81歳の小沢議員「このままだと社会が崩壊」と野党一本化訴える~10.26「政権交代を実現する会」結成大会―登壇: 立憲民主党 小沢一郎衆院議員、れいわ新選組 多ケ谷亮衆院議員、日本共産党 穀田恵二衆院議員、社民党 服部良一幹事長、ほか 2023.10.26

記事公開日:2023.10.31取材地: テキスト動画
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(取材・文、木原匡康・IWJ編集部、文責・岩上安身)

 解散・総選挙の時期が取りざたされる中、立憲民主党の小沢一郎衆議院議員など野党4党の議員が参加して、「政権交代を実現する会」結成大会が、2023年10月26日、東京都文京区の文京シビックホールで催された。実施主体は小沢一郎議員勝手連連絡会である。

 小沢氏は2023年6月、立憲民主党の泉健太代表が否定していた、共産党を含む候補者調整を進めることを目的に「野党候補の一本化で政権交代を実現する有志の会」を設立した。立憲民主党の執行部以外の衆院議員80人に呼びかけ、57人の賛同を得たとされる。

 その後、泉代表は調整推進へ方針転換したが、共産拒否の連合や国民民主党への配慮から、相互応援の選挙協力には否定的だった。しかし10月23日には、共産党の志位和夫委員長と次期衆院選の連携で合意、選挙区調整や基本政策などの協議を始めると報じられた。

 「政権交代を実現する会」結成大会で、81歳の小沢議員は「このままだと日本の議会制民主主義、社会そのものが崩壊してしまうという思いから、有志の会を呼び掛けた」と思いを語った。

 小沢議員は、「先日の四国の補選は勝ち、長崎では失敗した。しかし、他の野党一本化した地方選挙は勝利しており、自公政権が国民に受け入れられていない証拠だ」「野党第一党の立憲民主党が、各党の皆さんに信頼され、協力体制を作れる党に変身しなければならない。変身というくらいの自己努力が第一党の責任だ」と、立憲民主党による野党共闘推進の必要性を強調した。

 さらに小沢議員は、「野党で、いくら自民党政府の批判をしても、やれることは限られる。政権を取らなければ、本気の仕事はできない。当たり前のことだ」と述べ、「国民の皆さんと遊離した自民党に対し、私共は国民の暮らしが第一という原点に返り、国民のための政権を作り上げるのが使命」と政権奪取を改めて宣言。「私も馬齢を重ねた。次の総選挙は最後の決戦だ」と、自らの年齢も意識して支援を呼びかけた。

 他の野党からは、日本共産党国会対策委員長の穀田恵二衆議院議員、れいわ新選組国会対策委員長の多ケ谷亮衆議院議員、社民党幹事長の服部良一氏が登壇。各党各人のスタンスや野党共闘への意気込みを語った。

 後半では、白井聡京都精華大学准教授が「日本政治、いま何が求められているのか?」のタイトルで基調報告を行った。

 白井准教授は、求められるのは「独立のために命を賭けられる政治勢力の結集・政権構築」だと訴えた。そこで必要な政策は「特殊な対米従属からの脱却」「人口問題/少子化対策」「医療・社会保障の抜本的改革」だと語った。

 続いて、堀茂樹慶応大学名誉教授と、著述家で選挙コンサルタントの肩書も持つ菅野完氏がマイクを握り、野党共闘と政権交代への思いを語った。

 その他、客席で参加した立憲民主党所属の水野素子参議院議員、森裕子元参議院議員、小幡健太郎板橋区議会議員、松本浩一杉並区議会議員がマイクを握ったほか、「政権交代を実現する会」結成大会の大会宣言等が行われた。

 詳しくは、ぜひ全編動画を御覧いただきたい。

■全編動画

  • 日時 2020年10月26日(木)19:00~21:00
  • 場所 文京シビックホール 小ホール+Zoom(東京都文京区)
  • 主催 政権交代を実現する会(詳細

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