10月27日午前10時50分から、梶山弘志経済産業大臣の定例会見が行われ、IWJが中継を行った。
福島第一原発のトリチウム汚染水の海洋放出案に対して、漁協など関係者やパブリックコメントで強い反対意見が出ている現状を背景に、IWJ記者が質問した。
IWJ記者「福島第1原発の廃炉計画が、事故を起こしてない第2原発とほぼ同じ2052年に設定されたため、大量の汚染水を短期間に放出せざるを得なくなっているとの指摘があります。
仮に廃炉目標を100年にすれば、通常の環境基準内で汚染水処理も可能ということです。
こうした点から、第一原発の廃炉目標を100年に延ばして、根本的に考え直すお考えはないのでしょうか?」