「森は命です」森の長城プロジェクト講演会に細川護熙氏・宮脇昭氏が登壇 ~東日本復興支援チャリティ 2014.3.19

記事公開日:2014.3.19取材地: テキスト動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

(IWJ・須原拓磨)

特集 3.11

 元首相で、「脱原発」を訴え前回の東京都知事選に立候補した細川護熙氏が理事長を務める「森の長城プロジェクト」が、3月19日、三越日本橋本店で、初めてとなる講演会を開催した。この日は、細川氏の他、副理事長の宮脇昭氏、三越伊勢丹ホールディングス社長の大西洋氏らが出席。宮脇氏は「いのちを守る森の防潮堤」と題し、講演を行なった。

■ハイライト

細川氏、「森の長城プロジェクト」に新たな決意

 「森の長城プロジェクト」とは、東日本大震災で被災した太平洋沿岸に、常緑広葉樹のポット苗を植樹し、「命を守る森や防潮堤」をつくる計画のこと。全長300キロの「森の長城」を完成させるのに、約9,000万ものポット苗が必要だという。

 「私どもは3年近くやってきましたが、これは息の長い事業です」。東京都知事選で破れて以来、約2ヶ月ぶりに公の場に姿を表した細川氏は、プロジェクトに対する意気込みを力強く語った。「これから東日本の対岸にずっと植えていくというのは、なかなかまだ先が見えてまいりません。これから一生懸命頑張っていこうと思います」。

 三越伊勢丹ホールディングスは、販売員65,000人の中から、優秀な販売員約60名を「エバーグリーンスタイリスト」として表彰している。この「エバーグリーンスタイリスト」らは、昨年の11月に同プロジェクトに参加、仙台市内にある青葉神社で、ドングリを拾い集めた。このドングリは、三越伊勢丹ホールディングスのチャリティーキャンペーンの一環として、「どんぐりバッジ」として1個300円で販売されている。

 社長の大西氏は「ものすごく先の長い話ではあるが、(このプロジェクトは)どんぐりから始まって、苗になって、そして将来的に大きな森となっていくというプロジェクト。大変微力であるが、今後ともこのプロジェクトに、お客様とご一緒にご支援して参りたい」と語った。

宮脇昭氏が講演 「本物の森」とは

(…会員ページにつづく)

アーカイブの全編は、下記会員ページまたは単品購入より御覧になれます。

一般・サポート 新規会員登録単品購入 330円 (会員以外)

関連記事

■お買い求めはこちらから

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です