小池百合子東京都知事の学歴詐称疑惑が再燃する裏で、小池チルドレンが区長の千代田区で「第2の森友問題」ともいえる官製談合と職員自殺事件が起きていた!~岩上安身によるインタビュー第1157回ゲスト ジャーナリスト・『アクセスジャーナル』編集長 山岡俊介氏 2024.5.3

記事公開日:2024.5.16取材地: テキスト動画独自
このエントリーをはてなブックマークに追加

(文・IWJ編集部)

特集 小池百合子都知事の素顔に迫る!
※サポート会員の方は、全編映像を無期限で御覧いただけます! 一般会員の方は、24/7/16まで2ヶ月間以内に限り御覧いただけます。
→ご登録はこちらから

 2024年の夏に行われる東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)を前に、元都民ファーストの会東京都議団政務調査会事務総長の小島敏郎氏が、4月10日発売の『文藝春秋』5月号に「『私は学歴詐称工作に加担してしまった』小池百合子都知事 元側近の爆弾告発」と題した手記を公開したことで、小池百合子東京都知事の学歴詐称疑惑が再燃した。

  • 元側近の小島敏郎氏による『文藝春秋』の手記で再浮上した小池百合子都知事の学歴詐称疑惑!【前編】2020年の都知事選出馬直前に駐日エジプト大使館のフェイスブックに掲載された「カイロ大学声明」は、日本人の元ジャーナリストが原案を書き、小池氏や現千代田区長の樋口高顕氏らが関与した、学歴詐称疑惑の隠蔽工作だった!! 小池知事は記者会見で記者の質問をはぐらかし続け、隠蔽工作への関与について答えず! 小島氏はFCCJでの記者会見で、「2020年の都知事選での経歴詐称は時効が成立したが、次の選挙で『カイロ大卒』と書けば、刑事告発の要件が整う」と表明!(日刊IWJガイド、2024年4月19日)
    会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240419#idx-5
    非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53419#idx-5
  • 元側近の小島敏郎氏による『文藝春秋』の手記で再浮上した小池百合子都知事の学歴詐称疑惑!【後編】2020年の都知事選出馬直前に駐日エジプト大使館のフェイスブックに掲載された「カイロ大学声明」は、日本人の元ジャーナリストが原案を書き、小池氏や現千代田区長の樋口高顕氏らが関与した、学歴詐称疑惑の隠蔽工作だった!! 小池知事は記者会見で記者の質問をはぐらかし続け、隠蔽工作への関与について答えず! 小島氏はFCCJでの記者会見で、「2020年の都知事選での経歴詐称は時効が成立したが、次の選挙で『カイロ大卒』と書けば、刑事告発の要件が整う」と表明!(日刊IWJガイド、2024年4月20日)
    会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240420#idx-4
    非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53421#idx-4

 前回2020年の東京都知事選の直前に出版された、石井妙子著『女帝 小池百合子』(文藝春秋)をきっかけに、小池氏の「カイロ大卒」という学歴が事実ではないのではないか、という疑惑が浮上し、都議会でも追及された。

 これに対して、エジプト大使館が、「小池百合子氏はカイロ大学を卒業している」「カイロ大学の認定を疑問視する言動は、カイロ大学およびカイロ大学卒業生の名誉を著しく傷つけるものであり、看過できないので、日本、エジプト双方の法令にもとづき適切な対応を検討している」といった内容の声明を、フェイスブックに発表し、問題は鎮静化した。

 小島氏の手記は、小池氏が疑惑を鎮静化させるため、側近の樋口高顕(ひぐち たかあき)氏(当時は都議で、現在は千代田区長)が、日本人ジャーナリストのA氏にこの声明の内容の原案の執筆を依頼し、自分たちで修正したものをエジプト大使館のフェイスブックに掲載させた、と暴露したものである。

 『アクセスジャーナル』編集長でジャーナリストの山岡俊介氏は、その手記の中に登場した樋口氏が区長を務める千代田区で、今年はじめに汚職が発覚し、職員が自殺した「第2の森友事件」ともいえる事件が起きていたことをスクープした。

 岩上安身は2024年5月3日、このスクープ記事について、山岡氏にインタビューを行った。

 山岡氏によると、かつて「都議会のドン」と呼ばれていた、千代田区選出の元自民党都議、故・内田茂氏の側近だった千代田区の嶋崎秀彦区議は、区の職員から千代田区の入札情報を聞き出し、静岡県に本社を置く配管工事会社に流して、金銭を受け取っていたとのこと。

 嶋崎氏は今年1月24日に官製談合防止法違反で逮捕され、区議を辞職。3月9日には、あっせん収賄容疑で再逮捕された。

 さらに、嶋崎氏に入札情報を漏らしていた千代田区の元行政管理担当部長が逮捕されると、その部下の40代の男性職員が自殺した。

 この区職員の自殺について、山岡氏が入手した「議会との関係悪化を恐れた樋口区長が、副区長とともに、組織的に隠蔽した」と告発する文書を、インタビューの中で、画面に拡大して映し、内容の全文を岩上安身が読み上げた。

 この告発文書は、在京マスコミ各社にも配られたはずだが、ほとんど報じられていない。

 また、この日のインタビューでは、千代田区の神田警察通りのイチョウ街路樹150本余を、多くの住民の反対にもかかわらず、区が強権的に伐採している事実も紹介し、小池百合子都知事の元側近である樋口高顕区長の強権的な千代田区政を検証した。

■ハイライト

  • 日時 2024年5月3日(金)14:00~
  • 場所 IWJ事務所(東京都港区)

アーカイブの全編は、下記会員ページまたは単品購入より御覧になれます。

一般・サポート 新規会員登録単品購入 550円 (会員以外)

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です