┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~「全裸にしてグルグルに紐を巻いてオナニーさしてさ。ウンコ食わしたり」!! 東京オリパラ開会式の楽曲担当者・小山田圭吾氏は「いじめ」と称して障害者への許されざる暴行を笑いながらインタビューで語っていた! 倫理なき五輪を象徴! 彼を起用し、問題発覚後も擁護した組織委は責任を取れ!
┠■IWJの今期第11期も残り11日! コロナ禍で設立以来最大の財政危機状態にあるIWJは、現在約1158万円の大規模赤字! どうか緊急のご支援をお願いいたします!
┠■【中継番組表】
┠■<本日の岩上安身によるインタビュー>本日午後3時より「米中戦争対立激化時代の東アジア安全保障・第2回 『台湾有事』急浮上で各国の軍拡競争激化 日本列島はミサイル要塞化! 新INF条約を樹立することは可能か? 岩上安身による 東アジア共同体研究所 須川清司上級研究員インタビュー 後編」をツイキャス【IWJ_Ch5】で生配信します!
┠■<IWJ取材報告 1>酒取引停止と金融機関による働きかけの「要請撤回」について大手メディアの記者からの質問はなし! 西村大臣は「すべて自分の責任で行なった」と言うが菅総理の「監督責任」が問われるべき!~7.20西村康稔 新型コロナ対策担当大臣 記者会見
┠■<IWJ取材報告 2>コロナ感染者が急増する東京周辺への緊急事態宣言拡大は? そして広島高裁で原告84人全員が被爆者と認定された「黒い雨」訴訟で政府は上告するのか?~7.20 田村憲久 厚生労働大臣 定例会見
┠■台湾デジタル相オードリー・タン氏や、トヨタ社長ら要人たちに背を向けられた東京五輪! 「長寿と繁栄を」を意味するタン氏のハンドサインは、無謀な日本に対する「警告」に見える!?
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■はじめに~「全裸にしてグルグルに紐を巻いてオナニーさしてさ。ウンコ食わしたり」!! 東京オリパラ開会式の楽曲担当者・小山田圭吾氏は「いじめ」と称して障害者への許されざる暴行を笑いながらインタビューで語っていた! 倫理なき五輪を象徴! 彼を起用し、問題発覚後も擁護した組織委は責任を取れ!
おはようございます。IWJ編集部です。
東京五輪・パラリンピックの開会式の楽曲担当を務めていたミュージシャンの小山田圭吾氏が、7月19日、自身のソロユニットcorneliusの公式ホームページで、組織委員会へ辞任の申し出を行ったことを表明しました。
※東京2020オリンピック・パラリンピック大会における楽曲制作への参加につきまして(corneliusホームページ、2021年7月19日)
http://www.cornelius-sound.com/index.html
小山田圭吾氏は、1995年8月に発行された雑誌、『クイック・ジャパン第3号』(太田出版)と1993年12月に発行された『ロッキング・オン・ジャパン94年1月号』(ロッキング・オン・グループ)において、反省もなく、笑いながら障害のある同級生らに「いじめ」と称する暴行をしていた事実を語っていました。
その「いじめ」と称する障害者への暴行の内容の残酷さ、グロテスクさと、暴行の事実を語る語り口の軽薄さの落差があまりにも異様です。
小山田氏の行動・言動が問題視されているのは、日本国内にとどまりません。全世界が注目する五輪の開会式の楽曲担当者としてふさわしいのか、世界中から厳しい視線が注がれています。
7月19日付のニューヨーク・タイムズは、小山田氏の「いじめ」と称する障害者への暴行の内容は、ダウン症の子どもを愚弄したり、同級生を裸にして自慰行為を強要したりする内容だったと報じました。
※The Olympics composer resigns after acknowledging that he had bullied classmates with disabilities. (ニューヨーク・タイムズ、2021年7月19日)
https://www.nytimes.com/2021/07/19/sports/olympics/olympics-composer-resigns.html
7月15日付の東スポは、音楽関係者の話として、「ロッキング・オン・ジャパン94年1月号」でのインタビューを次のように伝えています。
「小学校時代(中学時代の間違い)の話で、障害者の同級生を跳び箱の中に閉じ込めたり、マットレスでぐるぐる巻きにしてみたり…なかなかハードな内容でした。ただ、批判を集めたのは、そうしたいじめ話を得意げに話す小山田の態度でした。ネット上では『クズ』批判が巻き起こりました」(音楽関係者)
※五輪開会式の演出に「コーネリアス」小山田圭吾 案の定蒸し返された過去の”いじめ自慢”(東スポ、2021年7月15日)
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/3422757/
「ロッキング・オン・ジャパン94年1月号」に掲載されたインタビューの一部は次のとおりです。
「『あとやっぱりいじめがほんとにすごかったなあ』
■でも、いじめた方だって言ったじゃん。
『うん。いじめてた。けっこう考えるとほんとすっごいヒドイことしてたわ。この場を借りてお詫びします(笑)だって、けっこうほんとキツイことしてたよ』
■やっちゃいけないことを。
『うん。もう人の道に反していること。だってもうほんとに全裸にしてグルグルに紐を巻いてオナニーさしてさ。ウンコ食わしたりさ。ウンコ食わした上にバックドロップしたりさ』」
「ジャージになると、みんな脱がしてさ、でもチンポ出すことなんて、別にこいつにとっても何でもないことだからさ、チンポ出したままウロウロしているんだけど。だけど、こいつのチンポがデッカくてさ、小学校の時からそうなんだけど、高校ぐらいになるともう、さらにデカさが増しててさ(笑)女の子とか感応するじゃないですか。だから、みんなわざと脱がしてさ、廊下とか歩かせたりして」
「ロッキング・オン・ジャパン94年1月号」が発行されたとき、小山田氏は24歳になっていました。24歳という年齢に達していた時点で、犯罪ともいうべき内容の暴行を、喜々として語り、雑誌側もまた、(笑)などと、小山田氏が笑いを交えて話していた様子を再現していたのです。小山田氏には加害の自覚がゼロ、としか言いようがありませんし、それを伝えるメディアにも加害者へ同調している自覚がまったくありません。
※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!
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■IWJの今期第11期も残り11日! コロナ禍で設立以来最大の財政危機状態にあるIWJは、現在約1158万円の大規模赤字! どうか緊急のご支援をお願いいたします!
連日ご報告しておりますが、IWJは現在、設立以来最大の財政危機状態に陥っています。
IWJの今期最後の月となる7月は、今期6月までの累積の不足額から算出したご寄付・カンパの新たな目標金額を、1329万1661円としなければならなくなりました。
7月1日から16日までの16日間で、102件、目標額の12.8%にあたる170万5000円のご寄付を頂戴しています。
コロナ不況が深刻化する中、ご寄付をくださった皆さま、本当にありがとうございます。岩上安身とIWJスタッフ一同、心からお礼を申し上げます。
一方で、IWJの今期期末となる7月31日までは、残り11日しかありません。この11日間で、あと約1158万円のご寄付・カンパが必要となっています。
今期、このままの状態で、約1200万円近い赤字に転落すれば、8月以降の来期は、これまでのようにIWJを存続させ、何ものにも忖度しない、権力にもスポンサーにもこびない、独立したジャーナリズム活動を貫き続けていくことは困難になってしまいます。
ご存知の通り、日本社会をハンドリングしている支配層が狂気と無責任に支配されている中、IWJは正気を保ちつつ、なんとか来期も存続し、他メディアでは読めない、IWJでしか観られない独自コンテンツを皆さまにお届けしたいと願っております。
気味の悪い、言論弾圧の予兆はIWJにも迫りつつあります。
日刊IWJガイド7月15日号でお知らせしたように、YouTubeの動画サイト、IWJのアカウントがYouTube側から以下の理由で一時公開(来週の20日まで)できなくなっています。
——-
・お客様のコンテンツがポリシーに違反している理由
社会的距離や自己隔離に関する地域の公共衛生機関や世界保健機関(WHO)のガイダンスの有効性を明確に否定し、そのガイダンスに反した行動を人々に取らせる恐れがあるコンテンツは、YouTubeで許可されていません。
——-
該当動画は、世界中の外国人特派員が参加した、日本外国特派員協会で行われた記者会見の全編動画で、その同じ会見の動画は、日本外国特派員協会の公式YouTubeページにはアップされており、削除されていません。記者会見の内容も、YouTubeのポリシーに違反していると思えず、再審査請求を行いました。
21日朝現在、YouTubeチームからの返答はまだありません。
昨日、20日重ねて削除処分を撤回するよう以下のような要請をYoutubeに送りました。
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Google LLC/YouTubeチーム御中
【重要】要請文
7月14日、弊社インディペンデント・ウェブ・ジャーナルのYouTubeチャンネル、「Movie IWJ」にて公開していた動画【2021.6.23 日本外国特派員協会主催 上昌広氏 記者会見 ―内容:政府の新型コロナ感染症対応が迷走した理由】(公開時URL:https://youtu.be/dj0w0ndvjC4)が、御社YouTubeチームによる審査の結果、「誤った医療情報に関するポリシーに違反している」などと判断され、削除されたことについて抗議し、撤回を求めます。
御社より届いた通知メールには「お客様のコンテンツがポリシーに違反している理由」として「社会的距離や自己隔離に関する地域の公共衛生機関や世界保健機関(WHO)のガイダンスの有効性を明確に否定し、そのガイダンスに反した行動を人々に取らせる恐れがあるコンテンツは、YouTubeで許可されていません」とありますが、該当する事実はありません。
該当動画は、世界中の記者が参加した、日本外国特派員協会(FCCJ)で行われた記者会見の全編動画であり、現在も、同じ会見の動画が日本外国特派員協会の公式YouTubeチャンネルで公開されており、該当動画(https://www.youtube.com/watch?v=ldszZSRyoik&t=612s)は削除されていません。同じ会見なのに、なぜ掲載しているメディアによってYouTube側の対応が違うのであろうか理解できません。極めて不公平・不公正な措置です。
重ねて、今回の御社による措置について抗議するとともに、10月12日までとされる違反警告の有効期限について撤回を求めます。
インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
代表 岩上安身
=====
該当の動画は、Vimeoの動画にさしかえてフルオープンでIWJサイトにある下記URLから御覧いただけるようにしてあります。YouTubeチームの削除判断が正しいかどうか、ぜひ、多くの人々に見ていただき、確かめてもらいたいと思います。FCCJ側のURLは以下の通りです。ぜひ見比べてみてください。何もかわらないことが確かめられると思います。
※Press Conference: Why the Government’s COVID Response went astray by Masahiro Kami(YouTube、2021年6月23日)
https://www.youtube.com/watch?v=ldszZSRyoik
※外国特派員協会主催の上昌広氏記者会見を配信したYouTube上のIWJの動画が、YouTube側が「誤った医療情報に関するポリシーに違反」として削除! しかし主催の外国特派員協会の方のYouTube動画はそのまま!この不公平は何か!? 2021.7.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494427
我々の要請に応じない、またはどの動画のどの箇所が規制対象だったのか、詳しい説明がYoutube側からなされなければ、検閲行為です。言論の自由の侵害で憲法違反とみなされても仕方ありません。
IWJの活動にご期待、ご賛同いただける方は、ぜひ緊急のご支援をお願いいたします! 1人でも多くの方々からご支援いただき、1歩でも2歩でも目標額に近づきたいと願っています! 少額でもけっこうですので、ご寄付・カンパをぜひよろしくお願いいたします。
※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
※ご寄付・カンパは「note」のページからでも可能です。「note」内でお読みになりたい記事をクリックしますと、「記事を購入する」欄の下部に「気に入ったらサポート」という緑のアイコンがありますので、そちらをクリックしますと、ご寄付・カンパ欄が表示されますのでそちらからお願いいたします。
※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。よろしくおねがいします。(クレジットカードの場合は、上記URLからお入りください)
みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ
また、コロナ禍による会員の減少によって会費収入が前期比20%減となり、IWJの財政は大きく悪化しています。
前期の会費収入は8322万円でしたが、今期の予想はマイナス1672万円の6650万円になるだろうと予測しています。
まだ会員ではない方は、この機会にぜひご登録を! 会員登録はしたけれど会費未納で休眠状態という方は、ぜひ再開して、会費をお納めいただき、会員としてIWJをお支えください。
※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
今現在、IWJ代表の岩上安身は自身の報酬を100%カットし、今期末まで「ただ働き」のまま、「手弁当」どころか「持ち出し」で、日々の激務に取り組んでいます。しかし、岩上安身個人にしわ寄せをする「異常」な状況が続いては、この先、IWJが存続し、活動し続けることはできません。
多くの方々からご寄付・カンパをいただきましたが、今年に入ってから、現状、ご寄付すべてをIWJの運営費にあてており、岩上安身への返済には1円も回しておりません。
岩上安身も一人の人間であり、生活者であり、扶養しなければならない家族もいます。老後の貯えを削ることにも限界があります。
今期、IWJが大幅に赤字転落した場合、岩上安身がこれ以上個人でIWJを支えるのは不可能です。
私たちは、ご寄付や会費という形で、市民の皆さまから託された期待に対し、権力にこびず、忖度しない、特定スポンサーに買収されない独立メディアとして使命を果たしたいと思っています。
日本は今、コロナ禍の陰で、急激な勢いで、勝算のまったくない、米国の国益と覇権を守るためだけで日本は守らない、無謀な戦争への道をひた走りつつあります。この事実を、マスメディアは本気で国民に知らせようとしていません。
日本を破滅へと導く、改憲による緊急事態条項の導入を与党が急ぐのも、防衛省が隣国に届く、「刺し違え」ミサイルを配備しようとしているのも、「重要土地調査規制法」の成立を急いだのも、すべて戦争準備のためです。
その後に起こるのは、米中が覇権をかけて戦う戦争において、日本が「捨て駒」として都合よく使われ、米中の覇権争奪の最前線の戦場とされてしまう悲惨な事態です。日本がうっかり配備しようとしているミサイルは、中露を強く刺激しており、日本はいきなりミサイル軍拡で中露を相手にしなければならなくなる恐れがあります。
大手メディアは、まともにこうした危険性を十分に伝えようとせず、あろうことか、改憲CMを無制限に受け入れて改憲に加担するだけでなく、金儲けすらもくろんでいます。
そんな「改憲ビジネス」にどっぷりつかった記者クラブメディアに、真実の報道や論評は期待できるはずがありません。
従って、日本国民の大半は、自分たちがとてつもなく危険で悲惨な目にあわされる可能性があるという事実をまったく知らされていません! ですからなおのこと、IWJは使命感を持って徹底的にこのミサイル軍拡問題を直視し、正面からお伝えしていかなければと思っています!
6月17日には、IWJ代表の岩上安身が菅総理に、18日にはIWJ記者が岸防衛大臣に、米国の戦略に隷従していくだけで日本の国民の安全は守れるのか鋭く質問を行いました!
※菅総理会見で岩上安身が「内閣独裁体制になれば日本は民主主義国グループから脱落」と指摘! 総理は重要土地規制法の強行採決を「極めて民主的」と言い逃れ、「米中対立に距離を」の質問に「対中包囲網なんか、私、作りませんから」とうろたえ!~6.17菅義偉総理会見 2021.6.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/493691
※【岩上安身のツイ録】菅義偉総理が会見で、岩上安身のG7サミットに関する質問に、「中国包囲網なんてない」と言い出した! 対米従属路線や戦時独裁体制を築こうとしていることについては、反論も説明もなし。答えられない、ということか!? 2021.6.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/493703
※「台湾有事の際に最前線となる自衛隊と近隣住民の被害見積もりは?」IWJ記者の質問に岸大臣は「仮定の質問への回答はひかえる」「台湾海峡問題は当事者間の直接対話で平和的解決を」~6.18岸信夫 防衛大臣 定例会見 2021.6.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/493288
IWJは、他のメディアが沈黙を続けても、断固として沈黙せず、タブーを破り、近づく亡国の戦争の危機について警鐘を鳴らし続けます! IWJがなくなれば、こうした破滅的戦争への危機について報じ、警告を発し続けるメディアはなくなってしまう怖れがあります!
改憲による緊急事態条項によって、破滅に至る戦争への突入を阻止すべく、徹底的に抵抗し抜くためには、IWJの姿勢に共感し、IWJを支えてくださる市民の皆さまのご支援、ご協力が、どうしても必要です!
どうぞ、今期末の7月末まで、大幅な赤字に陥らないよう、ぜひ、緊急のご支援、応援をよろしくお願いいたします!
IWJが、権力の腐敗と、独裁と、亡国に至る無謀な戦争に対し、抵抗し続けてゆくためには、皆さまからのご寄付・カンパとともに、会員の方々の会費収入がとても重要になってきます。ぜひ皆さま、会員になって支えてくださるよう、お願いいたします!
また、お知り合いの方にぜひIWJの存在や活動について、口コミやSNSを通じて、広めていただき、会員となって支えてくださるようにお伝え願います! どうぞご協力をお願いいたします。IWJはまだまだ、一般に認知されていないメディアです。広く知られることで、IWJのお伝えする情報の価値に気づく方も増えてくると思います。
一般会員にご登録いただくと、中継で見逃してしまったIWJの動画コンテンツを2ヶ月間、アーカイブでお好きな時に御覧いただけます! 入会金は無料。会費は月々1100円ですが、1年分まとめてお支払いいただければ1万1000円と2ヶ月分お得になっています!
そして、現在一般会員でいらっしゃる方はぜひサポート会員へのお切り替えをご検討ください! サポート会員の方は、過去のインタビューも含めすべてのIWJのコンテンツをいつでも御覧いただけます。
さらに、サポート会員にご登録いただくと、メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」をすべて無料で閲覧することができます。「岩上安身のIWJ特報!」は、岩上安身によるインタビューを文字起こしし、詳細な注釈をつけたメルマガです。インタビュー動画を見る時間をなかなか取れない、インタビュー動画の内容をもっと詳しく知りたいという方には特におすすめです。
6月30日時点の会員数は3691人、このうちサポート会員の方は1293人です。一年前と比較して、会員総数が957人減、サポート会員は304人減と、IWJの経営もコロナ禍の直撃を受けています。創立以来、これほどの会員減は経験したことがありません。未曽有の危機です。
サポート会員へ移行してくださる方が増えれば、IWJの活動は今よりもずっと安定したものになります。サポート会員の人数が4000名に達すれば、それだけでご寄付やカンパをいただかなくても、活動資金をまかなえることになります!
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◆中継番組表◆
**2021.7.21 Wed.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch6】13:00~「社会民主党 福島瑞穂党首 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch6
社会民主党 福島瑞穂党首 定例会見を中継します。これまでIWJが報じてきた福島瑞穂氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%91%9E%E7%A9%82
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【IWJ・Ch5】15:00~「岩上安身による東アジア共同体研究所・須川清司上級研究員インタビュー」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
岩上安身による東アジア共同体研究所・須川清司上級研究員インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた須川清司氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e9%a0%88%e5%b7%9d%e6%b8%85%e5%8f%b8
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◆中継番組表◆
**2021.7.22 Thu.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch6】14:00~「オリンピック前日だ!不要で不急!オリンピックやめろ!調布デモ」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch6
「命より大事?オリンピックやめろ!吉祥寺デモをやる会」主催の抗議行動を中継します。これまでIWJが報じてきた東京オリンピック関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF
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【タイムリー映像公開 952・IWJ】19:00~「『実は改憲五輪』!? 不退転の決意で五輪開催と在任中の改憲をと決意表明した安倍首相!『こんなにわかりやすい話はない』!~7.23中止一択! 東京五輪 そしてオリンピック廃止へ 7.23集会」
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
2020年7月に収録した、「『オリンピック災害』おことわり連絡会」主催の集会を配信ページで公開します。これまでIWJが報じてきた憲法改正関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%86%B2%E6%B3%95%E6%94%B9%E6%AD%A3
[記事URL]https://iwj.co.jp/wj/open/archives/478569
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
酒取引停止と金融機関による働きかけの「要請撤回」について西村大臣は「すべて自分の責任で行なった」と言うが菅総理の「監督責任」が問われるべき!~7.20西村康稔 新型コロナ対策担当大臣 記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494516
デルタ株拡大、「第5波」のなかで迎える東京五輪の開催決行 懸念される日本の脆弱な検査体制とワクチン接種の遅れ 岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長・上昌広医師インタビュー
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494484
コロナ感染者が急増する東京周辺への緊急事態宣言拡大は? そして広島高裁で原告84人全員が被爆者と認定された「黒い雨」訴訟で政府は上告するのか?~7.20 田村憲久 厚生労働大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494520
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■<本日の岩上安身によるインタビュー>本日午後3時より「米中戦争対立激化時代の東アジア安全保障・第2回 『台湾有事』急浮上で各国の軍拡競争激化 日本列島はミサイル要塞化! 新INF条約を樹立することは可能か? 岩上安身による 東アジア共同体研究所 須川清司上級研究員インタビュー 後編」をツイキャス【IWJ_Ch5】で生配信します!
本日、岩上安身は東アジア共同体研究所の須川清司上級研究員にインタビューを行います。7月6日にお届けしたインタビューの続編となります。
※米中戦争対立激化時代の東アジア安全保障・第1回「台湾有事」急浮上で各国の軍拡競争激化 日本列島はミサイル要塞化! 新INF条約を樹立することは可能か?~岩上安身によるインタビュー第1045回 ゲスト 東アジア共同体研究所・須川清司上級研究員(前編)2021.7.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494064
インタビューの前編では、中国が配備する長距離ミサイルに対して、米軍も日本の自衛隊も圧倒的な劣勢に立たされていることを背景に、米軍が目論んでいる軍備増強について、須川氏に詳しくお話をうかがいました。
地上・艦船・航空機など多様な発射台に長射程化されたミサイルを第一列島線に分散配備して中国海軍を攻撃できるようにする、というのが米軍の描く青写真だと須川氏は述べます。
しかし、米軍は西太平洋・東アジアの第1列島線上に領土を持ちません。結局、第1列島線上の主たるミサイルの配備先は日本列島以外に考えられないのです。そして米軍のミサイルを日本列島全てに分散配備するということは、日本列島各地が中国のミサイルの標的になる、ということです。
本日お届けするインタビュー後編では、まず、「地上発射式長射程ミサイル配備を日本政府は拒否できるのか」をテーマに須川氏にご見解をうかがいます。
須川氏は東アジア共同体研究所HPで連載している「Alternative Viewpoint」第20号の中で「それは日本政府次第。『日本政府の政治的意志として地上発射式長射程ミサイルの持ち込みは拒否する』と公式に伝えれば、米国政府がこれを無視することはできない」と記しています。政治的意志があれば、拒否は可能なはずということです。しかし、米国に隷属するばかりの現在の日本政府に、そんな「政治的意思」の表明を期待できるのでしょうか?
さらに須川氏には、「米国からの地上発射式ミサイルの日本への配備要求に対して日本が採り得る『4つの選択肢』」について具体的なお話をうかがいます。
ぜひ、本日午後3時からのインタビューをご視聴ください。
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【IWJ・Ch5】15:00~
「米中戦争対立激化時代の東アジア安全保障・第2回 『台湾有事』急浮上で各国の軍拡競争激化 日本列島はミサイル要塞化! 新INF条約を樹立することは可能か? 岩上安身による 東アジア共同体研究所 須川清司上級研究員インタビュー 後編」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
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■<IWJ取材報告 1>酒取引停止と金融機関による働きかけの「要請撤回」について大手メディアの記者からの質問はなし! 西村大臣は「すべて自分の責任で行なった」と言うが菅総理の「監督責任」が問われるべき!~7.20西村康稔 新型コロナ対策担当大臣 記者会見
2021年7月20日(火)午前11時30分頃より、東京都千代田区の中央合同庁舎にて、西村康稔・新型コロナ対策担当大臣の記者会見が開催されました。
会見の冒頭、西村大臣より、モニタリング検査について、「先週、5都府県に2万2500個のPCR検査キットを配布した。密になりやすい作業現場、大学、保育園、幼稚園、などを中心に配布され、計1万6700件の検査が行われて、6件の『陽性疑い』が出た。感染源を特定し、感染拡大を防ぐために取り組んでいるが、今後も首都圏、および大阪を中心に現役世代の感染が拡大しないよう、リスクのある場所、そして、若い世代に重点を置いて、モニタリング検査を進めて行きたいと考えている」との報告がありました。
大臣からの報告に続いて、大臣と各社記者との質疑応答となりました。
指名された記者からの質問は、北海道のコロナウイルス感染状況、および知事らとの調整状況、最低賃金の改定、そして、沖縄・北海道に向かう搭乗者を対象に実施される無料PCR検査など、多岐に渡りました。
IWJ記者は質問を準備して臨みましたが、指名されず、大臣の公務を理由に会見は切り上げられました。
前回(7月16日)の会見で、「金融機関への働きかけ」「酒取引停止要請」とその撤回に関して、東京新聞の記者から、西村大臣に「事務方からの『取引停止要請』ではなく『協力要請』にすべきだという案を、大臣のトップダウンで、より厳しい働きかけに変えたというのは事実か? 事務方から、要請を止めるべきとの慎重な意見はあったのか?」という質問がありましたが、西村大臣は「様々な議論があった」とはぐらかしました。
ところが今回の会見の質疑応答では、この『要請とその撤回』を巡る質問はありませんでした。
IWJ記者の準備した質問は、この要請撤回をめぐる一連の問題が、本当に、西村大臣が言うように、西村大臣が「自分の責任で行なった」ものなのかを、問い直すものでした。
要請については、関係閣僚会合で事務方から説明が行なわれており、そこに菅総理が同席しており、7月8日の方針公表の時点でイタリア訪問中だった麻生財務大臣は、7月9日(日本時間)、同行していた金融庁の秘書官から報告を受けています。
民間企業であれば、西村大臣と麻生財務大臣の「上司」に相当する菅総理の部下に対する「監督責任」が問われてしかるべきです。西村大臣は「自分の責任で行なった」と言っていますが、自らの「上司」にあたる菅総理、麻生副総理をかばっているのでしょうか? 要請発出に到るまでの議論の内容がわかる議事録の公表等も求められることになるでしょう。
西村大臣の報告、ならびに各社記者と西村大臣の質疑応答の一部始終については、下記URLより、全編動画をご視聴下さい。
※酒取引停止と金融機関による働きかけの「要請撤回」について西村大臣は「すべて自分の責任で行なった」と言うが菅総理の「監督責任」が問われるべき!~7.20西村康稔 新型コロナ対策担当大臣 記者会見(2021年7月20日)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494516
■<IWJ取材報告 2>コロナ感染者が急増する東京周辺への緊急事態宣言拡大は? そして広島高裁で原告84人全員が被爆者と認定された「黒い雨」訴訟で政府は上告するのか?~7.20 田村憲久 厚生労働大臣 定例会見
7月20日(火)、田村憲久・厚生労働大臣の定例会見が行われました。
質疑応答で、産経新聞記者は、神奈川、埼玉、千葉など首都周辺3県でも感染者数が増大し、特に神奈川での増加が顕著になっていることについて、「東京と沖縄で発出されている緊急事態宣言の対象地域を拡大する可能性はあるのか?」と田村厚労大臣に質問しました。
田村厚労大臣はこれに対して、「夜間の繁華街の滞留人口が(感染の広がりと)相関関係が高い」と語りつつも、緊急事態宣言の対象区域の拡大については言及しませんでした。
16日の東京新聞の報道によると、神奈川県は今月15日と16日に、1日当たりの新規感染者数が連日400人台を記録しています。そこで神奈川県については「まん延防止等重点措置対象区域」を現在の4市から、清川村をのぞく32市町に拡大するとともに、まん延防止等重点措置自体も7月22日から8月22日まで延長することになりました。
さらに、今回の事態で神奈川県内の「まん延防止等重点措置対象区域」では飲食店は午後8時までの営業となります。また飲食店での酒類の提供は「終日全面的に中止するように県から要請」することになり、カラオケの使用も終日停止を求められます。
東京新聞によると、神奈川県の黒岩祐治知事は「感染者がさらに増えれば、国に緊急事態宣言を要請する」と話したとされます。こうした状況の中、産経新聞記者の質問に対し、田村厚労大臣は次のように答えました。
「神奈川がその中でも昨今非常に増え方が多い。夜間、本来店を開いていちゃいけないんですけれども、まん延防止のところは本来、国の対処方針ではお酒の販売をしていただきたくないんですが、各自治体のご判断で時間を決めてお出しされていた。こういうのを改める形の中で、神奈川県の場合はお酒を出さない、という形のご判断をいただいたわけです。ですから、その結果、どういう形になるのか、というのを見ていく必要があると思っています。
ちなみに、東京は緊急事態措置を発令してから、アドバイザリーボードで先週お聞きしたのは、月火は夜間の滞在人口が若干減っているという話でありました。明日、その後のご評価をアドバイザリーボードでいただこうと思います。
そういう意味ではお酒を販売いただけないと。お酒自体には何の罪もないわけですけど、それによって感染リスクの高い行動が引き起こされる可能性があるということで。そういうような対応をまず私たちは見ていかなければならないと思っております。いずれにいたしましても、その部分は神奈川に限らず、感染が増えているところは夜の繁華街ではリスクの高い行動はしていただかないようなメッセージをいただきたいと思っております。
ちなみに緊急事態宣言を出しても、東京を含めて新規感染者が増えているではないかという声をいただいております。もちろん、そういう結果になっております。一方で重症者はそれほど伸びていないという部分もあります。病床数も若干増えてきておりますがまだ率は3割台ということであります。
緊急事態措置を発令してから2週間はそれまでの結果が出てきますので当然、新規感染者が一定程度増えるという事を想定しながら、病床数、重症者数、それから死亡者数を我々は注視をさせていただきながら、アドバイザリーボード、専門家の方々のご意見をあおぎながら判断して参りたい、というふうに思っております。東京、それから神奈川もいろんな数値を注視させていただきたいと思っております」
以上から、田村厚労大臣は緊急事態宣言をすぐに東京周辺自治体まで広げることはせず、まず周辺自治体の首長たちが取る対処方針を尊重しながら、状況を注視していくことになります。
東京五輪開幕は23日、あと、3日後に迫っています。様子を見ている余裕などあるのでしょうか? 開幕すればやはり人流は増えてしまうはずです。
また、中国新聞記者が「黒い雨」訴訟について質問しました。
これは広島での原爆投下後に降った「黒い雨」をめぐって、広島高裁が原告84人全員を被爆者と認めたもので、広島市の松井一實(まつい かずみ)市長は田村厚労大臣に上告の断念を要請しています。中国新聞記者は「田村大臣がこのことをどう受け止め、考えているのか教えて欲しい」と問いました。
田村厚労大臣は「判決は非常に重い」と語りながらも、論理立ての関係上、「他のいろんなものに影響する判決内容があるとすれば、なかなか容認しづらいものがある」と述べました。政府は判決内容を精査して「上告するか、しないかは検討を早急にしている」とのことです。
詳しい質疑応答については、下記URLより全編動画をご視聴ください。
※コロナ感染者が急増する東京周辺への緊急事態宣言拡大は? そして広島高裁で原告84人全員が被爆者と認定された「黒い雨」訴訟で政府は上告するのか?~7.20 田村憲久 厚生労働大臣 定例会見(2021年7月20日)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494520
■台湾デジタル相オードリー・タン氏や、トヨタ社長ら要人たちに背を向けられた東京五輪! 「長寿と繁栄を」を意味するタン氏のハンドサインは、無謀な日本に対する「警告」に見える!?
いよいよ東京五輪の開会式が明後日に迫ってきました。IOCや日本政府がコロナ禍にも関わらず、無謀にも東京五輪の開催をゴリ押ししてきたことは、これまでお伝えしてきた通りですが、開会直前になって東京五輪に関係する重要人物たちが五輪に臨む姿勢を明らかにし始めました。
中でも大きなショックを与えたのは、東京五輪開会式に派遣される予定だった台湾のデジタル担当相を務めるオードリー・タン(唐鳳)氏の訪日中止です。
タン氏は18日、自身のツイッターで以下のように述べ、訪日中止を知らせました。
「東京オリンピックの防疫対策に協力するため、私は総統および行政院長と話し合った結果、日本への訪問をキャンセルすることにしました。
予定は変わりましたが、私にとって三つのことは変わりません。
一、選手達を応援する気持ちは変わりません。
二、オリンピックをサポートすることは変わりません。
三、日本への感謝の心は変わりません。
過去一年余り、皆さんはパンデミックの脅威の下で、数々の困難を乗り越え、世界に貢献してこられました。このような共通の経験は、相互協力の重要性を改めて気付かせることとなりました。
今後機会があれば、また日本を訪問し、台湾と日本の交流に貢献したいと願っています」
※オードリー・タン氏のツイート(2021年7月18日)
https://twitter.com/audreyt/status/1416588541279174656
https://twitter.com/audreyt/status/1416588589576507392
https://twitter.com/audreyt/status/1416588620480225281
世界を覆うコロナ禍の中、台湾がIT技術を使ってコロナの感染拡大を効果的に抑制したこと、そしてその主役となったタン氏の存在は、日本だけでなく世界中で注目を集めました。
タン氏のように能力のある者が先頭に立ち、指揮をとる。そして、結果も出す。政治のあり方として、本来なら当然のことです。しかし、そうした当たり前のことができない残念な国・日本において、タン氏の存在は、高く評価されるだけでなく、羨望の眼差しで見られています。
そういった背景もあり、ツイートの文言は優しく配慮に満ちたものであるにも関わらず、タン氏の訪日中止は「東京五輪のために訪日すべきではない」という強いメッセージとして伝わることになりました。
タン氏に限らず、良識を持った人々は、不完全なコロナ対策のまま強行開催される東京五輪が、世界では決して理解されないことを知っています。それは、スポンサーにとっても同様です。CMを通じて、東京五輪を支えるスポンサーであると強調することが、消費者に対して悪いイメージを植え付けるリスクがあることは想像に難くありません。
19日付ブルームバーグは「東京五輪・パラリンピックの最高位のスポンサーを務めるトヨタ自動車は19日、豊田章男社長ら関係者が開会式に出席しない方針だと明らかにした」と報じました。「国内では五輪に関するテレビCMを放映しないという」とのことです。
※トヨタ、社長ら五輪開会式に出席せず-国内で五輪CM放映もなし(Bloomberg、2021年7月19日)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-07-19/QWH56KDWLU6I01
同日19日にも、長田准執行役員もオンラインでの記者会見で、開会式に同社幹部は出席しない旨を説明しています。
なお、トヨタは6月に「コロナ禍での大会を開催する意義や安全対策などの説明を大会関係者に求めた」ことも報じられており、スポンサーとして警鐘を鳴らす振る舞いに一貫性があります。選手や関係者の輸送に関しては、3340台を提供し、運営の支援は続けるとのことです。
※トヨタ、コロナ禍での東京五輪の開催意義や安全対策の説明求める(Bloomberg、2021年6月11日)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-06-11/QUIYWPDWRGG401
※トヨタ社長、開会式出席見送り CMも放送せず─無観客五輪(MAG2NEWS、2021年7月19日)
https://i.mag2.jp/r?aid=a60f698f1c76ae
味の素も、テレビCMを放映するかどうか対応が揺れています。読売新聞は、20日、味の素が五輪選手を応援する内容のテレビCMについて「流すかどうかは未定」としていることを報じています。また、五輪開会式の出欠に関しては、味の素、NTT、NECらの経営トップは、欠席するとも重ねて報じてています。
※五輪テレビCM、味の素は「流すかどうか未定」…最高位スポンサーのトヨタは見送り(2021年、7月20)
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6b7827360325035d6d483a277220176035ac353?tokyo2020
さらに19日付朝日新聞は、東京五輪の共催企業で「ゴールドパートナー」のNTTについて、「幹部の開会式出席を見送る方針を明らかにした。同社広報室によると、東京都に緊急事態宣言が出され開会式や多くの競技が無観客開催となることを踏まえた対応」と報じました。ただし、こちらは「五輪用に準備したテレビCMは今のところ、放映する予定」とのことです。
※NTT幹部、五輪開会式出席見送り CMは放映予定(朝日新聞、2021年7月19日)
https://digital.asahi.com/articles/ASP7M6SN3P7MULFA01S.html
スポンサー各社が、テレビCMを放映しない決定や、開会式を欠席する決断をした一方で、同じく五輪のスポンサーであるコカ・コーラはイメージを落としています。
茨城県にある「カシマスタジアム」五輪の競技会場になっている。スタジアムに持ち込む飲み物について、鹿嶋市立の学校は「コカ・コーラ社製の飲料でお願いします」と、保護者に通知していた。
なぜ、市立学校が保護者にそのような通知を行ったかというと、組織委員会の担当者が会場を視察した際に、「コカ・コーラ社製以外のペットボトルは持ち込み禁止」「それ以外はラベルをはがして」と発言していたことが判明していました。
※“五輪禍”にスポンサーが四苦八苦。トヨタはCM中止で損切り、コカ・コーラは忖度騒動で評判ガタ落ち。協賛してないヤマサも炎上へ(MONEY VOICE、2021年7月20日)
https://www.mag2.com/p/money/1081372?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000003_tue&utm_campaign=mag_9999_0720&trflg=1
こうしたことを報じている朝日新聞をはじめ、大手メディアもまた、スポンサーです。彼ら自身は自らの見所を明かさないのでしょうか?
初めにお伝えしたタン氏のツイートには、本人の写真が添えられており、写真のタン氏は人差し指と中指、薬指と小指をくっつけて3本指のようにしたハンドサインを見せています。
このハンドサインは20世紀から続くSFドラマシリーズ「スタートレック」に登場するバルカン人という異星人が挨拶に用いるもので、「長寿と繁栄を(Live long and prosper)」という言葉とともに用いられます。
劇中のバルカン人は感情を嫌い、「論理的」であることが最大の特徴です。そして、科学技術が発展し、宇宙に飛び出したばかりの「幼い」地球人が最初に出会い、その後、ともに発展していくパートナーとして描かれます。
※Star Trek(Official Site)
https://intl.startrek.com/
タン氏はメディア登場時など、頻繁にこのハンドサインで挨拶するので、今回の訪日中止に特別な意味を持たせたわけではありません。しかし、その意味を知っていると、東京五輪のために無理をして、人々の命や生活を踏みにじり、経済的・文化的発展も袖に振りそうな日本に対して「警告」を突き付けているようにも見えてしまいます。
それでは、本日も1日よろしくお願いします。
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IWJ編集部(岩上安身、尾内達也、木原匡康、富樫航、仲川正紀、中村尚貴、浜本信貴、村上良太)
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