「イスラム国(IS)に志願しようとした北大生が警察に身柄を拘束され、事情聴取を受けている」。
このようなショッキングなニュースが10月6日、いっせいに報道された。「首切り」の映像をインターネットで公開し、世界中で瞬く間に最も危険なテロリスト集団の一つとみなされるようになった「IS」。北大生はこのIS行きを志願し、「テロ」に加担しようと画策したのだろうか。
岩上安身は10月8日深夜、北大生のIS行きを支援したとして家宅捜索を受けた、元同志社大学神学部教授でイスラム学者の中田考氏に緊急インタビューを行った。
※インタビューの実況ツイートまとめは、
「イスラム国」行きを志願した北大生の素顔に迫る――「研究者として渡ってほしかった」岩上安身によるイスラム法学者・中田考氏緊急インタビュー(実況ツイートまとめ) 2014.10.9
中田氏は、北大生がコミュニケーション障害を抱えており、ネット上では「ホワセプ」と名乗って「悪質クラスタ」という集団に属しながらIS行きを計画していたと明かす。
「ISは、学者や研究者を求めています。本人たちは大まじめに国を作っているつもりですから。アラブではコミュニケーションが楽です。気を使わないので。ホワセプくんでも楽に生きられる。そういう環境に、研究者として渡ってほしかった。
日本は国際的にみて、イスラムと会話のできるポジションにあるわけです。日本とISの架け橋になる人間になってほしかった。それはISの側にも伝えました。数学者だと言ったら喜んでいました。彼らがホワセプくんを歓迎すると言ったから送ったわけです」
北大生の目的は何か、ISとはそもそも何か、そしてイスラムの教えとは――。
イスラムそのものを分かるための勉強になりましたし、社会の持つ先入観や偏見というものがいかに下らなく、悲劇を生み出すかといったことに思いをいたしました。
ありがとうございました。
IWJの拡がりを祈ります。
中田さんが信義に基づき行動することを応援するとともに、とにかく、死なないでください!
ハサン先生の知見というか、ハサン先生の身体を介して私に伝わるイスラム原理主義の教えが、これまであまり疑うことのなかった日常の風景の見え方や常識を私の内部で突き崩していくのを感じるのが快感です。
そして、激こうした時でさえカワユサ満載先生の表情や手・頭の動きが面白い。
現在の日本で面白いことをいうおじさんは、みな一様にカワユイですね。
養老さんとか池田清彦さんとか内田樹さんとか岡田斗司夫さんとかね。