日刊IWJガイド・非会員版「現実から目を背けた空虚!五輪競技始まる!11期も残り11日! コロナで財政危機!約1158万の大赤字!緊急のご支援をお願いします」2021.07.22号~No.3234号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
■はじめに~「すべてが、現実から目を背けた、不気味な未知の、爆発しそうな空虚」! 東京五輪の競技始まる! IWJの今期第11期も残り11日! コロナ禍で設立以来最大の財政危機状態にあるIWJは、現在約1158万円の大規模赤字! 設立以来最大の財政危機状態のIWJにどうか緊急のご支援をお願いいたします!
■【中継番組表】
■<昨日の岩上安身によるインタビュー>岩上安身による東アジア共同体研究所・須川清司上級研究員インタビュー「『台湾有事』急浮上で各国の軍拡競争激化 日本列島は中国のミサイルを『吸収』する犠牲の島に!? 新INF条約を樹立することは可能か?」を配信しました!
■<本日のタイムリー動画公開>本日午後7時から、昨年7月23日収録「『実は改憲五輪』!? 不退転の決意で五輪開催と在任中の改憲をと決意表明した安倍首相!『こんなにわかりやすい話はない』!~7.23中止一択! 東京五輪 そしてオリンピック廃止へ 7.23集会」を公開します!
■<スクープ!>米子松蔭高校ばかりか全国の高校野球で米子松蔭高校と同じ悲運が繰り返される可能性がある! 鳥取県高野連は県の教育委員会が定めたルールに従っていた! 鳥取県高校野球連盟が大会復帰を認めた米子松蔭高校が2回戦で境高校と対戦して3-2で逆転サヨナラ勝ち! 高校野球に厳しく五輪に甘い感染に関わる出場ルール! IWJは文科省と鳥取県高野連に緊急取材!
■<新記事紹介1>文在寅大統領が五輪での訪日、首脳会談見送りを発表! 背景に在韓日本大使館相馬公使の「マスターベーション」発言! まともな歴史認識も持たない政治家・官僚が極右発言を繰り返し、隣国を侮蔑して国際関係の信頼を破壊している!
■<新記事紹介2>世界で最もワクチン接種進むイスラエルがワクチン有効性著しく低下と警鐘! 楽観論で規制撤廃の英国! デルタ株にワクチン有効か!? 英巨大空母で2回接種済の乗組員約100人感染! 9月に10隻が日本各地寄港のリスク!! 日本は8月デルタ株9割予測!
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■はじめに~「すべてが、現実から目を背けた、不気味な未知の、爆発しそうな空虚」! 東京五輪の競技始まる! IWJの今期第11期も残り11日! コロナ禍で設立以来最大の財政危機状態にあるIWJは、現在約1158万円の大規模赤字! 設立以来最大の財政危機状態のIWJにどうか緊急のご支援をお願いいたします!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 東京五輪の開会式は23日ですが、昨日の21日から福島市の県営あづま球場で、ソフトボールの予選リーグが始まりました。

 日本は開幕戦でオーストラリアと対戦し,8対1で5回コールド勝ちしました。

※オリンピック ソフトボール 日本がオーストラリア破り初戦白星(NHK、2021年7月21日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210721/k10013151301000.html

 この21日の東京都の新規感染者は、1832人でした。今年の1月16日以来、1800人を超えました。1週間前の水曜日よりも680人以上増えていて、感染は急拡大しています。

※新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(第2271報)(東京都、2021年7月21日)
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/hodo/saishin/corona2271.files/2271.pdf

 また、21日には、80代の女性、70代の男性2人、60代の女性の4人が亡くなったと東京都は発表しました。

※新型コロナウイルスに関連した患者の死亡について(第2272報)(東京都、2021年7月21日)
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/hodo/saishin/corona2272.html

 東京都の新型コロナ対策アドバイザーを務める大曲貴夫国立国際医療研究センター病院国際感染症センター長は「今回の波は相当に厳しい」と21日、自身のツイッターで発言しています。

※大曲貴夫氏の7月21日のツイート
https://twitter.com/lukenorioom/status/1417474820363538432?s=20

 東京五輪は、こんな感染拡大第5波の真っ只中、緊急事態宣言が発令されている東京都が主舞台となって行われます。新型コロナ感染症の水際対策が杜撰で、選手村をウイルスから隔別するはずの「バブル」もそもそも機能していません。問題は、それだけではありません。

 振り返ってみましょう。安倍前総理の「アンダーコントロール」発言という大嘘に始まり、竹田恒和元JOC会長による招致疑惑、グラフィックデザイナーで多摩美術大学教授の佐野研二郎氏デザインによる東京五輪エンブレムの剽窃問題から始まって、開会式の作曲を担当したミュージシャンの小山田圭吾氏の差別と暴力と露悪の問題、バッハIOC会長の「犠牲が出るのは仕方がない」発言、菅義偉総理、小池百合子東京都知事、組織委員、IPCの5者の偽善と欺瞞の問題、NBCや電通、パソナといった五輪利権に食い込む企業の強欲、トヨタやコカ・コーラ、朝日新聞を始めとした大手メディアなど、スポンサー企業の理念なき現実適応という、五輪開会式前でさえ、この世の悪という悪が一気に噴き出しました。

 これは、コロナ禍という100年に一度のパンデミックが我々に見せてくれた日本の真実の姿でした。コロナ禍がなければ、そして、SNSなどのインターネットの発達がなければ、こうした真実は隠されたまま、醜悪な悪事は露見せず、何事もなかったかのように進行していたったはずです。

 詩人の河津聖恵氏は、東京五輪について、自身のフェイスブックで次のようなコメントを寄せています。

 「オリンピックというのは、じつはそのような人間の道具化のさいたるものではないだろうか。メダルのために鍛錬された肉体は、あまりに空虚にかんじる。

 さらにそれを映像で見て感動するということがあるならば、それは空虚の自乗ではないでしょうか。そうしたいわば『空虚な空虚』に慣らされすきて、息がつまりませんか。

 しかも今回はすべてが、現実から目を背けた、不気味な未知の、爆発しそうな空虚」

※河津聖恵氏のフェイスブック(2021年7月21日、コメント欄参照)
https://www.facebook.com/kiyoe.kawazu/posts/3950678431710503

 詩人の直感は、時に物事の真実を露わにしています。詩人河津氏の直感は、「すべてが、現実から目を背けた、不気味な未知の、爆発しそうな空虚」と、東京五輪の本質を射抜いていると思われます。

 我々は「空虚な空虚」といった前代未聞の大会を目撃することになるのでしょうか。

 連日ご報告しておりますが、IWJは現在、設立以来最大の財政危機状態に陥っています。

 IWJの今期最後の月となる7月は、今期6月までの累積の不足額から算出したご寄付・カンパの新たな目標金額を、1329万1661円としなければならなくなりました。

 7月1日から16日までの16日間で、102件、目標額の12.8%にあたる170万5000円のご寄付を頂戴しています。

 コロナ不況が深刻化する中、ご寄付をくださった皆さま、本当にありがとうございます。岩上安身とIWJスタッフ一同、心からお礼を申し上げます。

 一方で、IWJの今期期末となる7月31日までは、残り10日しかありません。この10日間で、あと約1158万円のご寄付・カンパが必要となっています。

 今期、このままの状態で、約1200万円近い赤字に転落すれば、8月以降の来期は、これまでのようにIWJを存続させ、何ものにも忖度しない、権力にもスポンサーにもこびない、独立したジャーナリズム活動を貫き続けていくことは困難になってしまいます。

 ご存知の通り、日本社会をハンドリングしている支配層が狂気と無責任に支配されている中、IWJは正気を保ちつつ、なんとか来期も存続し、他メディアでは読めない、IWJでしか観られない独自コンテンツを皆さまにお届けしたいと願っております。

 気味の悪い、言論弾圧の予兆はIWJにも迫りつつあります。

 日刊IWJガイド7月15日号でお知らせしたように、YouTubeの動画サイト、IWJのアカウントがYouTube側から以下の理由で一時公開(来週の20日まで)できなくなっています。

—-
・お客様のコンテンツがポリシーに違反している理由

社会的距離や自己隔離に関する地域の公共衛生機関や世界保健機関(WHO)のガイダンスの有効性を明確に否定し、そのガイダンスに反した行動を人々に取らせる恐れがあるコンテンツは、YouTubeで許可されていません。
—-

 該当動画は、世界中の外国人特派員が参加した、日本外国特派員協会で行われた記者会見の全編動画で、その同じ会見の動画は、日本外国特派員協会の公式YouTubeページにはアップされており、削除されていません。記者会見の内容も、YouTubeのポリシーに違反していると思えず、再審査請求を行いました。

 21日朝現在、YouTubeチームからの返答はまだありません。

 昨日、20日重ねて削除処分を撤回するよう以下のような要請をYoutubeに送りました。

=====
Google LLC/YouTubeチーム御中

【重要】要請文

 7月14日、弊社インディペンデント・ウェブ・ジャーナルのYouTubeチャンネル、「Movie IWJ」にて公開していた動画【2021.6.23 日本外国特派員協会主催 上昌広氏 記者会見 ―内容:政府の新型コロナ感染症対応が迷走した理由】(公開時URL:https://youtu.be/dj0w0ndvjC4)が、御社YouTubeチームによる審査の結果、「誤った医療情報に関するポリシーに違反している」などと判断され、削除されたことについて抗議し、撤回を求めます。

 御社より届いた通知メールには「お客様のコンテンツがポリシーに違反している理由」として「社会的距離や自己隔離に関する地域の公共衛生機関や世界保健機関(WHO)のガイダンスの有効性を明確に否定し、そのガイダンスに反した行動を人々に取らせる恐れがあるコンテンツは、YouTubeで許可されていません」とありますが、該当する事実はありません。

 該当動画は、世界中の記者が参加した、日本外国特派員協会(FCCJ)で行われた記者会見の全編動画であり、現在も、同じ会見の動画が日本外国特派員協会の公式YouTubeチャンネルで公開されており、該当動画(https://www.youtube.com/watch?v=ldszZSRyoik&t=612s)は削除されていません。同じ会見なのに、なぜ掲載しているメディアによってYouTube側の対応が違うのであろうか理解できません。極めて不公平・不公正な措置です。

 重ねて、今回の御社による措置について抗議するとともに、10月12日までとされる違反警告の有効期限について撤回を求めます。

インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
代表 岩上安身
=====

 該当の動画は、Vimeoの動画にさしかえてフルオープンでIWJサイトにある下記URLから御覧いただけるようにしてあります。YouTubeチームの削除判断が正しいかどうか、ぜひ、多くの人々に見ていただき、確かめてもらいたいと思います。FCCJ側のURLは以下の通りです。ぜひ見比べてみてください。何も変わらないことが確かめられると思います。

※Press Conference: Why the Government’s COVID Response went astray by Masahiro Kami(YouTube、2021年6月23日)
https://www.youtube.com/watch?v=ldszZSRyoik

※外国特派員協会主催の上昌広氏記者会見を配信したYouTube上のIWJの動画が、YouTube側が「誤った医療情報に関するポリシーに違反」として削除! しかし主催の外国特派員協会の方のYouTube動画はそのまま!この不公平は何か!? 2021.7.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494427

 我々の要請に応じない、またはどの動画のどの箇所が規制対象だったのか、詳しい説明がYoutube側からなされなければ、検閲行為です。言論の自由の侵害で憲法違反とみなされても仕方ありません。

 IWJの活動にご期待、ご賛同いただける方は、ぜひ緊急のご支援をお願いいたします! 1人でも多くの方々からご支援いただき、1歩でも2歩でも目標額に近づきたいと願っています! 少額でもけっこうですので、ご寄付・カンパをぜひよろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※ご寄付・カンパは「note」のページからでも可能です。「note」内でお読みになりたい記事をクリックしますと、「記事を購入する」欄の下部に「気に入ったらサポート」という緑のアイコンがありますので、そちらをクリックしますと、ご寄付・カンパ欄が表示されますのでそちらからお願いいたします。

※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。よろしくおねがいします。(クレジットカードの場合は、上記URLからお入りください)

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 また、コロナ禍による会員の減少によって会費収入が前期比20%減となり、IWJの財政は大きく悪化しています。

 前期の会費収入は8322万円でしたが、今期の予想はマイナス1672万円の6650万円になるだろうと予測しています。

 まだ会員ではない方は、この機会にぜひご登録を! 会員登録はしたけれど会費未納で休眠状態という方は、ぜひ再開して、会費をお納めいただき、会員としてIWJをお支えください。

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 今現在、IWJ代表の岩上安身は自身の報酬を100%カットし、今期末まで「ただ働き」のまま、「手弁当」どころか「持ち出し」で、日々の激務に取り組んでいます。しかし、岩上安身個人にしわ寄せをする「異常」な状況が続いては、この先、IWJが存続し、活動し続けることはできません。

 多くの方々からご寄付・カンパをいただきましたが、今年に入ってから、現状、ご寄付すべてをIWJの運営費にあてており、岩上安身への返済には1円も回しておりません。

 岩上安身も一人の人間であり、生活者であり、扶養しなければならない家族もいます。老後の貯えを削ることにも限界があります。

 今期、IWJが大幅に赤字転落した場合、岩上安身がこれ以上個人でIWJを支えるのは不可能です。

 私たちは、ご寄付や会費という形で、市民の皆さまから託された期待に対し、権力にこびず、忖度しない、特定スポンサーに買収されない独立メディアとして使命を果たしたいと思っています。

 日本は今、コロナ禍の陰で、急激な勢いで、勝算のまったくない、米国の国益と覇権を守るためだけで日本は守らない、無謀な戦争への道をひた走りつつあります。この事実を、マスメディアは本気で国民に知らせようとしていません。

 日本を破滅へと導く、改憲による緊急事態条項の導入を与党が急ぐのも、防衛省が隣国に届く、「刺し違え」ミサイルを配備しようとしているのも、「重要土地調査規制法」の成立を急いだのも、すべて戦争準備のためです。

 その後に起こるのは、米中が覇権をかけて戦う戦争において、日本が「捨て駒」として都合よく使われ、米中の覇権争奪の最前線の戦場とされてしまう悲惨な事態です。日本がうっかり配備しようとしているミサイルは、中露を強く刺激しており、日本はいきなりミサイル軍拡で中露を相手にしなければならなくなる恐れがあります。

 大手メディアは、まともにこうした危険性を十分に伝えようとせず、あろうことか、改憲CMを無制限に受け入れて改憲に加担するだけでなく、金儲けすらもくろんでいます。

 そんな「改憲ビジネス」にどっぷりつかった記者クラブメディアに、真実の報道や論評は期待できるはずがありません。

 従って、日本国民の大半は、自分たちがとてつもなく危険で悲惨な目にあわされる可能性があるという事実をまったく知らされていません! ですからなおのこと、IWJは使命感を持って徹底的にこのミサイル軍拡問題を直視し、正面からお伝えしていかなければと思っています!

 6月17日には、IWJ代表の岩上安身が菅総理に、18日にはIWJ記者が岸防衛大臣に、米国の戦略に隷従していくだけで日本の国民の安全は守れるのか鋭く質問を行いました!

※菅総理会見で岩上安身が「内閣独裁体制になれば日本は民主主義国グループから脱落」と指摘! 総理は重要土地規制法の強行採決を「極めて民主的」と言い逃れ、「米中対立に距離を」の質問に「対中包囲網なんか、私、作りませんから」とうろたえ!~6.17菅義偉総理会見 2021.6.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/493691

※【岩上安身のツイ録】菅義偉総理が会見で、岩上安身のG7サミットに関する質問に、「中国包囲網なんてない」と言い出した! 対米従属路線や戦時独裁体制を築こうとしていることについては、反論も説明もなし。答えられない、ということか!? 2021.6.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/493703

※「台湾有事の際に最前線となる自衛隊と近隣住民の被害見積もりは?」IWJ記者の質問に岸大臣は「仮定の質問への回答はひかえる」「台湾海峡問題は当事者間の直接対話で平和的解決を」~6.18岸信夫 防衛大臣 定例会見 2021.6.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/493288

 IWJは、他のメディアが沈黙を続けても、断固として沈黙せず、タブーを破り、近づく亡国の戦争の危機について警鐘を鳴らし続けます! IWJがなくなれば、こうした破滅的戦争への危機について報じ、警告を発し続けるメディアはなくなってしまう怖れがあります!

 改憲による緊急事態条項によって、破滅に至る戦争への突入を阻止すべく、徹底的に抵抗し抜くためには、IWJの姿勢に共感し、IWJを支えてくださる市民の皆さまのご支援、ご協力が、どうしても必要です!

 どうぞ、今期末の7月末まで、大幅な赤字に陥らないよう、ぜひ、緊急のご支援、応援をよろしくお願いいたします!

 IWJが、権力の腐敗と、独裁と、亡国に至る無謀な戦争に対し、抵抗し続けてゆくためには、皆さまからのご寄付・カンパとともに、会員の方々の会費収入がとても重要になってきます。ぜひ皆さま、会員になって支えてくださるよう、お願いいたします!

 また、お知り合いの方にぜひIWJの存在や活動について、口コミやSNSを通じて、広めていただき、会員となって支えてくださるようにお伝え願います! どうぞご協力をお願いいたします。IWJはまだまだ、一般に認知されていないメディアです。広く知られることで、IWJのお伝えする情報の価値に気づく方も増えてくると思います。

 一般会員にご登録いただくと、中継で見逃してしまったIWJの動画コンテンツを2ヶ月間、アーカイブでお好きな時に御覧いただけます! 入会金は無料。会費は月々1100円ですが、1年分まとめてお支払いいただければ1万1000円と2ヶ月分お得になっています!

 そして、現在一般会員でいらっしゃる方はぜひサポート会員へのお切り替えをご検討ください! サポート会員の方は、過去のインタビューも含めすべてのIWJのコンテンツをいつでも御覧いただけます。

 さらに、サポート会員にご登録いただくと、メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」をすべて無料で閲覧することができます。「岩上安身のIWJ特報!」は、岩上安身によるインタビューを文字起こしし、詳細な注釈をつけたメルマガです。インタビュー動画を見る時間をなかなか取れない、インタビュー動画の内容をもっと詳しく知りたいという方には特におすすめです。

 6月30日時点の会員数は3691人、このうちサポート会員の方は1293人です。一年前と比較して、会員総数が957人減、サポート会員は304人減と、IWJの経営もコロナ禍の直撃を受けています。創立以来、これほどの会員減は経験したことがありません。未曽有の危機です。

 サポート会員へ移行してくださる方が増えれば、IWJの活動は今よりもずっと安定したものになります。サポート会員の人数が4000名に達すれば、それだけでご寄付やカンパをいただかなくても、活動資金をまかなえることになります!

 どうか、ぜひサポート会員になってIWJの活動をお支えいただけますよう、ご検討ください!

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 IWJでは、月払いをお選びいただいた会員の方の会費納入期限を、毎月15日に設定させていただいています。そのため、15日を過ぎた段階で、会費をお納めいただけなかった方に対し、やむをえず、会員の資格を一時停止する手続きを取らせていただいています。

 会員の皆さま、一部、会費を納め忘れている方がいらっしゃいます! ぜひ、急ぎお納めいただき、有効会員として「復活」してください!

 現在、会費未納等でいったん休眠会員となられている方も、 会員番号はすべて保存してありますので、会費をご納付いただければ、着金が確認され次第、いつでも再開できます! ぜひ、再開をお願いいたします!

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◆中継番組表◆

**2021.7.22 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch6】13:40~「不要で不急!オリンピックやめろ!調布デモ」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch6

 「命より大事?オリンピックやめろ!吉祥寺デモをやる会」主催のデモを中継します。これまでIWJが報じてきた東京五輪関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e3%82%aa%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%83%94%e3%83%83%e3%82%af
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【タイムリー映像公開 952・IWJ】19:00~「『実は改憲五輪』!? 不退転の決意で五輪開催と在任中の改憲をと決意表明した安倍首相!『こんなにわかりやすい話はない』!~中止一択! 東京五輪 そしてオリンピック廃止へ 7.23集会」
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 2020年7月に収録した、「『オリンピック災害』おことわり連絡会」主催の集会を配信ページで公開します。これまでIWJが報じてきた憲法改正関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%86%b2%e6%b3%95%e6%94%b9%e6%ad%a3

[記事URL]https://iwj.co.jp/wj/open/archives/478569

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◆中継番組表◆

**2021.7.23 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch6】12:00~「五輪は中止だ!抗議アクション~都庁前トーチリレー到着抗議行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch6

 「反五輪の会 NO OLYMPICS 2020」、「『オリンピック災害』おことわり連絡会」主催の抗議行動を中継します。これまでIWJが報じてきた東京五輪関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e3%82%aa%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%83%94%e3%83%83%e3%82%af
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【IWJ・Ch5】14:00~「もの言えぬ社会の到来 沖縄つぶしの『土地規制法』は廃止! 学習集会」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「土地規制法を廃止にする全国自治体議員団」、「『重要土地調査規制法案』反対緊急声明事務局」、「沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック」、「全水道東京水道労働組合」共同呼びかけの集会を中継します。これまでIWJが報じてきた重要土地等調査規制法案関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e9%87%8d%e8%a6%81%e5%9c%9f%e5%9c%b0%e7%ad%89%e8%aa%bf%e6%9f%bb%e8%a6%8f%e5%88%b6%e6%b3%95%e6%a1%88
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【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動(スタンディング)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee
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【IWJ・Ch6】18:30~「五輪は中止だ!抗議アクション :Lock Down! 東京五輪 開会式抗議デモ」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch6

 「反五輪の会 NO OLYMPICS 2020」、「『オリンピック災害』おことわり連絡会」主催のデモを中継します。これまでIWJが報じてきた新型コロナウイルス関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%96%b0%e5%9e%8b%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e3%82%a6%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%82%b9

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

コロナ感染者が急増する東京周辺への緊急事態宣言拡大は? そして広島高裁で原告84人全員が被爆者と認定された「黒い雨」訴訟で政府は上告するのか?~7.20 田村憲久 厚生労働大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494520

「人々の命と暮らしを守るために勇気をもって東京五輪・パラリンピックの開催中止を決断する時だ!」~7.15宇都宮健児氏による東京五輪・パラリンピック開催中止を求める45万超のオンライン署名と要望書の提出
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494375

◆昨日再アップした記事はこちらです◆

(再掲載)検察・警察と詐欺師が「タッグ」で創り出した「美濃加茂市長」事件の全貌!「日本版・司法取引制度の導入で同じことが起きる」~岩上安身によるインタビュー 第836回 ゲスト 主任弁護人・郷原信郎弁護士!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/409411

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■<昨日の岩上安身によるインタビュー>岩上安身による東アジア共同体研究所・須川清司上級研究員インタビュー「『台湾有事』急浮上で各国の軍拡競争激化 日本列島は中国のミサイルを『吸収』する犠牲の島に!? 新INF条約を樹立することは可能か?」を配信しました!

 昨日21日、岩上安身は東アジア共同体研究所の須川清司上級研究員にインタビューを行いました。7月6日にお届けしたインタビューの続編です。

※米中戦争対立激化時代の東アジア安全保障・第1回「台湾有事」急浮上で各国の軍拡競争激化 日本列島はミサイル要塞化! 新INF条約を樹立することは可能か?~岩上安身によるインタビュー第1045回 ゲスト 東アジア共同体研究所・須川清司上級研究員2021.7.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494064

 米軍のデヴィッドソン・インド太平洋司令官は今年3月、米上院で「台湾有事は6年以内に起こり得る」と証言し、同盟国を含めて、米中対決を前提に軍備増強を訴えました。

 インタビューの前編では、地上・艦船・航空機など多様な発射台に長射程化されたミサイルを第一列島線に分散配備して中国海軍を攻撃できるようにする、という米軍の描く軍備増強の青写真について、須川氏に詳しくお話をうかがいました。

 米軍は西太平洋・東アジアの第1列島線上に領土を持たず、第1列島線上の主たるミサイルの配備先は日本列島以外に考えられません。そして米軍のミサイルを日本列島全てに分散配備するということは、日本列島が中国を攻撃する最前線のミサイル基地になるとともに、日本列島全土が中国のミサイルの標的になる、ということです。

 この前提を踏まえて、インタビュー後編では、「地上発射式長射程ミサイル配備を日本政府は拒否できるのか」をテーマに須川氏にご見解をうかがいました。

 須川氏は、「日本のリベラルも含め、日米安保に詳しい人ほど『NO』と言えないとおっしゃる」としつつも、「政府間で取り決めに従えばできないが、条約の外側ではいくらでも言える」と、先に結論としての見解を述べました。

 須川氏は東アジア共同体研究所HPで連載している「Alternative Viewpoint」第20号の中でも「それは日本政府次第。『日本政府の政治的意志として地上発射式長射程ミサイルの持ち込みは拒否する』と公式に伝えれば、米国政府がこれを無視することはできない」と記しています。政治的意志があれば、拒否は可能なはずということです。

 しかし、米国に隷属するばかりの現在の日本政府に、そんな「政治的意思」の表明を期待できるのでしょうか?

 須川氏には、米国の要求に対する日本の意志決定の背景にある、日米安保条約第6条と、1960年の「岸・ハーター交換公文」、「藤山・マッカーサー口頭了解」について解説していただきました。

 日米安保条約第6条は、在日米軍が使用する区域について「日米合同委員会で定める」としています。そして日米地位協定には米軍の装備に関する明示的な定めがありません。

 しかし、1984年8月1日、衆議院外務委員会で、栗山政府委員(外務省)は、「俗に核、非核両用というような兵器で、核弾頭が装置されれば核兵器である、通常兵器としても使用できる、もしそういうようなミサイルがあるとすれば、そのミサイル自身の日本への持ち込みというものは事前協議の対象にはならない」と答弁しています。

 須川氏は、「戦後の日本外交は、『条約や政府間協定に明記されていなければ、米国政府の要求を断ったり、米国政府の意に反する要求をしたりしてはいけない』という考えにどっぷり漬かってきた」、「日本政府は日本の自発的意志に基づく対米協議申し入れの可能性を自ら封じてしまった」と指摘します。

 また、須川氏は「日本という国は国際法って言葉に弱い」、「(国内で)人権など国際法違反をやってはいるけど、目を閉じ、日米同盟で米国に従わなければいけない時など、有利な国際法に関しては義務があると」することを指摘しました。

 そして、「国際政治は文書で動いているわけではなく力を背景にしている。アメリカの次官級の人間がミサイルの持ち込みは同盟国の同意を得てやると証言している。アメリカは相手国が『NO』と言えば押し付けは通らないところがある」と解説し、「鳩山政権で『NO』と言いたいとやったためにアメリカの議会内でも見直しの声があった」と当時を振り返りました。

 須川氏のお話を受けて、岩上安身は「日本政府次第。国民が突き上げることができるかどうか。国民は議論する必要がある」と応じました。

 須川氏には、さらに「米国からの地上発射式ミサイルの日本への配備要求に対して日本が採り得る『4つの選択肢』」について、具体的なお話をうかがいました。

 「日本側は確たる方針を持っているのか?」「政府内で十分な議論を行っているのか不安が募る」とする須川氏は、日本が採り得る4つの選択肢(外交的取組み)として次の4つを提示します。

 1. ミサイル配備に同意する
 2. ミサイル配備を拒否する
 3. 関知しないフリをする(実質的容認)
 4. 日本がミサイル軍縮を仕掛ける

 詳しくはぜひ、インタビューの全編動画を御覧ください。インタビューは準備ができ次第、本日にでもIWJのサイトにVimeoでアップいたします。それまでは、ツイキャス上で動画を公開しています。

※「台湾有事」急浮上で各国の軍拡競争激化 日本列島は中国のミサイルを「吸収」する犠牲の島に!? 新INF条約を樹立することは可能か? 岩上安身による東アジア共同体研究所・須川清司上級研究員インタビュー」(IWJ・Ch5)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494556

■<本日のタイムリー動画公開>本日午後7時から、昨年7月23日収録「『実は改憲五輪』!? 不退転の決意で五輪開催と在任中の改憲をと決意表明した安倍首相!『こんなにわかりやすい話はない』!~7.23中止一択! 東京五輪 そしてオリンピック廃止へ 7.23集会」を公開します!

 IWJでは現在、7月15日から1週間、IWJのYouTubeチャンネル、「Movie IWJ」内での動画アップロード、投稿、ライブ配信などの操作ができなくなっています。

※外国特派員協会主催の上昌広氏記者会見を配信したYouTube上のIWJの動画が、YouTube側が「誤った医療情報に関するポリシーに違反」として削除! しかし主催の外国特派員協会の方のYouTube動画はそのまま!この不公平は何か!? 2021.7.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494427

 このため、現在YouTube Liveでの再配信の代替措置として、IWJのサイト内での映像公開を行っています。

 明日、23日はいよいよ東京五輪の開会式です。熱中症のリスクが高い酷暑の東京でオリンピックを実施することだけでも、正気とは思えませんが、豪雨災害の危険性やデタラメなコロナ対策に加え、五輪招致を巡る贈収賄疑惑、「復興五輪」の嘘、安倍前総理による「アンダーコントロール」発言、エンブレム盗用問題や、森喜朗前五輪組織委員会会長の女性蔑視発言などもあり、初めから東京五輪は日本の信用失墜や政治の腐敗を象徴していました。

 そこで本日は、ちょうど開会式から1年前の、昨年7月23日に収録した「『実は改憲五輪』!? 不退転の決意で五輪開催と在任中の改憲をと決意表明した安倍首相!『こんなにわかりやすい話はない』!~7.23中止一択! 東京五輪 そしてオリンピック廃止へ 7.23集会」をフルオープンで公開します。

 東京新宿区の日本キリスト教会館で開催された「中止一択!東京五輪」で、参加者たちは一刻も早い東京五輪の中止を求めました。

 集会に先立ち、司会の鵜飼哲・一橋大学名誉教授は「私自身は2013年、オリンピック招致が決まった時点から運動をしてきたが、どこからどう考えてもこの東京オリンピックだけはおかしい、この状況でオリンピックはあり得ない」と訴えます。

 鵜飼氏はその上で「それでも強行されようとしているオリンピックは東日本大震災からの復興五輪と言われているが、実は改憲五輪なのではないか」、「国会が閉会になってから安倍首相(当時)が一番大きな声で発信したのは、『不退転の決意でオリンピックをやる』と『自分の在任中に改憲をやる』という事だ」、「こんなにわかりやすいことはない」と、五輪開催にこだわる背景に「改憲」があることに懸念を示しました。

 また、講師として登場したライターの武田砂鉄氏は「今、ニッポンにはこの夢の力が必要ではない」と題し、五輪スローガンの変遷について解説します。

 東京五輪は、当初は東日本大震災からの「復興五輪」として標榜されてきました。しかし、竹田恆和・東京召致委員会理事長は招致の段階で行なった記者会見で「福島と東京は250キロ離れている、東京は安全だ」と発言しています。

 武田氏は「この時点で復興五輪などと言える口ではない」、「大変侮辱的なメッセージだ」と断罪し、「復興五輪」は「誘致名目」に過ぎないことを明らかにします。

 また武田氏は、安部晋三総理や橋本聖子・五輪担当大臣らが「復興五輪」と次第に言わなくなり、コロナ禍が進むにつれて、「ウイルスに人類が打ち勝った証として」というスローガンを都合よく多用するように変化してきたことを指摘。復興が置き去りにされていること、その時々の政権の都合でスローガンを変えてきていることに注意を喚起します。

 続いて、ジャーナリストの志葉玲氏が登壇。2019年1月19日深夜、東日本難民センターに収容されている難民認定申請者の、デニズさんに対する「制圧」名目で行われた入国管理局職員による集団暴行の様子を、入管自身が記録したビデオを披露します。

 志葉氏は、難民センターの収容者に対する対応について「東京オリンピックの開催が決まってから明らかに状況がひどくなった」と述べ、収容されている人が一定の条件下で解放される「仮放免」の手続きがこの2年ぐらい急に全然認められなくなってきていることを指摘。「精神的に追い詰められて洗剤を飲み込むとか、自傷する自殺未遂者が多発している」「首を吊って自殺した人もいる」と訴えます。

 2018年4月に警察庁と法務省、厚生労働省の三省庁合意があり、そこには「政府は2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて『世界一安全な国・日本』を目指している。不法滞在・偽装滞在者の積極的な摘発を図り、在留資格を取り消すなど、厳格に対応する」とあり、難民への「人権侵害」が五輪対策の一環であることを指摘します。

 詳しくはぜひ、本日の映像公開を御覧ください。

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【タイムリー映像公開 952・IWJ】19:00~
「実は改憲五輪」!? 不退転の決意で五輪開催と在任中の改憲をと決意表明した安倍首相!「こんなにわかりやすい話はない」!~7.23中止一択! 東京五輪 そしてオリンピック廃止へ 7.23集会
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

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 なお、上記URLでの公開は当日限りとなりますが、IWJの一般会員様は、以下のURLから動画をご視聴いただけます。

※「実は改憲五輪」!? 不退転の決意で五輪開催と在任中の改憲をと決意表明した安倍首相!「こんなにわかりやすい話はない」!~7.23中止一択! 東京五輪 そしてオリンピック廃止へ 7.23集会 2020.7.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/478569

■<スクープ!>米子松蔭高校ばかりか全国の高校野球で米子松蔭高校と同じ悲運が繰り返される可能性がある! 鳥取県高野連は県の教育委員会が定めたルールに従っていた! 鳥取県高校野球連盟が大会復帰を認めた米子松蔭高校が2回戦で境高校と対戦して3-2で逆転サヨナラ勝ち! 高校野球に厳しく五輪に甘い感染に関わる出場ルール! IWJは文科省と鳥取県高野連に緊急取材!

 21日、米子松蔭高校が2回戦で境高校と対戦して3-2で逆転サヨナラ勝ちしました。米子松蔭高校の野球部の皆さん、2回戦突破おめでとうございます。素晴らしい闘志でした。また、日程がずれたのもかかわらず、米子松蔭高校と堂々と対戦し、惜敗した境高校野球部の皆さんの健闘も光りました。両校ナインにエールを送りたいと思います。

 米子松蔭高校では、7月16日に学校関係者の1人に新型コロナウイルス感染が判明し、高校野球鳥取大会の2回戦を辞退していましたが、19日午後5時、鳥取県高野連が会見し、米子松蔭高校の出場容認を発表していました。

※鳥取県高校野球連盟(2021年7月21日閲覧)
https://www.tottori-hbf.jp/

 7月21日付のスポニチは、出場辞退に至った経緯を以下のように説明しています。

 「▽7月16日深夜 学校関係者1人の新型コロナウイルス感染が判明。野球部員、野球部関係者らとの接触はなく、独自の抗原検査で陰性を確認。

▽17日 感染者、濃厚接触者なしを証明できず、9時開始の境との2回戦を出場辞退。メンバー表交換が8時10分で、保健所が開くのが8時30分だった」

※米子松蔭 出場辞退から一転、2回戦で境に劇的逆転サヨナラ勝利 監督「相手に深く感謝」(スポニチ、2021年7月21日)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1896c35d43d43a02e43256b0f5c63a9e8351944

 つまり、保健所に対して米子松蔭高校野球部が、部員に感染者も濃厚接触者もいなかったと証明するための時間が、試合開始のタイミングに間に合わなかったというのです。

 感染者なしでも、濃厚接触者なしでも、チーム内で検査しても、保健所にオーソライズしてもらえないと社会的に通用しない、という構造になっていることがわかります。

 他方、東京五輪の出場ルールは、6時間以内にPCR検査で陰性ならば、濃厚接触者でも出場が可能というものです。国内のルールでは、濃厚接触者は14日間の待機が求められているというのにです。

※【独自】濃厚接触の選手、6時間前にPCR陰性なら出場可能に…政府・組織委方針(読売新聞、2021年7月15日)
https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/20210715-OYT1T50350/

 このとき、濃厚接触者の陰性をオーソライズするのは、組織委員ということになるのでしょうか。また、なぜ、濃厚接触者について、国内ルールよりも甘い基準を五輪選手には課すのでしょうか。

 このダブルスタンダードについて、文科省と鳥取県高野連にIWJは直撃取材しました。

 初めに、文科省に取材しました。

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https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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■<新記事紹介1>文在寅大統領が五輪での訪日、首脳会談見送りを発表! 背景に在韓日本大使館相馬公使の「マスターベーション」発言! まともな歴史認識も持たない政治家・官僚が極右発言を繰り返し、隣国を侮蔑して国際関係の信頼を破壊している!

 2021年7月19日、韓国の文在寅大統領は、東京五輪に合わせた訪日をしないことを決定しました。

 「従軍慰安婦」「徴用工」の問題などがこじれにこじれ、「戦後最悪」ともいわれる日韓関係で、菅総理と文大統領が会談することは、関係改善の糸口になるのではないかと期待されていました。しかし、ここにきて新たな問題が噴出しています。

 在韓日本大使館の相馬弘尚総括公使が、記者との昼食会を兼ねた面談の席で「文大統領がマスターベーション(自慰行為)をしている」と、下品な表現で問題発言して波紋を呼んでいます。その他にも相馬公使は、面談の席で韓国側を挑発する発言を連発しました。

 相馬公使の発言は、感染拡大による緊急事態宣言下での五輪の開催で、訪日するか否か揺れていた文大統領の決断を決定的なものにしたとされています。また、「儀礼的な会談ではなく成果のある会談を」と、建設的な対応を求める韓国側に対して、日本側は侮辱する対応だったと国際的に受けとられかねません。

 また、文大統領が出席する予定だった五輪開会式10日前の7月13日に、「竹島が日本固有の領土」と明記された「防衛白書」を発表し、韓国側に対して挑発的な対応を続けています。白書の表紙には、明治以降国民に植え込まれた皇国史観の中で、「忠臣」として過剰に美化されてきた楠木正成を思わせるデザインになっており、菅政権の閣僚を中心とする政治家だけでなく、防衛省官僚までも「戦前回帰」を表向しているのではないかとの疑いを抱かせます。

詳しくは、下記の記事を御覧ください!

※文在寅大統領が五輪での訪日、首脳会談見送りを発表! 背景に在韓日本大使館相馬公使の「マスターベーション」発言! まともな歴史認識も持たない政治家・官僚が極右発言を繰り返し、隣国を侮蔑して国際関係の信頼を破壊している!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494560

■<新記事紹介2>世界で最もワクチン接種進むイスラエルがワクチン有効性著しく低下と警鐘! 楽観論で規制撤廃の英国! デルタ株にワクチン有効か!? 英巨大空母で2回接種済の乗組員約100人感染! 9月に10隻が日本各地寄港のリスク!! 日本は8月デルタ株9割予測!

 イスラエルは世界で最もワクチン接種が進んでいる国のひとつですが、そのイスラエル保健省は、新型コロナのワクチンの有効性が、感染予防効果等に関して著しく下がっていると、2021年7月5日に報告しました。

 一方、英国政府は、デルタ株の感染拡大を受けて、6月21日に予定していた国民の行動制限の解除を1ヶ月延期しました。

 しかし7月も感染者が急増中にもかかわらず、死者数の増加率が低いこと等から、ワクチンの効果を期待して、7月19日に行動制限の全面的解除に踏み切りました。

 国民の多くがマスクを外し、自由に行動し始めています。7月5日に制限解除予定を発表した際、ジョンソン英首相は「ウイルスとの共存」と語っています。

 しかし現在、英国では変異種のデルタ株が9割を占める状態であり、英国の措置は楽観的すぎると判断する国々も出ています。

 ドイツは6月下旬、他の国に認めたワクチン接種済み旅行者の隔離免除を英国からの旅行者に対して認めず、香港、ポルトガルも同様に英国の旅行者を制限しました。

 ドイツはさらに英国の旅行者の入国禁止まで求める意向を示しましたが、7月7日には一転して、ワクチン接種完了者の隔離を免除するなど、その対応は大きく揺れ動いています。

 また、100人余りの科学者が医学専門誌『ランセット』誌への寄稿で、英国の行動規制全面解除を「危険で時期尚早」、高水準の感染者数容認は「反倫理的かつ非合理的」と批判したことも報じられています。

 一方、英国海軍の誇る世界最大級の空母クイーン・エリザベスの乗組員の中から約100人の患者が発生した、というニュースを、BBCが7月6日に報じました。この巨大空母は、「中国包囲網」のために、米軍・自衛隊と共同訓練を行う目的で、東アジア、とりわけ日本を目指して航行中でした。

 問題は、この空母の全乗組員がワクチンを2回接種済みだったという事実です。

 英国から極東へ向けて出航したこの空母打撃群の感染者の多くが、デルタ株に感染していた可能性は否定できません。だとすれば、デルタ株は、ワクチン接種を済ませた者にも感染してしまうことになります。

 そして、空母クイーン・エリザベスを中心とする10隻の「空母打撃群」と、その乗員3700人は、2021年9月に横須賀をはじめ日本各地に分散寄港する予定なのです。7月21日時点では、空母打撃群全体の寄港の具体的な期日と場所が明らかにされず、乗員の下船等に関する扱いも不明です。彼らが自衛隊と共同訓練を行ない、日本各地で下船する場合の感染リスクを、真剣に考える必要があります。

 日本も五輪開催を前に、デルタ株への置き換わりが進み始め、五輪が終了する頃にはデルタ株が主流になると予測されています。五輪の「バブル」施設内で外界と隔離されている選手・関係者らが、仮にワクチンの2回接種完了者ばかりだったとしても、デルタ株の感染者が紛れ込めば、感染は容易に拡大してしまうのではないでしょうか。

 こうした点から、デルタ株(今後新たに登場するであろう新しい変異株も含め)の感染状況と、ワクチンの有効性に関する情報に、楽観せず、注意を払う必要があります。

 詳しくは、下記の記事を御覧ください!

※世界で最もワクチン接種進むイスラエルがワクチン有効性著しく低下と警鐘! 楽観論で規制撤廃の英国! デルタ株にワクチン有効か!? 英巨大空母で2回接種済の乗組員約100人感染! 9月に10隻が日本各地寄港のリスク!! 日本は8月デルタ株9割予測!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494587

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20210722

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、木原匡康、富樫航、仲川正紀、尾内達也、村上良太)

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