2020年12月3日、東京都千代田区の日本外国特派員協会で、同協会主催により、れいわ新選組の木村英子参議院議員、舩後靖彦参議院議員の記者会見が行われた。
木村議員は生後8か月で頚椎に損傷を受け、脳性麻痺による重度障害で体がほとんど動かない。
また、舩後議員は筋萎縮性側索硬化症 (ALS)により、全身が麻痺し、現在は人工呼吸器を装着している。
木村氏、舩後氏とも、2019年7月に実施された第25回参議院議員選挙で、れいわ新選組から立候補し、比例区特定枠で当選を果たして、議員活動を続けている。
会見で、議員に立候補した理由を聞かれた木村議員は、施設を飛び出した後「地域生活の中で一番やらなければならなかったことは、まず行政との交渉だった」と述べ「行政に対し介護をしてくれ、という事をこの35年間、仲間と共にやってきた」と述べた。
また、同じく船後議員は「私が国会で、必要な支援と介助を得て活動することで『障害者が生きやすい社会は、すべての人にとって生きやすい社会だ』と訴え、そうした社会に変えていくことだ」と述べた。