「総裁選での公約だった『健康危機管理庁』の創設はなぜなくなったのか?」IWJ記者の質問に「行政組織の形をとらずとも岸田総理の問題意識は何一つ変わっていない」と山際大臣~10.15山際大志郎 経済再生担当大臣記者会見 2021.10.15

記事公開日:2021.10.15取材地: テキスト動画
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(取材、文・浜本信貴)

 2021年10月15日(金)、午前11時30分頃より、東京都千代田区の中央合同庁舎にて、山際大志郎 経済再生担当大臣(新型コロナ対策・健康危機管理担当大臣)の記者会見が開催された。

 会見冒頭、山際大臣より、会見前に行われた閣議にて、「成長と分配の好循環」と「コロナ後の新しい社会の開拓」をコンセプトとした新しい資本主義を実現していくため、内閣に、「新しい資本主義実現本部」を設置すると報告があった。

 新しい資本主義実現本部は、総理大臣を本部長とし、「新しい資本主義担当大臣」となる山際経済再生担当大臣、および、官房長官が副本部長、そして、その他すべての国務大臣が本部員となる。

 また、「新しい資本主義実現本部」の下に置かれ、コンセプトの具体化を進める「新しい資本主義実現会議」の構成員として、株式会社日本総合研究所理事長の翁百合(おきなゆり)氏をはじめとした15名の有識者の氏名も発表された。10月中にも初会合が行われる予定であり、日程が決まり次第、発表される。

 続いて、会見に先立って開催された「新型コロナウイルス感染症対策本部」において、岸田総理より「次の感染拡大に向けた、安心確保のための取り組みの全体像」の骨格として検討すべき事項について、改めて、指示があった旨、報告があった。

 この総理の指示を受け、政府として、「医療提供体制の強化」、「ワクチン接種の推進や追加接種」、そして、「治療薬の実用化と確保」、「ワクチン検査パッケージ等の活用による行動制限緩和の具体的内容」等について、早急に検討する予定だ。

 山際大臣からの報告に続いて、大臣と各社記者との質疑応答となった。IWJ記者は、以下のとおり質問をした。

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■全編動画

  • 日時 2021年10月15日(金)11:10メド~
  • 場所 中央合同庁舎 108会見室(東京都千代田区)

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