2021年1月4日(月)13時より、東京都千代田区の司法記者クラブにて、「税金私物化を許さない市民の会」の主催により、「桜を見る会における安倍晋三元総理の公職選挙法及び政治資金規正法違反不起訴処分」についての記者会見が行われた。安倍前総理の不起訴処分を不服として、検察審査会へ審査を申し立てたことを明らかにした。
会見冒頭、「税金私物化を許さない市民の会」共同代表の武内暁(さとる)氏が挨拶をし、「私たちは2年前に、『税金私物化を許さない市民の会』として、総勢47名が全員実名で『桜を見る会』を告発した。検察審査会への申立は、我々、告発人の特権である。今日、そのうち25名分を第一次として審査申立を行った」と報告した。
会見には、武内氏を含め、ジャーナリストの斎藤貴男氏、農家の石井碩行氏が審査申立人として、他にジャーナリストの杉山正己氏らが登壇した。
武内氏は、「私たちは、不起訴になった安倍晋三を決して許すわけにはいかない」と語気を強めた。
斎藤氏は、不起訴について、「このことに、私は非常に危機感を抱き、私は本日、正月早々、ここに来た」とし、「このまま、いくら正月だから、年が明けたからといって、そのままになるようなことがあっては絶対にいけない。単に自分たちの感情で言っているのではなく、広く社会のため、日本のために、絶対にあってはいけないことだと思っている」と述べた。
他の登壇者の発言、および、登壇者と各社記者との質疑応答の模様については、全編動画を御覧ください。