2023年2月18日(土)午後7時より、大阪府豊中市の豊中市立アクア文化ホールにて、森友学園問題を考える会主催のトークライブ「7年目に突入!森友問題 ~アベから岸田につながるウソ・改ざん・隠ぺい政治を終わらせよう!! ~」が開催された。
登壇したのはジャーナリストの金平茂紀氏と、政治学者・京都精華大学准教授の白井聡氏。
進行役の木村真氏は、冒頭で以下のようにアベ政治からの決別への思いを語った。
「森友学園事件は、過去の話、済んだ話のように思われがちだが、何も終わっていない。政治家は誰一人責任を取らない。ほぼ黒に近い灰色で、不起訴になって裁判すら始まらない。(中略)
あの国葬は岸田首相による実質的アベ政治継承宣言ではなかったのかと思う。我々はアベ政治からの決別を求め、ウソ・改ざん・隠ぺい政治を終わらせる。
原発推進・軍備大増強など、安倍にもできなかったことを岸田はやろうとしているが、我々はそれらも含めてアベ政治からの決別を求める」
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金平茂紀氏も、同様に森友学園事件はまったく終わっていないことを強調した。
「森友学園事件はまったく終わっていないのに、無理矢理終わらせようと司法・行政とも動いている。(中略)
北村滋氏監修の安倍晋三回顧録が発行されたが、その特集番組において、著述に参加した橋本五郎氏がヨイショを繰り返し、安倍晋三の内政・外交をほめ称えることしきり。
『こんな歴史的な回顧録はない』と本の内容を褒め称えながら、『こんな本を出せた私はなんて素晴らしいんだろう』と称えている自分を自画自賛。(中略)
安倍政権の特徴は、警備公安警察出身者である杉田和博氏や北村氏を、官房副長官などの重要ポストに据えて政権の一翼を担わせること。
常に陰謀と戦っているかのように思っていても、実際は空っぽのリーダーである。北朝鮮が国内にスパイを送り込んでいるなどと信じ込み、そのため経済安保は重要などと発言する。
今の政権も同じで、ブレブレで自分がない。森友学園問題は終わっていない。こんな本で終わらせてはならない」
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