東京電力 統合記者会見 16:30 2011.6.21

記事公開日:2011.6.21取材地: テキスト動画

2011年06月21日(火)、東京電力本社で、政府・東京電力事故対策統合本部 合同記者会見(16:30~、1:46′)が行われた。

 本日梅雨入りが発表され、今後大雨によりたまり水の水位上昇が懸念されるが、土嚢などの雨水対策を進めつつ、試運転といえど1200t/日ずつ流しているので、再度止まる事がなければひとまず溢れる心配はないと回答。アレバ・キュリオン等の外国人技術者の被曝基準や、トラブル対策で予算が上積みされるなど、先行きは不透明感が強い。
 宮城県から要請があり、100km以遠、宮城県部分の航空モニタリングを明日から行う。

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「山下俊一氏を解任することを求める県民署名」ほか、記者会見 2011.6.21

記事公開日:2011.6.21取材地: テキスト動画

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 2011年6月21日に開かれた、「山下俊一氏を福島県の放射線リスク・アドバイザーなどから解任することを求める県民署名」「福島の子どもたちを守るための緊急署名」の記者会見のUstreamアーカイブです。後段に配布された資料と関連動画のリンクを掲載しています。


東京電力 記者会見 11:00 2011.6.17

記事公開日:2011.6.17取材地: テキスト動画

2011年06月17日(金)、東京電力本社で、記者会見(11:00~、0:55′)が行われた。

 セシウム吸着装置でラプチャーディスクの破損により水が漏れ、システムは自動停止した。ラプチャーディスクを予備のものと交換、再度セシウム吸着装置の試運転、総合組み合わせ試験を行い、本格運転を始めると発表した。セシウム吸着装置の運転現在止めているが、油分離装置、アレバ除染装置は運転を再開してる。
 ラプチャーディスクの破損の原因は、内圧が高まったことで、ヴェッセル出口弁が閉まったことが原因。閉まった原因はよくわからないが、当時遮蔽板取り付け作業誤ってしまったと考えている。

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東京電力 記者会見 18:30 2011.6.15

記事公開日:2011.6.15取材地: テキスト動画

2011年06月15日(水)、東京電力本社で、記者会見(18:30~、1:38′)が行われた。

 協力会社の50歳代男性が全面マスクを外して喫煙した。直ちに空気中の放射性物質濃度測定した結果、検出限界未満だった。外部被曝0.13mSv、小名浜CCで測定したところ内部0.24mSvだった。
 また、4月上旬から5月末まで送迎用のバスの運転手として働いていた40歳代男性が、昨日結核の疑いがあるため精密検査し、本日、結核と診断された。直ちに入院したが拡大可能性を見るための検査結果や、保健所の指導を対応している。

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東京電力 記者会見 18:30 2011.6.13

記事公開日:2011.6.13取材地: テキスト動画

2011年06月13日(月)、東京電力本社で、記者会見(18:30~、2:22′)が行われた。

 キュリオンの通水確認試験、アレバ除染装置機器の連動試験が終了し、汚染水使った試験を準備する。準備状況踏まえてどちらを先に汚染水使った試験にいれるか検討を始める。一方、循環型海水浄化装置は本日から本格運用を開始した。
 協力企業の作業員1名(60代男性)が全面マスクへチャコールフィルターを付け忘れて被ばくした。ホールボディカウンターによる速報値で内部被曝2.3×10^-3 mSv、大きな内部取込は無いと評価している。

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東京電力 記者会見 18:00 2011.6.12

記事公開日:2011.6.12取材地: テキスト

 2011年06月12日(日)、東京電力本社で、記者会見(18:00~)が行われた。

 キュリオン社製セシウム吸着塔で不具合があることから、健全だと確認できた系統だけを運転している。今後セシウム吸着の単独かアレバ単独は検討する。
 サブドレン核種分析結果でストロンチウムが初めて検出された。

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東京電力 統合記者会見 16:30 2011.6.8

記事公開日:2011.6.8取材地: テキスト動画

2011年06月08日(水)、東京電力本社で、政府・東京電力事故対策統合本部 合同記者会見(16:30~、3:00′)が行われた。

 文科省発表モニタリングデータで、計11カ所の土壌から半減期の短いストロンチウム89が出ており、発電所から出たものと考えている。また、北西方向で空間線量高いポイント近くの土壌サンプルからは、ストロンチウムが高い濃度で出ている。
 福島第二原発について タービン建屋にたまった放射能汚染水を海洋放出することを検討という報道があるが、具体的なスケジュールは決まっておらず、東電から公表した事実はない。事前の相談は関係各所としていると述べた。海洋汚染に対し、保安院は放射性物質が流れ着くと言うことについてもそこまで考えていない、文科省は瓦礫がどのように流れつくかの知見は有していないとコメントした。

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東京電力 統合記者会見 20:00 2011.6.7

記事公開日:2011.6.7取材地: テキスト動画

 2011年06月07日(火)、東京電力本社で、政府・東京電力事故対策統合本部 合同記者会見(20:00、1:19′)が行われた。

 IAEA閣僚会議に対する日本国政府の最終報告書が、本日決定され、その要点を説明した。報告書では原子力の安全と防災に関する技術的な事項を取り上げ、政府全体の様々な責任などは時間の関係から取り上げていない。責任問題は今日スタートした検証委員会で行なうと述べた。

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「原子力は『何があっても絶対に責任は取らない』という異常な世界だった」 ~岩上安身によるインタビュー 第135回 ゲスト 小出裕章助教(京大原子炉実験所) 2011.6.7

記事公開日:2011.6.7取材地: テキスト動画独自

 2011年6月7日、岩上安身による京都大学原子炉研究所助教小出裕章氏へのインタビューを行った。

 一時間超に及ぶインタビューの中で小出氏は、震災後の原子炉状況の分析や、放射能汚染水の海への流出、また、保安院の対応などを含めた、事故後の政府の動きについても言及した。さらに震災以前の、政府の原発事故に対する見通しの甘さや、震災後の対応についても触れ、『まだ原発事故は終わっていない』と訴えた。


東京電力 統合記者会見 16:30 2011.6.6

記事公開日:2011.6.6取材地: テキスト動画

2011年06月06日(月)、東京電力本社で、政府・東京電力事故対策統合本部 合同記者会見(16:30~、1:19′)が行われた。

 安全委員会は、環境サンプリングの結果、海水のプルトニウムは過去の変動の範囲内に収まっており、土壌中のプルトニウムの238,239,240の比は、過去のフォールアウトが妥当だと考えられると述べた。
 更に、環境省が公共用水域内陸の調査行った結果、河川の水についてはいずれの点も不検出だった。河川の底の土、砂の分析結果からはCs(セシウム)、133-I(ヨウ素131)も若干検出されており、降雨の影響も考えられ、継続監視が必要との見解を示した。

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文化放送「夕やけ寺ちゃん活動中」 2011.6.6

記事公開日:2011.6.6取材地: 動画

 2011年6月6日、岩上安身が、 文化放送「夕やけ寺ちゃん活動中」に出演した。


東京電力 記者会見 11:00 2011.6.4

記事公開日:2011.6.4取材地: テキスト動画

2011年06月04日(土)、東京電力本社で、記者会見(11:00~、1:37′)が行われた。

 ロボットを使用して、1号機原子炉建屋内を再度調査し、3000mSv/h, 4000mSv/hといった高線量の箇所が見つかった。配管の床との貫通部で蒸気が吹き出しているのが見つかり、調査時に撮影した動画を公開した。
 作業員に内部被曝調査で156mSv超がみつかった。

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東京電力 統合記者会見 16:30 2011.6.3

記事公開日:2011.6.3取材地: テキスト動画

2011年06月03日(水)、東京電力本社で、政府・東京電力事故対策統合本部 合同記者会見(16:30~、2:55′)が行われた。

 SPEEDIによる福島第二のシミュレーション結果で、過去の公表からもれていたものがあり、公表する。今までの公表から見落とされていたものがあり、再度確認してすべて公表する。シミュレーションを行うホストコンピューターを確認し、これ以上の漏れは無いことを確認、公表はこれが最後になると述べた。
 東電社員の被曝線量を評価状況について、内部取り込み幅を持った形だが Aさん210~570mSv Bさん 200~570mSvであり250mSvを超えたので公表した

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川内・辻議員主催 東日本大震災勉強会〜講師 元日本原子力学会会長・原子力委員会委員長代理 田中俊一氏 2011.6.2

記事公開日:2011.6.2取材地: 動画

 2011年6月2日、民主党の川内博史議員と辻恵議員が、東日本大震災に関わる問題について、元日本原子力学会会長・原子力委員会委員長代理 田中俊一氏を講師に招き、勉強会を開催した。

 田中氏は、除染の方法と試験結果を説明し、放射性物質を含んだ土壌の処分場を各自治体に設けてほしいと述べた。

 また、放射能・放射線に関する課題として、食品から放射性物質が検出された場合、食品ごとの評価・対応をきめ細かく行うべきことなどを挙げた。最後に、緊急提言の趣旨を生かした原発事故収束への体制作りが必要だと述べた。


東京電力 統合記者会見 16:30 2011.6.1

記事公開日:2011.6.1取材地: テキスト動画

2011年06月01日(水)、東京電力本社で、政府・東京電力事故対策統合本部 合同記者会見(16:30~、2:26′)が行われた。

 水産庁が行なっている水産物モニタリングは、3月24日以降調査を行っており、457件の検査を行っている。安全委員会のとりまとめている環境調査では、発電所20km圏内の土壌からストロンチウムでている。敷地内に比べれば一桁二桁小さい値で距離がきいている。ストロンチウム89が出ているので施設からの放出と考えている。
 安全委員会は、甲状腺のサーベイについて、安全委は技術的な助言の機関であり、ひとりひとりに伝えるかは現地対策本部の判断で、安全委が中に入って調整するものでないという考えを示した。個人個人のデータは残っているが、プライバシーのこと関わるので現地対策本部直接話し合ってほしいという考え。

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緊急セミナー「国際専門家からみた子ども20ミリシーベルト問題」 2011.6.1

記事公開日:2011.6.1取材地: 動画

 2011年6月1日に衆議院議員会館で行われたFoE Japanと福島老朽原発を考える会主催の緊急セミナー「国際専門家からみた子ども20ミリシーベルト問題」を中継した。

 4月19日に年間20ミリシーベルトという基準が文科省から示されて以来、5月27日、「1ミリシーベルトを目指す」という言質を勝ちとるまでに至るプロセスを検証し、今後の課題を多くの議員の参加も得て確認した。


岩上安身によるインタビュー 第133回 ゲスト 只野靖弁護士 2011.6.1

記事公開日:2011.6.1取材地: テキスト動画独自

 2011年6月1日、弁護士会館にて、岩上安身は、只野靖(ただの・やすし)弁護士にインタビューを行った。

 浜岡原発運転差し止め訴訟の代理人の一人である、只野弁護士が、浜岡原発、福島原発での政府の対応や今後予期される被曝とそれに伴う損害賠償について語った。


東京電力 統合記者会見 16:30 2011.5.30

記事公開日:2011.5.30取材地: テキスト動画

2011年05月30日(月)、東京電力本社で、政府・東京電力事故対策統合本部 合同記者会見(16:30~、2:27′)が行われた。

 ふくいちライブ映像を5月31日10:00時から正式配信すると発表。海域モニタリング、環境モニタリングの範囲分担を見直した。作業者の内部被曝調査のために、高い外部被曝した人を中心にWBC検査を行う

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東京電力 記者会見 11:50 2011.5.30

記事公開日:2011.5.30取材地: テキスト動画

 2011年05月30日(月)、東京電力本社で、「当社社員の被ばく線量の確定作業状況について」記者会見(11:50~、0:47′)が行われた。
 福島第一原発における緊急時対応に従事した社員のうち、3月末で100mSvを超えた者と女性を優先して、健康診断を受け、助言を得ながら被ばく線量の確定作業を行なっている。JAEAから、2名の甲状腺の体内放射線量(ヨウ素131)が高いことが確認されたという連絡を受けた。2名は30代と40代。外部被ばく線量は73.71mSvと88.70mSvだった。今後内部被曝の評価を行い、全身で250mSvを超えているかどうかの確定作業を行う予定だと公表した。

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岩上安身によるインタビュー 第132回 ゲスト 今中哲二氏 2011.5.29

記事公開日:2011.5.29取材地: テキスト動画独自

 2011年5月29日(日)、京都大学原子炉実験所にて、京都大学原子炉実験所今中哲二助教のインタビューを行った今中氏は、日本の原子力開発に疑念を抱き、今の研究に取り組み始めたと話し、チェルノブイリや福島の状況を後世に正確に伝えていくことの必要性を語った。