■■■ 日刊IWJガイド 「民主党京都府連が活動方針に『共産党とは共闘しない』を明記~IWJが日本共産党京都・渡辺委員長に直撃取材!『民主党京都府連はそういう傾向が強いのは分かっていたが・・・』」2016.3.17日号~No.1281号~ ■■■
(2016.3.17 8時00分)
おはようございます。IWJの原です。安倍・自民党がまたとんでもないスキャンダルで世間の失笑と怒りを買っているようです。
昨日3月16日発売の週刊新潮が報じました。新潮によると、自民党の石崎徹衆院議員(新潟一区選出、慶応義塾大学法学部卒)は一昨年、嫌がる女性秘書に対してキスを迫り、身体を触り、ホテルに誘ったとか。秘書はセクハラに耐えられず、採用からわずか1カ月で退職。さらに、地元新潟のTV局で働く女性記者と同棲中、自民党の丹羽秀樹衆院議員の秘書とも交際していた“二股”疑惑も浮上しているとか。
本人は否定していますが、石崎議員は「ゲス不倫」の宮崎謙介元議員や、未公開株を巡る金銭トラブルや未成年男性に対する買春疑惑が浮上して離党した武藤貴也議員と同じく、「2012年衆院選当選組」。自民党議員の質の低下は、とどまるところを知らないようです。
さらに今度は、待機児童問題の現実を言い当てて話題を呼んでいる匿名ブログ「保育園落ちた日本死ね!!!」について、自民党の東京・杉並区の田中裕太郎区議が、自身のブログに「『日本死ね』などと書き込む不心得者や、そんな便所の落書きをおだてる愚かなマスコミ、便所の落書きにいちいち振り回される愚かな政治家があとをたちません」などと書き込み大炎上。田中議員は「『死ね』というほど日本が嫌なら、日本に住まなければ良いのです」と、議員とは思えない、よくあるネトウヨ並の低レベルな主張を展開しました。
目の前にある社会問題を痛烈に風刺し、多くの国民の共感を得て国会をゆさぶるに至った匿名ブログと、議員でありながら問題の本質を直視せず、「嫌なら日本から出ていけ!」などとのたまう独りよがりのブログ…一体どちらのブログが「便所の落書き」なのか、一目瞭然ですね。議員資格が問われる案件です。
昨日は、甘利明・前経済再生相の「金銭授受問題」で、都内の弁護士グループが千葉県の建設会社・薩摩興業と都市再生機構との補償交渉で口利きした見返りに現金を受け取ったとして、甘利氏と元公設秘書の男性をあっせん利得処罰法違反容疑で東京地検に刑事告発。そして当の甘利氏本人が、経済再生担当大臣を辞任したあと、「睡眠障害」を理由に、国会へまったく姿を見せなくなってからまる一ヶ月。まるで狙っていたかのような、そんなドンピシャのタイミングで、昨日、岩上さんが民主党・維新の党合同の「甘利前大臣疑惑追及チーム」座長・大西健介議員(民主)にロングインタビューし、甘利問題をゼロから詳しくお聞きしました!
この疑惑のそもそもの出発点がわかっていなかった人が 多いと思いますが、このインタビューを御覧になると、もろもろの疑惑が氷解します!中継を見逃した方、ぜひアーカイブをご覧ください!
※2016/03/16 甘利明・前経済再生相が雲隠れ!?「甘利問題」を風化させるな! 岩上安身による「甘利前大臣疑惑追及チーム」座長民主・大西健介衆議院議員インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/292244
海の向こうに目を転じると、アルゼンチン当局は今月15日、沿岸警備隊が南大西洋で違法操業をしていた中国漁船を撃沈したと発表(!)。当局によると、沿岸警備隊は14日、同国の首都ブエノスアイレスの南1300キロにあるプエルトマドリンの沖合で中国漁船を発見し、停船を求めたが、漁船側はこれを無視して逃走。沿岸警備隊の船舶に繰り返し体当たりしようと試みたため、沿岸警備隊に射撃命令が出されたということです。乗組員は全員救助され無事だったということですが、大きな外交問題に発展しないか、注視が必要です。
ばーーーっと羅列しましたが、IWJはこれらの問題を継続的に取材していきますので、また詳報は別途お伝えします。それでは各記者から注目ニュースをお伝えしていきますので、よろしくお願いします!
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