日刊IWJガイド「日本が危機に晒されなくても他国に武力行使可能に!?それは『侵略』でしょ!?/子どもを持つ家庭の貧困はどうでもいい!?ロボット答弁者が欲しい!?!?~次々露呈する安倍総理の呆れた『本音』/『英語化』の果ては『米国従属ファシズム』か!?本日、『英語化は愚民化』の著者・施光恒さんに岩上安身が再びインタビュー!!」2016.3.3日号~No.1267号~

■■■ 日刊IWJガイド 「日本が危機に晒されなくても他国に武力行使可能に!?それは『侵略』でしょ!?/子どもを持つ家庭の貧困はどうでもいい!?ロボット答弁者が欲しい!?!?~次々露呈する安倍総理の呆れた『本音』/『英語化』の果ては『米国従属ファシズム』か!?本日、『英語化は愚民化』の著者・施光恒さんに岩上安身が再びインタビュー!!」2016.3.3日号~No.1267号~ ■■■
(2016.3.3 8時00分)

 おはようございます!IWJで記者をしている佐々木隼也と申します。

 安倍総理の本音には、いつも驚かされます。一昨日3月1日、総理は首相官邸での会食で、国会審議を振り返り「ロボット答弁者があったらいいなあ…」と語ったそうです。野党(特に女性議員)に対し下品な野次を飛ばし、答弁に立ったかと思ったら興奮して意味不明な発言を繰り返してきた安倍総理。自らの過去を顧みて恥ずかしくなったのでしょうか。いや、そんなわけはありませんね。

※「ロボット答弁者があったらいいなあ…」2016年3月1日付の毎日新聞より
http://mainichi.jp/articles/20160302/k00/00m/010/125000c

 しかしこの発言からは、「 結論は決まっている。やりたいことはやるのだから、後は上手いこと野党を説得…いや論破できる口達者で、失言暴言をしないロボットが欲しい」という、総理の本音がかいま見えるような気がします。議論など必要ない、国民は「説き伏せる」だけの相手だ、という意識が、滲み出ています。

 今日の本ガイドでは、その安倍総理の本音が如実に表れている、あまりに酷い総理の国会での受け答えについて、ぎぎ記者からお伝えします。「保育園の待機児童問題」に関する質疑で、総理は、あからさまにやる気のない姿を、全国の子を持つ親に届けました。

 さらに安倍総理、おなじく国会で今度は、「改憲で集団的自衛権の全面容認を!」と爆弾発言しました。この発言、「 えー!?!?」と国民全員が仰天必至の発言なのですが、集団的自衛権をめぐっては「一部容認」だの「限定的」だの「全面容認」だの、分かりにくい言葉が並ぶため、いまいちこの言葉の恐ろしさが伝わらないかもしれません。この点については、IWJの改憲ウォッチャーである原佑介記者が、後ほど詳しくお伝えします。

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