2020年東京五輪メインスタジアムとなる国立競技場の改築に物申す ~シンポジウム「新国立競技場案を神宮外苑の歴史的文脈の中で考える」 2013.10.11

記事公開日:2013.10.11取材地: テキスト動画
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(IWJ・赤間一欽)

 「新国立競技場案は、非常に粗雑な国際コンペで決まった」ーー。

 11日(金)夜、競技場にほど近い日本青年館で行われたシンポジウム「新国立競技場案を神宮外苑の歴史的文脈の中で考える」に約700人が参加し、建築家の槇文彦氏ら5人のパネリストがこの改築について問題提起を行った。

 過去に東京体育館や幕張メッセなど手がけた槇氏はまず、神宮外苑の歴史にふれ、「ここは明治天皇の崩御のあとを国民が永く記念しようという趣旨で生まれた。この地域は東京でも緑地の多い場所で、しかも歴史的文脈の非常に濃いとこでもある」と説明。

 昨年、国際コンペで採用された新国立競技場案については、「好きとか嫌いとかそういう感情を超えてこれが巨大であるかということに非常に驚愕した」と述べ、「こういう大事な景観の問題があるにも関わらず、外観パース1枚(鳥瞰)だけでいいという審査基準だった。非常に粗雑なコンペだったのではないかと言わざるを得ない」と語り、今後どういう形で実現していくかということに関して、強い懸念を示した。

■ハイライト

  • パネリスト 槇文彦氏(建築家)、陣内秀信氏(建築史家)、宮台真司氏(社会学者)、古市徹雄氏(建築家、兼進行)
  • 日時 2013年10月11日(金)
  • 場所 日本青年館(東京都新宿区)
  • 主催 新国立競技場を考えるシンポジウム実行委員会

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