2023年5月19日(金)午後6時30分より、岩手県盛岡市の岩手県庁向かい内丸緑地にて、第294回 脱原発盛岡金曜デモが開催された。
参加者は、次のように気候変動における二酸化炭素悪玉論と、それにかこつけた強引な原発推進策に反論した。
「束ね法案は、とんでもない法案。脱炭素のために原発を推進しようなどというバカみたいな法案。
二酸化炭素がそんなに悪者なのか? 二酸化炭素は地球温暖化・気候変動の原因の1つではあっても、主原因ではないはず。
水蒸気は温室効果ガスだが、水蒸気はコントロールできない。温度が上がってから二酸化炭素が増えていくというデータもある。
温度が上がれば、海水中の二酸化炭素が空気中に出てくる。100万キロワットの原発は、200万キロワット分のエネルギーを廃熱する。
200万キロワットは20億ジュール/秒。 だいたい4で割って4.8億カロリーの熱を放出する。これは70トンの水の温度を7度上げるだけの熱量。
原発は『海暖め装置』とも言われる。海を暖めている訳だからこっちの方が、二酸化炭素以上の影響がある」
- なぜ?海水温の上昇と気候変動の負のスパイラル(2021.10.29、Green Peace)
- アイキャッチ:海は思われていたより多く熱を吸収、気候変動に大きな影響か=米研究(2018.11.1、BBC)より