2022年10月24日、午後2時より、東京都千代田区永田町の参議院議員会館にて、「安倍『国葬』やめろ!実行委員会」の主催により、「安倍『国葬』を検証する―講演:『自民党と統一教会の闇をさぐる』」が開催され、ジャーナリストの鈴木エイト氏、無声ジャーナリストの浅野健一氏、評論家の佐高信氏が登壇した。
鈴木氏は、講演の冒頭で、「統一教会問題の一番重要な」点として「政治の無策」を指摘し、次のように語った。
「これだけ多くの被害が起きていた霊感商法だけでなく、偽装勧誘から、多くの人が人生を搾取され、さらにそのセカンドジェネレーション、サードジェネレーションという形で、2世3世という人たちの問題もずっと継続して起こってきた。
そういう中で、今回の安倍さんが暗殺された事件についても、実行犯である容疑者は山上徹也という人物で、この人はいわゆるセカンドジェネレーション、いわゆる教団の信仰を持っている2世ではないのですけれども、統一教会の被害者の家庭に育つ子どもが大人になったということで、統一教会の起こしてきた数々の社会問題の中でも、いわゆる過酷な献金問題とか霊感商法とかいうところで家庭を破壊してきた、その中の最たる例だと思うんですよね」
鈴木氏の講演後、その内容を受けて、元同志社大学大学院教授で「無声ジャーナリスト」の浅野健一氏、そして、評論家の佐高信氏が、それぞれ講演を行った。
なお、浅野健一氏の講演はパワーポイントを用いて行われる予定であったが、機材の不調が起きたため、以下に、浅野氏の読み上げ原稿と配布資料を添付するので、ご参照頂きたい。
講演の詳細は、ぜひ全編動画を御覧いただきたい。