日刊IWJガイド「国民民主党・玉木雄一郎代表が国会での改憲論議は『やぶさかではない』と衝撃発言! 改憲発議へ奇襲作戦か!? 」2018.12.3日号~No.2272号~(2018.12.3 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~ 米国の識者らによる超党派の団体が「沖縄の人々は基地の閉鎖や米軍駐留の大幅削減を求めている」と訴える!/本日午後8時より、岩上安身による山田朗・明治大学教授インタビュー6夜連続再配信の2夜目!
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ>
┠―【1】国民民主党玉木雄一郎代表が憲法審査会での改憲論議に「やぶさかではない」!? 改憲勢力は奇襲で発議してくるかも!?
┠―【2】政党支部解散で国庫に返還義務のある政党助成金2億1000万円を解散前日に全額自分の政治団体に寄付!? 中山恭子参議院議員の巧妙な「脱法工作」!
┠―【3】「国策捜査」の疑いもある中、「政府が関与するものではない」とマクロン大統領に伝えた安倍晋三総理! 日産前会長のカルロス・ゴーン氏逮捕について、マクロン大統領は司法手続きが「きちんと進められる」ことを要請!?
┠―【4】パナマ侵攻、冷戦終結、湾岸戦争? 米国一強時代のリーダー、ブッシュ(シニア)元大統領死去
┠■<お知らせ>
┠―■今期がスタートした8月1日から11月29日までのご寄付・カンパの目標達成率は76.2%。目標の4分の3のご寄付は寄せられました。ありがとうございます。ですがまだまだ目標額を下回っており、気が抜けません。引き続きのご支援をどうぞよろしくお願いします!
┠―■<ファンドレイジング・イベントに関するお知らせ> ファンドレイジング・イベントの開催は、一進一退の状態が続いている岩上さんの体調を考慮した上で、12月下旬以降に延期することにいたしました。当初の予定よりも遅れることになり申し訳ございません。ですが、開催に向けて準備は進めていますので、ぜひ続報をお待ちください!
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■はじめに~ 米国の識者らによる超党派の団体が「沖縄の人々は基地の閉鎖や米軍駐留の大幅削減を求めている」と訴える!/本日午後8時より、岩上安身による山田朗・明治大学教授インタビュー6夜連続再配信の2夜目!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 米国側からも国外に米軍基地を設置することに反対の声が上がっています。

 米国の識者や元米政府関係者らで結成された「OBRACC(海外基地再編・閉鎖連合)」は11月29日、米国外の米軍基地の閉鎖を求める文書を発表しました。11月29日に発足したばかりのOBRACCは超党派の団体で、同日に発表した文書をトランプ大統領とマティス国防長官、上下両院議員に送付することとなっています。

※米軍国外基地 閉鎖を 米識者ら声明 「沖縄も求めている」(琉球新報、2018年12月1日)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-842440.html

※海外米軍基地 再編・閉鎖を 超党派の米識者ら連合結成 沖縄に連帯も(しんぶん赤旗、2018年12月1日)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-12-01/2018120101_03_1.html

 琉球新報によると、OBRACCの主導者であるデイビッド・バイン・アメリカン大学教授は同日に開かれた会合で、「沖縄の人々は基地の閉鎖や米軍駐留の大幅削減を求めている」ことにも言及したといいます。

 玉城デニー沖縄県知事は11月11日から16日にかけて訪米し、名護市辺野古への新基地建設の見直しを訴えました。玉城知事と面会したマーク・ナッパー国務次官補代理は、「辺野古が唯一というのは変わらない」との見解を示し、今回の訪米で基地問題解決に向けて前進するほどの成果をあげることはできなかったのではないか、という見方もありました。

※玉城氏、米政府の姿勢崩せず 初訪米、希望の相手に会えぬまま 辺野古、世論への訴えでは成果(朝日新聞、2018年11月17日)
https://www.asahi.com/articles/DA3S13772402.html

 しかし、玉城知事の訪米からわずか2週間後、米国外の米軍基地に反対を訴える超党派の団体OBRACCが米国で結成され、沖縄に米軍基地は不要だという沖縄県の民意に共感の意思を示しました。OBRACCの結成が玉城知事訪米の影響によるものかはわかりませんが、国外に設置されている米軍基地について、米国内でも明確に反対の声が上がっていることは確かです。

 IWJは、記者を米国に派遣して玉城知事訪米を取材してきました。取材内容をまとめた記事は、ぜひ、以下のURLからご覧ください。

※【玉城デニー沖縄県知事訪米取材】1. 多様性を誇る都市・ニューヨークをスタート地に選んだ玉城デニー沖縄県知事!「あなた方の政府に『対話せよ』と訴えて欲しい」とニューヨーク大学で訴え! 2018.11.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/435707

※【玉城デニー沖縄県知事訪米取材】2. 「すべてが『辺野古埋め立てありき』で進んでいる!」新基地建設の目的は辺野古の埋め立て利権!? フリージャーナリスト横田一氏が玉城デニー知事に鋭く質問! 2018.11.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/435703

※【玉城デニー沖縄県知事訪米取材】3. 「『辺野古が唯一の解決策』と言って普天間の問題を先送りする日本政府は、世界からは非常に奇異に映る!」国連本部前で行われた玉城デニー沖縄県知事の囲み会見でIWJが質問! 2018.11.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/435570

※【玉城デニー沖縄県知事訪米取材】4. 13日よりワシントンD.Cで取材!辺野古阻止の具体的な助言よりも、動いているアジア情勢についての意見交換!? 囲み会見で沖縄県職員に質問をさえぎられたIWJに対し、玉城デニー知事自身が質問を促す! 2018.11.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/435658

※【玉城デニー沖縄県知事訪米取材】5.米国議会で辺野古新基地建設問題の追及へ!? 「可能性は十分ある」と玉城デニー知事が明言! フリージャーナリスト横田一氏が玉城デニー知事に直撃質問! 2018.11.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/435780

 OBRACCが国外の米軍基地閉鎖を訴える理由は、国際関係に軍事的な緊張をもたらしているという点だけではありません。

 OBRACCが29日に発表した文書によると、米国は国外のおよそ80ヶ国に約800の米軍基地を保有しており、基地の建設や運営費用は毎年51億5000万ドル(約5兆8500億円)と見積もられているといいます。米国の納税者にとって、国外に米軍基地を維持することは大きな負担となっているのです。

※Transpartisan Letter on Closing U.S. Military Bases Abroad to Improve National and International Security and Save Billions(OVERSEAS BASE REALIGNMENT AND CLOSURE COALITION、2018年11月29日)
https://www.overseasbases.net/letter.html

 一方で、日刊IWJガイド12月2日号でお伝えしたように、日本政府はイージス・アショアなどの高額の米兵器を、FMS(対外有償軍事援助)を通じてローンを組んで購入しています。FMSのローン残高は第二次安倍晋三政権下で急増し、2018年度では1兆1377億円と5年前の約6倍に達しています。

※米兵器ローン急増 来年度予算圧迫 防衛省、支払い延期要請(東京新聞、2018年11月29日)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018112990070007.html

※日刊IWJガイド・日曜版「岩上安身による山田朗・明治大学教授インタビューを6夜連続再配信! 本日午後8時よりスタート!」2018.12.2日号~No.2271号~
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38106

 戦争のために外債を発行し、その返済のために外債を発行する。こうして日本は明治以降、軍拡とともに軍備も膨らみ、多重債務状態に陥りました。今の日本は、安倍政権のもとで同じ失敗を繰り返そうとしています。

 本日午後8時から再配信する岩上さんによる山田朗・明治大学教授インタビューでは、近代日本の「失敗」の歴史を踏まえて、日本が1894年に日清戦争へ突入していく過程を詳しくうかがっています。岩上さんによる山田朗教授インタビュー6夜連続再配信の第2夜目は、以下のURLよりご覧ください。

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【タイムリー再配信 296・IWJ_Youtube Live】20:00~「関東大震災での朝鮮人虐殺は偶然ではない!王妃暗殺、日清・日露戦争を経て朝鮮を支配した近代日本の〈成功〉体験がさらなる暴力を生んだ!? ~8.28 岩上安身による明治大学・山田朗教授にインタビュー(後編)」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
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 また、岩上さんが2015年2月に元経産官僚・古賀茂明氏にインタビューを行った際、古賀氏は次のように指摘しています。

 「安倍総理は、軍事力を背景として、米国や英国と同様に世界を仕切ることができるようになることを目指しているのだと思います。そのために、『戦争をするための13本の矢』がセットされている。日本版NSC、特定秘密保護法、集団的自衛権行使容認などがそれです」

 「安倍総理は、中国が強くなるなら日本も軍事的に強くならないと、と思っています。経産官僚はそこに乗っかって、軍需産業で利益を出そうとしているのでしょう。今、経産官僚は、安倍政権にグッと食い込んでいるんです」

 岩上さんは昨日、このときの古賀氏へのインタビューでうかがったことを踏まえて、「防衛費の急増は、日本が戦争なしで生きられない国になることを意味する」と指摘しました。

 岩上さんによる古賀茂明氏インタビューは、以下のURLよりご覧ください。

※日本が「戦争なしでは生きられない国」になってしまう――岩上安身が元経産官僚・古賀茂明氏に聞く 2015.2.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/229813

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◆中継番組表◆

**2018.12.3 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch4】11:00~「『漁業法』に関する野党合同ヒアリング ―内容:漁業法について漁業関係者及び農林水産省よりヒアリング」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 「漁業法」に関する野党合同ヒアリングを中継します。これまでIWJが報じてきた省庁ヒアリング関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E7%9C%81%E5%BA%81%E3%83%92%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0
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【IWJ・Ch5】14:00~「『森友ごみ問題を考える会』らによる『森友 ―写真偽装問題―』記者会見 ―出席者:木村真豊中市議、青木泰氏(環境ジャーナリスト) ほか」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「森友ごみ問題を考える会」主催、「森友学園問題を考える会」共催の記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた森友学園関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%A3%AE%E5%8F%8B%E5%AD%A6%E5%9C%92
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【録画配信・愛知 IWJ_Youtube Live】16:00~「川根眞也氏 講演会『福島産を食べないのは本当に差別ですか? ~自然放射能と人工放射能~』&福島と全国の集い『報道されない避難者と人権』」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 11月23日に収録した、「内部被ばく or 被曝を考える市民研究会」代表・川根眞也氏の講演会と、「福島と全国の集い」のコーナーでおこなわれた「福島原発事故損害賠償訴訟」愛知・岐阜の原告らによる報告の模様を録画配信します。これまでIWJが報じてきた川根眞也氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%B7%9D%E6%A0%B9%E7%9C%9E%E4%B9%9F
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【IWJ・Ch2】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch2

 東京電力による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた東京電力関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%9B%BB%E5%8A%9B
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【IWJ・Ch5】18:00~「ウソとごまかしの『安倍政治』総検証 ―登壇者:小森陽一氏(東京大学大学院教授)、上西充子氏(法政大学キャリアデザイン学部教授)、右崎正博氏(獨協大学名誉教授)、古賀茂明氏(元経済産業省官僚)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 青井未帆氏(学習院大学教授)、上西充子氏(法政大学教授)、前川喜平氏(元文部科学事務次官)など16名の有識者らが呼びかけるキャンペーン「いまこそウソとごまかしの『安倍政治』に終止符を!プロジェクト」は、安倍総理へ提出する賛同署名を広く呼びかけました( https://www.change.org/p/%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%93%E3%81%9D%E3%82%A6%E3%82%BD%E3%81%A8%E3%81%94%E3%81%BE%E3%81%8B%E3%81%97%E3%81%AE-%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%94%BF%E6%B2%BB-%E3%81%AB%E7%B5%82%E6%AD%A2%E7%AC%A6%E3%82%92 )。キャンペーンの呼びかけ人が主催する集会を中継します。
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【タイムリー再配信 296・IWJ_Youtube Live】20:00~「関東大震災での朝鮮人虐殺は偶然ではない!王妃暗殺、日清・日露戦争を経て朝鮮を支配した近代日本の〈成功〉体験がさらなる暴力を生んだ!? ~8.28 岩上安身による明治大学・山田朗教授にインタビュー(後編)」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 8月28日に収録した岩上安身による明治大学・山田朗教授へのインタビューの後編を、冒頭のみフルオープン再配信、その後は会員限定で再配信します。これまでIWJが報じてきた山田朗氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%B1%B1%E7%94%B0%E6%9C%97

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/430339

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◆中継番組表◆

**2018.12.4 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh1・京都】18:30~「『琉球人遺骨の島への帰還を求めて提訴します!』報告集会 ―内容:松島泰勝氏(龍谷大学教授、本訴訟原告)による基調報告 ほか」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach1

 「琉球遺骨返還請求訴訟原告団」、「琉球遺骨返還請求支援全国連絡会」が主催の「琉球人遺骨の島への帰還を求めて提訴します!」報告集会を中継します。内容は、松島泰勝氏(龍谷大学教授、琉球民族遺骨返還研究会代表、本訴訟原告)による基調報告、弁護団からの報告、原告・支援者からの発言を予定。
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【タイムリー再配信 297・IWJ_Youtube Live】20:00~「日露戦争での軍国美談は軍トップの失策の責任回避のためにつくられた!? 一方でイギリスの支援なしには戦えなかった現実は都合よく忘却!~9.12 岩上安身による明治大学・山田朗教授インタビュー第2弾(前編)」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 9月12日に収録した岩上安身による明治大学・山田朗教授インタビューの前編を、冒頭のみフルオープン再配信、その後は会員限定で再配信します。これまでIWJが報じてきた山田朗氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%B1%B1%E7%94%B0%E6%9C%97

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/431278

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

自民党内で進む過剰同調と異様な雰囲気~ 改憲問題対策法律家6団体連絡会による「自民党憲法改正案の臨時国会提出に断固反対する法律家団体の緊急声明」10.26記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/434598

ロシアとの平和条約は領土問題が最終的な解決に至った段階で締結すべき~11.15日本共産党 志位和夫委員長 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/435683

在米国際コンサルタント トーマス・カトウ氏講演会「中国のGDPは25%かさ上げされている!日本と中国は互角という分析もある」!? 米日FTA交渉の始動と日本が誤解しているレシプロカル貿易
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/436406

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■<ニュース・フラッシュ>
【1】国民民主党玉木雄一郎代表が憲法審査会での改憲論議に「やぶさかではない」!? 改憲勢力は奇襲で発議してくるかも!?

 憲法改正について国会で討議する憲法審査会について、自民党憲法改正推進本部長の下村博文氏が熊本市の講演会で「憲法審査会は週に1回しか開かれないが、今の国会では(会期末までに)あと1回はチャンスがある。各党が意見を表明する『自由討議』で、自民党としては4項目の改正案を出したい」と語りました。さらに「ほかの党は自民党の案を無視してもよいし、いろんな意見を言ったり批判したりしてもよいが、とにかく討議しないことにはスタートできない。その土俵をぜひ提示してもらいたい」と述べ、憲法審査会の開催に意欲を見せています。

※憲法改正 「来週 憲法審で自民案提示すべき」自民 下村氏(NHK、2018年12月1日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181201/k10011731201000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001

 一方、自民党と与党を組む公明党の山口那津男代表は、福岡県春日市で記者団に対し、野党側の出席がなければ、憲法改正案を提示すべきではないという考えを示しました。これだけを聞くと、公明党は護憲勢力のように感じられます。

※改憲案提示は野党の出席不可欠 公明 山口代表(NHK、2018年12月1日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181201/k10011730971000.html?utm_int=detail_contents_news-related_002

 ところが、国民民主党の玉木雄一郎代表は、大阪市で記者団に対し、「憲法は落ち着いた環境で議論していくのが私たちの立場で、環境が整うのであれば、来週、審査会に出席することもやぶさかではない。議論できる環境を整えるのが与党の仕事だ」と、憲法審査会での改憲論議に応じることを明言しました。

※憲法改正「議論できる環境整備を」国民 玉木代表(NHK、2018年12月1日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181201/k10011731371000.html

 与党の公明党が改憲発議に反対するようなことがあっても、自民、維新、国民民主、希望の議席数を合計すると、衆議院で333議席、参議院で163議席となり、どちらも発議に必要な「議員総数の3分の2以上」を超えています。

 改憲については多くの識者が日程などを考えると発議はできないのではないかと指摘していますが、岩上さんは「奇襲攻撃で仕掛けてくるのではないか」と、ずっと警戒しています。

※12月2日の岩上さんのツイート
「私は性格が悪いのか、改憲発議は奇襲でくると思っています。改憲の真珠湾、改憲の桶狭間。改憲勢力は愚かなことに、こういう奇策が上策だと思っていますから。ヤマトタケルも女装しての騙し討ち、大化の改新に先立ち、乙巳の変で蘇我入鹿を暗殺した中大兄皇子など、奇襲、暗殺は日本の伝統なのかも」
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1069148992762564610

 玉木氏は11月21日の定例会見で、IWJ記者の質問に対し、緊急事態条項への危機感のなさをあらわにしています。

※緊急事態条項創設の危機を目前にして「これからの対応を決めていきたい」などと公党の代表が言っている場合か!? 11.21 国民民主党・玉木雄一郎代表の定例会見で明確になった玉木代表の危機感のなさ! 2018.11.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/436077

 IWJが繰り返し警鐘を鳴らす、緊急事態条項の危険性については、ぜひ以下の記事をご覧ください。

※ほとんどの日本人が気づいていない!! 自民党改憲4項目の #ヤバすぎる緊急事態条項で、より高まったファシズムへの危険性!安倍総理は臨時国会の所信表明で改憲への強い執念を表明!全国民必見必読の岩上安身による永井幸寿弁護士インタビュー 2018.10.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/434858

 また、岩上さんは11月9日に札幌で行われたこの植村隆氏の裁判の報告集会の中で、「9条にばかり目が行って、緊急事態条項に目が行かない人がすごく多い。9条は目くらましです。緊急事態条項こそすべて」と述べた上で、「民放連は、改憲CMを青天井で受け入れると言っている。もう金は唸るほど入って来ますよ。電通はもう、準備万端に整えてるわけです。やる気満々ですよ」と指摘し、「この臨時国会で、奇襲攻撃をかけられるかもしれないという前提で、動くべきなんじゃないですか?」と警告しています。こちらもあわせてご覧ください。

※櫻井よしこ氏は、なぜ司法に「特別扱い」されたか? 改憲運動を草の根で推進する「日本会議の広告塔」だからではないか!? 11.9 植村隆氏裁判札幌地裁判決後の報告集会でIWJ代表・岩上安身が緊急事態条項の加憲に警鐘を鳴らす! 2018.11.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/435398

【2】政党支部解散で国庫に返還義務のある政党助成金2億1000万円を解散前日に全額自分の政治団体に寄付!? 中山恭子参議院議員の巧妙な「脱法工作」!

 総務省が11月30日に2017年の政治資金収支報告書を公表したことにともない、政界に波紋が広がっています。

 希望の党顧問の中山恭子参議院議員が、2017年9月に小池百合子東京都知事が設立した旧希望の党に参加する際、離党前日に当時代表を務めていた政党「日本のこころ」の政党支部である「日本のこころ参院比例第二支部」から資金全額の2億1000万円を自分自身の政治団体「経綸の会」に1億7000万円、資金管理団体「国想い夢紡ぐ会」に4232万円を「寄付」していたことがわかりました。

 資金のほとんどは政党交付金で、政党助成法では党支部が解散した場合は、政党交付金を国に返還するように定められています。この資金移動により参院比例第二支部の資金はゼロになり、中山議員の離党とあわせて支部は解散しましたが、国への交付金返還を逃れるために、解散の前日に資金を移動をしたものとみられます。法の趣旨に反しており、巧妙な「工作」といえます。

 また、「寄付を受けた」中山議員の政治団体「経綸の会」は、2017年10月4日に中山議員の夫の中山成彬氏の資金管理団体に2000万円を寄付していました。中山成彬氏は10月の衆議院選挙で旧希望の党の比例九州ブロックで当選しています。

※中山恭議員、離党当日2億円移転 こころ支部から自身団体へ(東京新聞、2018年12月2日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201812/CK2018120202000133.html

 政治資金をめぐっては、片山さつき地方創生担当相の3つの政治団体が、2017年分の政治資金収支報告書の訂正を11月28日に行っていたことが判明しました。訂正した金額は収入380万円、支出230万円ですが、片山氏は10月の入閣以来、これまでに記載漏れなどで政治資金収支報告書の訂正を3回繰り返しており、今回が4回目。異例の不自然な訂正繰り返しとずさんな資金管理に批判が高まっています。

※政治資金報告 片山さつき氏、4回目訂正 600万円余(毎日新聞、2018年12月1日)
https://mainichi.jp/articles/20181201/k00/00m/010/230000c

 また、「安倍総理応援団」の一人、国際政治学者で東京大学講師の三浦瑠璃氏には、自民党本部から「遊説及び旅費交通費」として2017年11月9日に8万7580円が支払われていましたことが報じられています。

 支払いは10月29日に自民党山口県連が主催したセミナーでの講演料とみられていますが、記事によると、自民党が評論家やジャーナリストに講演を依頼する場合は、正規の報酬は旅費や宿泊費レベルの金額に抑え、見返りに情報提供や政府役職への抜擢、政治資金収支報告書の記載の必要のない仕事の依頼での高額報酬支払いなどが行われているということです。

※田崎史郎だけでなく三浦瑠麗らにも自民党本部から金が! 2017年度の政治資金収支報告に支出記載(リテラ、2018年12月1日)
https://lite-ra.com/2018/12/post-4402.html

 三浦瑠璃氏については以下の記事もぜひご覧ください。

※「人権を極端に抑圧した総動員体制だったのはせいぜい2年間」!? 国際政治学者・三浦瑠麗氏がマスコミに堂々デマ! 掲載元の東京新聞はIWJの直撃取材に「本紙の見解とは異なる」と回答! 2017.8.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/395700

※大阪にテロリスト分子が「やばい数」潜伏中? 『ワイドナショー』で政治学者・三浦瑠麗氏が垂れ流した戦争プロパガンダを検証!三浦氏の「ヘイト発言」を大物芸人・松本人志氏が擁護!? 2018.2.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/412551

 三浦氏は今年2月、フジテレビ系バラエティ番組『ワイドナショー』で平昌オリンピックの開催を受けて、米国と北朝鮮の間で戦争が始まり、北朝鮮最高指導者の金正恩氏が殺された場合には、韓国や日本に潜伏していたスリーパ-セル(番組テロップで『一般市民を装って潜伏している工作員やテロリスト』と補足)がテロへと動き始めると断定し、「それがソウルでも、東京でも、もちろん大阪でも。今ちょっと、大阪やばいって言われていて」と、発言して物議を醸しました。このニュースを見た岩上さんは、「スリーパーセル発言で信用を失った三浦瑠璃は、自民党のスリーパーセルだった!?」と言っていました。

 右翼や保守を自称する人たちの、「美しい日本」が汚い金にまみれていることがよくわかります。

 片山地方創生相については、就任直後から金銭を巡る疑惑が絶えません。ぜひ以下の記事もご覧ください。

※片山さつき地方創生相の国税庁への口利き疑惑について野党が10.19合同ヒアリングを開催~片山事務所側からの問い合わせの有無について国税庁「個別の事柄についてはお答えを差し控えさせていただいている」と無回答 2018.10.19
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/434186

 また、自民党の「政治とカネ」については、ぜひ以下の特集をご覧ください。

※シリーズ特集・政治とカネ~自民党の正体
https://iwj.co.jp/wj/open/%E6%94%BF%E6%B2%BB%E3%81%A8%E3%82%AB%E3%83%8D

【3】「国策捜査」の疑いもある中、「政府が関与するものではない」とマクロン大統領に伝えた安倍晋三総理! 日産前会長のカルロス・ゴーン氏逮捕について、マクロン大統領は司法手続きが「きちんと進められる」ことを要請!?

 アルゼンチンで開催されたG20(20ヶ国・地域)首脳会議に出席していた安倍晋三総理とフランスのエマニュエル・マクロン大統領は11月30日(日本時間12月1日)、日産自動車、ルノー、三菱自動車の3社連合をめぐって会談を行いました。3社連合について、安倍総理は「民間の当事者で決めていくもので、政府が関与するものではない」とマクロン大統領に伝えたといいます。

※距離置く安倍氏、引けぬマクロン氏 15分間の日仏会談(朝日新聞、2018年12月1日)
https://www.asahi.com/articles/ASLD151Z2LD1ULFA008.html

 ルノーは日産に43.4%出資し議決権を持っている一方で、日産のルノーへの出資は15%で、日産には議決権がありません。日産と三菱自から会長を解任されたカルロス・ゴーン氏は、ルノーの筆頭株主であるフランス政府が3社の経営統合を意図しており、ゴーン氏は統合に前向きな姿勢を示していたとされています。

※ゴーン容疑者が「ニッポンの国策捜査の生贄」となるまで(伊藤博敏、現代ビジネス、2018年11月22日)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58592

 しかし、金融商品取引法違反の疑いを機にゴーン氏が日産と三菱自の会長から解任されたことで、日産はルノーの影響力の排除に乗り出すのではないか、と取り沙汰されました。ルノーが3社連合の主導権を失うことで、日産がフランスで生む雇用を喪失すれば、支持率が2割台と低迷するマクロン大統領にとって大きな痛手となります。

 ゴーン氏は、有価証券報告書に虚偽の記載をしたとして逮捕されました。しかし、有価証券報告書の記載方法についてゴーン氏は、「金融庁に相談し、確認していた」と供述し、容疑を否認しています。また、「退任後の支払いが確定していたわけではなく、報告書への記載義務はなかった」とも供述しており、退任後の報酬の虚偽記載が犯罪にあたるのか疑問視されてもいます。

※側近「金融庁に確認」 ゴーン容疑者 過少記載疑い(テレ朝news、2018年11月29日)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000141889.html

※ゴーン容疑者、退任後報酬認め「違法ではない」(読売新聞、2018年11月27日)
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181126-OYT1T50109.html

 ゴーン氏の逮捕では、冤罪を誘発するとして批判が強い「司法取引」が適用されており、11月30日にはゴーン氏の勾留期限が12月10日まで延長されました。「国策捜査」との疑いの声も上がっている中で、安倍総理が3社連合について「政府が関与するものではない」と述べるのは、白々しさも否めません。マクロン大統領は、司法手続きが「きちんと進められる」ことを要請したといいます。

 岩上さんは、ゴーン氏逮捕の問題や、日本の自動車産業全体の問題について、中国通のエコノミスト・田代秀敏氏をはじめ、様々な分野の識者にインタビューを行う予定です。体調不良が続く岩上さんの完調までもうしばらくかかりそうですが、岩上さんはインタビューは必ずやると意気込んでいます。インタビューの詳細は追って告知いたしますので、もうしばらくお待ちください。

【4】パナマ侵攻、冷戦終結、湾岸戦争?米国一強時代のリーダー、ブッシュ(シニア)元大統領死去

 1989年から1993年まで第41代米大統領を務めた、ジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュ氏が11月30日、94歳で死去しました。

※ブッシュ・米国第41代大統領が死去 94歳 冷戦終結(朝日新聞デジタル、2018年12月1日)
https://www.asahi.com/articles/ASLD14KGGLD1UHBI00P.html

 2期続いた共和党のレーガン政権で副大統領を務めたブッシュ氏は、共和党政権を引き継いで大統領就任後、1989年にパナマに侵攻。同年ソ連のゴルバチョフ共産党書記長と「マルタ会談」を行い、当時東欧諸国の共産主義が崩壊していく中で「冷戦終結」を宣言しました。

 1990年にイラクがクエートを侵攻すると米軍が国連多国籍軍の中心となって湾岸戦争が始まりました。「ハイテク戦争」と呼ばれたイラク空爆「砂漠の嵐作戦」などにより、ブッシュ氏の支持率は当時最高の89%に達しました。1992年からは国連多国籍軍として、後に泥沼化するソマリア内戦への介入も行っています。

 東西冷戦直後、米国が世界で唯一の超大国であった時代の頂点に立った大統領でした。そしてブッシュ政権で湾岸戦争を主導したディック・チェイニー国防長官らが、ネオコン(新保守主義者)のリーダーの一人として、後にブッシュ氏の長男で第43代大統領となるジョージ・ウォーカー・ブッシュ氏(ブッシュ・ジュニア)の政権を支えるようになったことから、ブッシュ(父)氏はネオコンの育ての親とも考えられています。

 また、当時米国内で大きな問題となっていた対日貿易赤字解消のため、日本に対して自動車の対米輸出制限と牛肉など農産物の輸入自由化を迫るなど、保護貿易を推進しました。

 しかし、増税をしないという公約を守らなかったこともあり、1992年の大統領選では民主党のビル・クリントン氏に敗れたため再選を果たせず、1期のみの大統領で終わりました。

 2016年の大統領選ではトランプ現大統領を批判して民主党のヒラリー・クリントン候補に投票したことが明かされ、一時話題にもなりました。

■<お知らせ>
■今期がスタートした8月1日から11月29日までのご寄付・カンパの目標達成率は76.2%。目標の4分の3のご寄付は寄せられました。ありがとうございます。ですがまだまだ目標額を下回っており、気が抜けません。引き続きのご支援をどうぞよろしくお願いします!

 いつもIWJをご支援いただき、本当にありがとうございます。11月1日から29日までのご寄付・カンパは218件、525万0200円となっています。11月は今期に入って初めて1か月分の目標額を達成することができました!私たちのご支援の呼びかけに応じてくださった皆様、本当にありがとうございます。

 ですが、まだまだ油断はできません。今期がスタートした8月1日から11月29日までのトータルのご寄付・カンパの目標達成率は、まだ76.2%にとどまっております! ようやく4分の3までたどりついた、というに過ぎません。現状ではまだまだマイナスです。

 IWJでは年間を通じて、ご寄付・カンパが目標額に到達することを前提に予算計画を立てており、収入が見込みよりも落ち込むと人件費を含む支出が大赤字となり、IWJが存続できなくなる可能性があります。日本の民主主義の危機、そしてIWJ存続の危機を乗り越えられるよう、どうかご支援のほどよろしくお願いいたします!

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
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 そして、現在一般会員でいらっしゃる方はぜひサポート会員へのお切り替えをご検討ください! サポート会員の方は、過去のインタビューも含めすべてのIWJのコンテンツをいつでもご覧いただけます。

 サポート会員へ移行してくださる方が増えれば、IWJの活動は今よりもずっと安定したものになります。サポート会員の人数が4,000名に達すれば、それだけでご寄付やカンパをいただかなくても、活動資金をまかなえることになります。

 どうか、ぜひサポート会員になってIWJの活動をお支えいただけますよう、ご検討ください。

 本日は、サポート会員の方からいただいた励ましのメッセージをご紹介させていただきます。

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前期が赤字だった事を後で気付きましたが、今月カンパが目標額に達して何よりです。

今話題のカルロス・ゴーン氏の逮捕劇ですが、様々な要素はあるようですが、真相がイマイチ分かりかねています。植草一秀氏の「奴隷貿易制度制定強行のためのゴーン逮捕」なのか、対フランスの経済植民地政策なのか、郷原氏のほぼ無実説なのか、良く分かりません。いずれ、的確な解説を岩上インタビューで示して頂けるよう、期待しています。

ヒューリマン 明子様
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 温かいメッセージを寄せていただき、本当にありがとうございます。ゴーン氏の「逮捕劇」については、岩上さんがインタビューを行う予定です。現在、岩上さんは発熱や下痢が続いていて前線で活動することはできませんが、スタッフ全員でインタビューの準備に尽力しております。どうか皆様、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

※サポート会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
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(会員登録いただいたメールアドレスとパスワードでログインの上、MYページの「会員登録内容変更」をクリックし「会員登録内容変更(入力ページ)」へ移動してください。そこに「会員種別の変更はこちら」とございまして、青字になっている「こちら」をクリックすると「会員種別変更申請」のページが表示されます。その画面で「サポート会員への変更を申請します」の前にあるチェック欄をクリックし、申請ボタンを押してください。)

■<ファンドレイジング・イベントに関するお知らせ> ファンドレイジング・イベントの開催は、一進一退の状態が続いている岩上さんの体調を考慮した上で、12月下旬以降に延期することにいたしました。当初の予定よりも遅れることになり申し訳ございません。ですが、開催に向けて準備は進めていますので、ぜひ続報をお待ちください!

 現在IWJでは、活動運営資金を集めるためのファンドレイジング・イベントの開催を予定しております。

 当初は、11月下旬から12月上旬の間をめどにファンドレイジング・イベントの開催を考えていました。しかし、岩上さんは10月30日に軽い心臓発作に見舞われて以降、体調を崩し、発熱や下痢などの症状が続いており、11月下旬から12月上旬の開催は困難な状態です。

 岩上さんの体調を考慮した上で、イベント開催は12月下旬以降に延期することにいたしました。ファンドレイジング・イベントを心待ちにしていた皆様にはご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。

 当初の予定より遅れてしまいましたが、イベントを開催したいという強い思いを持っている岩上さんは、早く仕事に戻りたいという気持ちを抑えて、今は療養に専念しています。岩上さんの留守を預かるスタッフも、イベントの開催に向けて準備を進めております。もし年内の開催ができなかった場合でも、来年にニューイヤーイベントとしてファンドレイジング・イベントを開催することを検討してもいます。

 イベントの形式や日程、ゲストの先生方などはまだ確定していませんが、準備が進み次第お知らせいたしますので、ぜひ続報をお待ちください!

 また、ファンドレイジング・イベントに関するアンケートはまだまだ受け付けていますので、ぜひ、皆様のご希望、ご要望をお聞かせください!ご回答は「IWJファンドレイジング・イベントに関するアンケート2018Autumn」よりお願いいたします。

※アンケートはこちらからお願いします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc1Pw-BQUaRe7WIuRV8lc-vKe0LZ4njOgLPhr4ipD8aqVp_8w/viewform

 11月16日までに皆様からご回答いただいたアンケート結果の一部は、中間報告としてお知らせしております。

 今回のファンドレイジング・イベントの形式については、一つのテーマに絞った上で、そのテーマに詳しい識者を3名から4名ほどお呼びする「シンポジウム形式」をご希望した方が19名、これまでのように多様なテーマでバラエティ豊かなイベント形式である「従来の形式」をご希望した方が1名となっております。

 まだ確定ではありませんが、ほとんどの方がテーマをしぼった「シンポジウム形式」をご希望されていることを踏まえ、「シンポジウム形式」で準備を進めていきます。「従来の形式」ご希望の方には大変恐縮ですが、なにとぞ、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 アンケートにご回答いただいた方のご希望のテーマは様々ですが、やはり最も多いのは憲法改正問題です。また、改憲問題に関連して、緊急事態条項や、日米関係・在日米軍基地・沖縄問題などもご希望のテーマとして挙がっています。こうしたテーマについては、21世紀最大のテーマである米中覇権交代を抜きにして語ることはできないでしょう。

 ファンドレイジング・イベントの参加費は、ご寄付分が上乗せされているので、やや高めで設定させていただくことになりますが、イベントの参加費は、すべてIWJの活動費にあてます。ファンドレイジング・イベント参加お申込みのご案内は改めて告知いたしますので、どうぞ、その節は奮ってご応募ください。

 今後とも、なにとぞ、IWJをよろしくお願い申し上げます。

 それでは本日も1日、よろしくお願いいたします!

IWJ編集部(岩上安身、城石裕幸、上杉英世、川上正晃)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/