2013/05/25 「ノー!ノー!モンサント!食糧支配は絶対反対!」 ~TPPを進め命と環境・農を支配する多国籍大企業・ モンサントにNO!

記事公開日:2013.5.25
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特集:IWJが追ったTPP問題

 2013年5月25日(土)16時30分より、東京都中央区銀座にある日本モンサント株式会社前にて、「ノー!ノー!モンサント!食糧支配は絶対反対!」抗議行動が行われた。5月25日は、世界各地で遺伝子組み換え作物に反対の声をあげ、その代表的なモンサント社に抗議する日となっている。日本では、東京の東銀座にある日本モンサント社に対して、抗議行動が行われた。参加者の中には、イギリス、オーストラリア、チリ、ポーランド出身の人もおり、遺伝子組み換えに反対する連帯のシュプレヒコールが上がった。参加した人たちは、「遺伝子組み換えの影響がわからない」「子どもたちには、遺伝子組み換え食品を与えるべきではない」と話した。

■ゲスト 印鑰智哉(国際連帯活動家)/にゃんとま~(自由業)ほか

■主催 STOP TPP!! 官邸前アクション実行委員会

■詳細 http://bit.ly/14eUc7c

■モンサント抗議

■抗議後のインタビュー

 この日、東京の銀座4丁目、日本モンサントが入っているビルの前では、約200人ほどが集まり、遺伝子組み換え作物の流入と、食料支配の危険性を訴えた。今回、イギリス、オーストラリア、チリ、ポーランドからの参加者もいた。また、この日は、世界52ヵ国、436都市で、モンサント抗議集会が行われ、合計200万人以上が参加した、と言われている。

 国際連帯活動家の印鑰智哉氏がマイクを握り、「アメリカで、モンサント保護法が成立したため、今回の国際連携活動が企画された。農業法の付帯条項で、モンサントの権益を守る文言が入れ込まれてしまった。モンサントはサッカリン、PCB、枯れ葉剤、ラウンドアップ農薬、GMO(遺伝子組み換え)種子などを製造している会社。現在、日本は遺伝子組み換え食品の、最大の輸入国だ」と話した。

 次に、映画『モンサントの不自然な食べ物』を上映した、渋谷アップリンクの松下氏が、現在上映している『世界が食べられなくなる日』を紹介し、モンサントと遺伝子組み換え食品の危険性を訴えた。続いて、にゃんとま~氏が、「モンサント社は、茨城県河内町に実験農場を持っている。そこでは、農場見学会なるものも行い、地元に根を下ろしている。先日、この町で町長選挙があり、18年間、町長を務めていた野高たかお氏が、新人のさいが正光氏に敗れた。野高町長はモンサント社を誘致した人だが、癒着があると言われていた。河内町民は、このような長期独占の町政に嫌気がさし、野高氏は落選となった」と語った。

 遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンの西分千秋氏が、「遺伝子組み換え食品は、知らずにかなりの量が輸入されている。遺伝子組み換え食品とはわからないように、成分表示が工夫されているからだ。これからは、表示の問題を訴え、遺伝子組み替え食品を食べたくない、という意志表示をしていかなくてはならない」と話した。次に、イギリス、オーストラリア、チリ、ポーランドの参加者たちが、声を上げた。また、モンサントが、世界各国で行っている、農家にGMO種子を強制する横暴なやり方を糾弾する寸劇を、路上で披露した。

 ぶら下がりインタビューでは、ペルーのリマで行われたTPP交渉会議から帰国したばかりの、アジア太平洋資料センター事務局長、内田聖子氏に聞いた。内田氏は「TPP参加国は、年内に大枠を決定することを目指している。リマでは知的財産、環境、労働などの重要課題の交渉が行われたらしい。いつも同様、会議は秘密裏に進められるが、今回は特に、交渉担当官たちの口が固かった」と述べた。

 さらに、内田氏は「現地で取材すると、現状での10月妥結は、懸案イシューが多すぎて不可能、と関係者一同が一致した感想だった。日本は、次回、7月からの参加を要望しているが、2~3日参加したところで何も議論はできない。日本は、5品目の聖域を主張しているが、それはどの国も同様。しかし、TPPの大原則は、すべての品目が対象となり、かつ関税を撤廃すること。だから、聖域を守ることは不可能だ。交渉会議での、企業団体によるロビー活動はとても激しい。彼らの要請は、年内での妥結。三菱商事常勤顧問の亀崎英敏氏が、ペルーの財界団体として参加、7月交渉の日本の参加を直訴していた」と、TPP交渉会議の近況を報告した。【IWJテキストスタッフ・関根/奥松】

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