2021年9月27日(月)、午後1時より、東京・千代田区の衆議院本館にて、立憲民主党 枝野幸男代表の定例会見が開催された。
冒頭、枝野代表は、次の総理大臣を決める自民党総裁選で、決選投票の結果、岸田文雄前政調会長が新総裁に選出されたことを受け、次のように述べた。
「自民党の新総裁が決まられたようでございます。当選をされた岸田文雄さんには、お祝いを申し上げたいと思います。
今の国会の議席の中で、総理大臣の指名選挙が行われれば、これは、岸田さんが、第100代の総理大臣になられるわけでありますので、任期は短いわけでありますけれども、新しい政府として、しっかりと説明責任を果たして頂きたい。
そして、論戦に応じて頂いて、どういう政権を作り、どういう社会を目指すのかということを、国会論戦の中で、互いに、国民の前で、ぶつけ合いたい。というふうに期待をしております。私からは以上です」
枝野代表の冒頭挨拶に続き、各社記者と枝野代表との質疑応答となった。
IWJ記者は、新型コロナウイルス感染症対策について、以下のとおり質問をした。
「先程、枝野さんも仰っていましたが、コロナ対策について伺います。
新型コロナ感染症は収束しつつあるように見えますが、第6波のおそれもあり、新首相の体制下であっても、結局政府は検査の拡充には積極的ではないように見えます。
『水際対策強化と徹底した検査の拡大、この二つがないと何をやっても効果がない』と主張する立憲民主党は、検査の拡充を明確に打ち出し、自民党との違いをアピールして総選挙で戦うおつもりでしょうか?」
枝野代表は、この質問に以下のとおり答えた。
「まさにそのことは繰り返し申し上げているとおり、そのとおりです。…敢えて申し上げれば、私は、色々ありますけれども、特に大事なのは、『水際対策の強化』、『検査の拡大』、そして『補償』のセット。
この3つをやらない限りは、いつリバウンドしてもおかしくない状態だと。それ(第6波)に対応することはできない。ということを繰り返し、これまでも、これからも訴えていきます」
枝野代表と各社記者との質疑応答の一部始終については、全編動画にてご確認下さい。