「(福島原発刑事訴訟判決後の海渡雄一弁護士)みんな暗い顔をしているが、その顔はやめなさい!間違っていることに反対し続けることが勝つことになる」の言葉に励まされたと参加者 ~1.20 原発反対八王子行動 2023.1.20

記事公開日:2023.1.21取材地: 動画
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 2023年1月20日(金) 午後6時より、東京都八王子市の船森公園において、第411回目の原発反対八王子行動が行われた。

 参加者の一人は、18日(水)の東電元幹部に対する刑事訴訟控訴審の裁判結果について、

 「株主代表訴訟では13兆円の支払い命令が出たのに、同じ証拠を提示しながら、刑事訴訟と株主代表訴訟ではこれほど結果が違う。この3人に何の刑罰も下されないのが不思議。津波が想定できていないという突っぱね方をしている。

 実際には、震災・事故の3年前に技術者と専門家が『15.7m相当の津波が来る可能性がある』と指摘してきたが、経済的なものを考慮して3人は無視。それなのに『何も知らなかった』と言い張ってきた」と、理不尽な判決に怒りの声を上げた。

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 続いてこの裁判を傍聴した参加者は、

 「河合弘之弁護士・海渡雄一弁護士ともいらしていたが、海渡弁護士は『結果はみんな想像しているようで、暗い顔をしているが、その顔はやめなさい!とにかく続けること、間違っていることに反対し続けることが負けないこと・勝つことになる』と明るい顔でおっしゃった。

 みんな力付けられた。一審に続き、今回も現場を見に行ってくれないような裁判官だったので、がっかりはしているが、私たちはこの姿勢を忘れず、憤死しそうではあるが死なずに頑張ろう」とにこやかに語った。

■全編動画

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