地域: 東京都
東京電力 記者会見 15:55 2011.4.4
2011年04月04日(月)、東京電力本社で、記者会見(15:55~、1:01′)が行われた。
冒頭、広報から「2号機は大量の放射性廃液の高レベル水が既に1万t。保管先の集中廃棄物処理施設は低レベル水で新たに保管しきれないのと、5,6号機のサブドレインピットにも低レベル水があり、地下水の一部も浸入しており、このままでは重要設備を水没してしまう恐れがある為、低レベル水を明日から海洋放出する。」という発表があった。海洋放出をしても、年間に魚や海草を毎日食べても0.6ミリシーベルトで、自然界から受ける量からすれば少なく人体の影響は小さいと会見。なお、メガフロートや仮設タンクは間に合わない。高レベル水の管理と5,6号機原子炉を守る為、との説明。
東京電力 記者会見 11:30 2011.4.4
2011年04月04日(月)、東京電力本社で、記者会見(11:30~、0:57′)が行われた。
冒頭、広報から「トレーサーを投入し、水の流れ、漏洩の調査を開始する。」、という発表があった。おがぐず、ポリマー、新聞紙等を投入しトレーサーを投入したが変化がなかった。7時に入れ11時の時点では水は白くなってなかったと説明。なお、保安院が会見した通り、汚染防止の為にもシルトスクリーンを設置する事も検討。また、海外女性記者に「海水汚染は深刻化している。注目している国際社会に対する責任感は、どの様に感じているのか?」と質問され、「大変申し訳ありません。収束へ取り組み、力を注ぎたい。」と説明。なお、明日の4月5日は1日計画停電実施しないとも説明。
東京電力 記者会見 00:00 2011.4.4
2011年04月04日(月)、東京電力本社で、記者会見(00:00~、1:11′)が行われた。
冒頭、広報から「2号機ピットの放射能測定器が1000ミリシーベルト以上測れないものを使っていた。」と発表があった。1000ミリ以上測れる測定器はあるものの、日常は測れないものを使用してたとの事。又、あれだけ水が出てるにも関わらず、コンクリを入れれば水が止まるとの判断をした責任者は?との上杉隆氏、日隅氏、木野氏の質問にも東電は、「本部判断です。」のみで責任者名を確実には答えず、以前配った組織図にも名前はなかった。また、何故社長等が出てこない?雲隠れ状態では?とのネイビー通信、田代氏の質問に、東電側は「事態を全力で。私どもでお話をさせて頂きます。」のみの会見だった。
東京電力 記者会見 23:05 2011.4.3
2011年04月03日(日)、東京電力本社で、記者会見(23:05~、0:03′)が行われた。
先の会見内容の訂正、使用した高分子ポリマーは吸水ポリマーが正しい表現。製品名は「水ピタ」メーカー中村建設と回答した。水量が減ったか否かは未だ確認できず、明朝にトレーサーを投入し、効果を確認すると述べた。
保安院会見 17:25 2011.4.3
2011/04/03(日)17時25分ごろから、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。
東京電力 記者会見 17:20 2011.4.3
2011年04月03日(日)、東京電力本社で、記者会見(17:20~)が行われた。
2号機海側岸壁の亀裂からの流水を止水するため、トレンチのコンクリートを崩して穴を開け、そこに大鋸屑を3Kg入りのものを20袋、ちぎった新聞紙をゴミ袋のような袋に入れて3袋入れ、その上に高分子ポリマー80袋を投入した。水を吸いこむと体積が数千倍に膨張し、止水するのに十分な量を注入したと考えていることを発表した。止水の確認は明朝までに確認するとともに、どこから流れているかについてトレーサーという色がついている水を注入し、確認する予定。
事故から3週間経過、近隣住民の生活に影響が出ているが、保障案や生活支援が示されてないが、今何か決まっているかという質問に対し、「まず事故の修復に全力で取り組んでいるので、保障については、まだ決めていない。」と回答した。
映像記録なし
東京電力 記者会見 12:10 2011.4.3
2011年04月03日(日)、東京電力本社で、記者会見(12:10頃~、0:35′)が行われた。
2号機付近のピットからの流水を止水すため、社内の止水に関する専門家二名が現地入りし、今朝から対応していると発表。止水作業は継続しているが、結果はまだ把握できていないため、現時点では不明と述べた。
ポリマー等で流水量を減らし、コンクリートで固めるという方針で止水を行なっているが、流水にコンクリートを投入しても固まるのか、疑問が残り、この方針を誰が、どういう立場の人が、どういう考えで行ったのか、質問があがった。しかし、会見社は回答できず、持ち帰り確認となった。
東京電力 記者会見 11:22 2011.4.3
2011年04月03日(日)、東京電力本社で、記者会見(11:22~、0:33′)が行われた。
東電行方不明になっていた社員2名の遺体を発見、経緯と勝俣会長のコメント資料を配布した。
4号機タービン建屋の定期検査に関わる電源操作、弁の開閉の現場調査中に行方不明になっていた東電社員2名が、30日15:52にタービン建屋地下1階において発見され、昨日までに死亡を確認した。発見後、同日福島県警に状況報告、翌日遺体回収して第2サイトに運んで除染、契約医検死、その後、昨日ご家族との対面と引渡し、協議を経て、本日発表した。死因は多発性外傷による出血性ショック、24歳と21歳。
保安院会見 10:25 2011.4.3
2011/04/03(日)10時25分ごろから、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。
各号機プラント状況、2号機ピットからの海洋への漏洩、核種分析データの見直し状況について発表した。
保安院会見 23:30 2011.4.2
2011/04/02(土)23時30分ごろから、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。
2号機ピットからの海への漏水に関して、止水工事の状況について東電からプレスリリース、記者会見があり、同じ内容を保安院側から発表した。
資料等の情報は東京電力からのものであり、東電の会見以上の情報は何もない。
東京電力 記者会見 23:14 2011.4.2
2011年04月02日(土)、東京電力本社で、記者会見(23:14~、2:09′)が行われた。
冒頭、広報から「2号機、放射性物質を含む水の漏洩、2回目のコンクリート注入後に確認。高分子ポリマーを入れてコンクリートも入れて完全に固めたい。」、という発表があった。なお、亀裂は地震や津波でできていたが、漏水はいつからかは不明。4号機は原子炉建屋の階段の踊り場まで水で通信確認できずとの事。止水が大きな作業。1~3号機注水は外部電源に切替え作業予定との説明。
保安院会見 19:00 2011.4.2
2011/04/02(土)19時00分ごろから、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。
2号機ピットからの海への漏水に関して、コンクリートでピット封入作業中。
東京電力 記者会見 18:30 2011.4.2
2011年04月02日(土)、東京電力本社で、記者会見(18:30~)が行われた。
2号機の取水口付近の海への流出は、長さ20センチの亀裂からであることを確認し、止水のためコンクリートを流しこんでいることを発表した。しかし、コンクリートが硬化して止水できたことはまだ確認できていない。今夜にもう一回注入する予定と説明した。
※映像記録はありません
保安院会見 15:00 2011.4.2
2011/04/02(土)15時00分ごろから、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。
2号機建屋の海側にあるピットに流入した1000mSv/h以上の高濃度汚染水が、海に流出していることを発見した。流出を停止させるためコンクリを流し込んでいる。
東京電力 記者会見 14:50 2011.4.2
2011年04月02日(土)、東京電力本社で、記者会見(14:50~、0:41′)が行われた。
冒頭、広報から「2号機取水口付近にある電源ケーブルを納めているピット内に、1000ミリシーベルト/時を越える水がたまっている事、及び、ピット内の水が海に流出している事が発見された。」、という発表があった。ピット内の水及びピット近傍の海水サンプリングを実施し分析中。コンクリートによる止水処理やピットへの流入経路を調査し、流入防止対策中。コンクリートで埋めて応急処理をするとの説明。
東京電力 記者会見 11:55 2011.4.2
2011年04月02日(土)、東京電力本社で、記者会見(11:55~、0:43′)が行われた。
冒頭、広報から「山側にも飛散防止剤を散布した。」、という発表があった。また、敷地内のモニタリングポストが復旧した。復旧したモニタリングポスト8台は外部電源の為、電送できず回って確認。4号機の1F、空間線量は0.1~1ミリシーベルトパーアワー、水がたまっている場所は最大100ミリシーベルトだった。3号機は使用済み燃料プールへの放水はポンプ車で開始。1号機のみ作りが違う為、途中で給水計に変えた。メガフロートは清水港に。今後の詳細はいまだ未定。100ミリ越え作業員21名。250ミリ越えの作業員はいない。なお、線量計は一時期不足していたが、現在は1人1台にとの説明。
保安院会見 11:30 2011.4.2
2011/04/02(土)11時30分ごろから、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。
文科省の海洋モニタリングの結果、沖合30km地点で3/30日に採取した、福島第一から約40km南に位置する、一番南側のサンプリング地点の表層から、海水中のヨウ素濃度限度(40Bq/l)を超える79.4Bq/lを計測したことが明らかになった。
一方、土壌資料分析結果、プルトニウム233,239,240はいずれも検出限度未満、ウラン235,238は自然界の存在比だったと発表した。
東京電力 記者会見 00:20 2011.4.2
2011年04月02日(土)、東京電力本社で、記者会見(00:20~、0:46′)が行われた。
冒頭、広報から「飛散防止剤散布した。乾くまで24時間かかるため、後日効果の確認をする」、という発表があった。また、東京電力・原子力部門に在籍しているものの中に、経産省出身者はいないとの事。
保安院会見 18:34 2011.4.1
2011/04/01(金)18時34分ごろから、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。
米国はしけ船から濾過水タンクへ淡水を移送する作業中に、作業を行っていた一名が海へ転落した。ケガはなく、構内サーベイで汚染は無かったが、念のためWBCで内部被曝検査を行っている。
東京電力 記者会見 17:30 2011.4.1
2011年04月01日(金)、東京電力本社で、記者会見(17:30~、0:58′)が行われた。
2009年に福島県連絡会が当時社長の勝俣氏に、津波の評価高さが低すぎるという申し入れを行なっていたが、東電は土木学会の指標に基づき津波対策を行い、今回は想定外という考えを改めて示した。
非常用冷却系や非常用電源は多重防護ということで、二重化していた。しかし、今回の大きさの津波、複数台が津波により機能喪失することは想定外だった。複数台の電源喪失は想定はできるが、多重防護が働くと考えていたことを明らかにした。