2021年1月28日(木)、15時より参議院議員会館にて「れいわ新選組 山本太郎代表 不定例記者会見」が行われた。
山本代表は冒頭、「現在国会で審議中の第三次補正予算案は対応が遅く、内容も不十分でまったく賛同できないもの」との批判を述べた。
その後、記者との質疑応答が行われ、れいわ新選組ならば補正予算をどのように組むのか、今夏の東京都議選と、遅くとも10月21日の任期満了までには行われる衆議院選にれいわがどのように臨むのか、野党共闘に加わるのかなどが問われた。
山本代表は、都議選にはれいわより5人から10人の候補を擁立したいことと、衆院選で自らが国政に復帰する考えを明らかにした。
そして衆院選の野党共闘の条件として、「消費税の減税を旗印としたい。消費税ゼロこそが理想だが、そこまでは現実的ではないだろう。消費税5%にまで戻すことでれいわ新選組は他党と共闘する」と述べた。
最後に、山本代表は、「自分が都知事選に立候補したのは国家レベルの予算、資産を有する東京都を動かすことで、国に影響を与えるという思惑があった。それはかなわなかったが、都議会で積極財政を訴える勢力を拡大すべきと考えている。都議選と衆院選、今年行われる大きな選挙ふたつは国の今後を左右するだろう。気を引き締めて臨んでいく」と語った。
また、不定例ながら今後も折に触れ会見を開くことを告げた。
詳しくは会見の全編動画を御覧いただきたい。