せんとする政府の暴挙に非難の声が続々! 沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表・具志堅隆松氏と土木技師で沖縄平和市民連絡会の北上田毅氏が「オール沖縄会議 学習会『南部戦跡からの土砂採取』」に登壇! 2021.3.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/490063

※政府の不誠実答弁に沖縄戦遺骨収集ボランティア具志堅氏「私は皆さんのことを『人間の心』を失ってると言ったが『日本人の心』も失っている!」~4.21沖縄から北上田毅さん・具志堅隆松さんを迎え政府交渉&院内集会 2021.4.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/491205

■<IWJ取材報告 2>抗体カクテル療法で注目の新型コロナ点滴治療薬「ロナプリーブ」を外来や自宅療養でも使える皮下注射薬として承認申請する方針!~8.27日本外国特派員協会主催 奥田修氏(中外製薬株式会社 代表取締役社長)記者会見

 8月27日、東京都千代田区の外国特派員協会(FCCJ)で、中外製薬の代表取締役社長兼最高経営責任者である奥田修氏が、日本政府から要請され販売開始される、新型コロナウイルス感染症治療薬など3種類の治療薬について、説明を行いました。

 中外製薬は2002年10月、スイスのバーゼルに本拠地を置く世界有数の製薬企業であるロシュ社が過半数の株式を取得しました。現在は発行済株式総数の59.89%をロシュ社が取得してロシュ・グループの一員となっています。

 中外製薬が開発、販売する治療薬は、ウイルスの増殖が進んでいく無症状から軽症の段階の患者には、抗ウイルス剤の「AT-527」、軽症から中等症1までの患者には、抗体治療薬の「ロナプリーブ(抗体カクテル)」、そして炎症が起きてくる中等症以降の患者には、抗炎症剤の「アクテムラ」の3種類があります。

 このうち、抗体カクテル療法で注目を集めている「ロナプリーブ」は、7月に厚生労働省の特例承認を受けました。現在軽症患者に投与される唯一の薬剤で、8月25日に外来での投与が許可されたばかりです。

 一方、中外が開発した国産初の抗体医薬品「アクテムラ」は、米国ですでに緊急使用許可を得ていますが、国内では2021年内の承認申請を目指しています。

 また、ロシュと米アテア社が開発を進めている経口薬の抗ウイルス剤「AT-527」は、2022年に承認申請が予定されています。

 奥田社長は「ロナプリーブ」について、「6月29日に申請して、特例承認をいただいたのが7月19日。3週間という異例のスピードで、世界で初めて薬事承認を取得した」と胸を張ってみせました。

 奥田社長は同薬の流通について「薬事承認を得て、薬価を取得して保険償還(価格)の中で一般流通をするという方法は取らず、ロナプリーブを政府が購入し、それを中外製薬が委託を受けて医療機関に配送するという仕組みを構築した」と述べ「2021年分は政府が買い上げることになっている」語りました。

 また同薬は、現在は入院時にしか使用できない点滴薬として承認されていますが、外来や、一定の条件下での自宅療養などでも使えるよう、皮下注射薬としての承認も「申請していく」と明らかにしました。

 詳しくはぜひ、全編動画を御覧ください。

※抗体カクテル療法で注目の新型コロナ点滴治療薬「ロナプリーブ」を外来や自宅療養でも使える皮下注射薬として承認申請する方針!~8.27日本外国特派員協会主催 奥田修氏(中外製薬株式会社 代表取締役社長)記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/495599

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
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IWJ編集部(岩上安身、田上壮彌、城石裕幸、六反田千恵、木原匡康、富樫航、中村尚貴)

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