2021年1月21日(木)11時より千代田区の日本外国特派員協会にて、児玉三智子氏と和田征子氏(日本原水爆被害者団体協議会)、川崎哲氏(核兵器廃絶国際キャンペーン)による記者会見が開かれた。
この会見では、全世界50か国が批准する核兵器禁止条約が1月22日に発効されることと、そこに日本が加わっていないことについて、被団協、ICANからの意見表明が行われた。両団体を代表する登壇者より、世界唯一の戦時被爆国である日本がこの条約に参加していないことへの遺憾の念、抗議の意志が述べられた。
児玉氏、和田氏は自身の被爆とそれを語り継いできた体験より、あらためて核兵器廃絶への訴えを行なった。
質疑応答では、「日本がいまだに日米安全保障の核の傘の下にありながら核兵器禁止条約に批准することはできるのか」「新たに就任したジョー・バイデン アメリカ合衆国大統領へのメッセージは」などが問われた。
詳しくは会見の全編動画を御覧いただきたい。
(※司会を務めた日本外国特派員協会代表理事 カルドン・アズハリ氏、ICAN 川崎哲氏の全発言と、最初の和田征子氏の発言は英語で行われ、その部分には通訳がつきません)