「25年の不況の中にコロナがやってきた」!「コロナの徹底対策は当たり前! それと両輪が消費税廃止」! 大企業と金持ち優遇税制の穴埋めに使われてきた消費税の廃止を訴え!~10.19れいわ新選組 山本太郎代表第一声 2021.10.19

記事公開日:2021.10.22取材地: テキスト動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

(取材、文・浜本信貴 記事構成・IWJ編集部)

 2021年10月19日(火)、衆院選の公示日、午前11時より、東京都新宿区のJR新宿駅南口にて、立憲民主党前衆議院議員・手塚よしお氏の街頭演説が行われ、れいわ新選組・山本太郎代表の第一声の街宣が行われた。

 山本代表は、「25年のデフレ不況の中にコロナ禍がやってきた」という認識をもとに、コロナの徹底対策と同時に、デフレという地盤沈下を土台から作り直すと訴えた。その方法論は、「消費税廃止」である。これによって、日本経済の屋台骨である中小企業を元気にするというものだ。

 「消費税は社会保障の一部しか使われていない。消費税が上がるたびに大企業への法人税が下げられ、消費税が上がるたびに、金持ちへの所得税が下がり続けた。消費税は、組織票と企業献金で(自民党に)貢献してくれた方々への穴埋めとして使われています。こんな馬鹿な話ありますか。

 私たちれいわ新選組のやりたいことは何か。コロナの徹底対策は当たり前。それと両輪で25年のデフレを吹き飛ばす。この地盤沈下をしっかりと土台から作り直す経済政策、徹底した国の積極的財政を推し進めたいと考えています。

 その中の一つ。消費税は廃止です。社会保障にもほとんど使われておらず、自分たちの利害関係者を得させるための税制、こんなものは止めるしかない。

 一番苦しんでいるのは誰? 中小企業です。『消費税、今度上がるんですけれども、価格に転嫁させていただきたいんですけれども』と、下請けが大企業相手に、そんなこと言えますか?『価格に転嫁するんだったら、もうお前たちとの取引は止めさせていただく。他を探す』そんなことを言われれば、自分たちで背負うしかないんですよ。

 日本の国内においての税が払えないという状態、税の滞納の6割を占めるのが消費税。税制としてとしてすでにまわっていなんですよ。

 消費税を止めれば日本の中小企業が力を取り戻す。日本国内の企業のうち中小企業が占める割合99.7%、そこに雇用される労働者は7割。地方都市に行けば、8割、9割、まさにこの国の屋台骨。ここを元気にする。当たり前の経済政策がこれまで取られてこなかった。今こそやるべき消費税廃止」

 山本代表は、演説の最後にこう訴えた。

 「この国の真のオーナーはあなた。この国に生きるあなたがこの国のオーナー。

 にもかかわらず、そのオーナーたち、選挙のときには50%の票を捨ててしまう。最大勢力ですよ。50%の投票をあきらめた人たちとも力を合わせて、この死にたくなる社会、10代から30代までの死因の一位が自殺という、『この世が地獄』という現在の社会を変えていける! どうか力を合わせたい!」

■全編動画

  • 日時 2021年10月19日(火)11:00~
  • 場所 JR新宿駅南口前(東京都新宿区)

IWJの取材活動は、皆さまのご支援により直接支えられています。ぜひ会員にご登録ください。

新規会員登録 カンパでご支援

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です