2012年2月29日(水)、板橋区役所9階大会議室で行われた「板橋区・宮城県女川町の災害廃棄物の受入れにかかわる説明会」の模様。 前半、他の区と同じように説明映像が流れる。
特集 震災がれき問題
2012年2月29日(水)、板橋区役所9階大会議室で行われた「板橋区・宮城県女川町の災害廃棄物の受入れにかかわる説明会」の模様。 前半、他の区と同じように説明映像が流れる。
■イントロ
質疑応答では「危険な水準が時間経過で下がったので持ち込み可能になったのか」という問いについて、東京二十三区清掃一部事務組合技術課長大塚氏が、「7月に江戸川の清掃工場で12000ベクレル出た事実があり、以降下がっている。これは被災地の値ではなく23区のゴミである。計器をGMからシンチュレーションに変えたため、8月に高く出て以後下がっているが、あくまで東京都のゴミである」と誤解のないようにと返答があり、東京都環境局埋め立て調整担当課長山田氏から、「都内の状況は都で管理する埋め立て処分場について昨年の5月から計測している。水道の原水の残渣物が汚染され埋め立てをはじめ、下水汚泥も濃度が高くなり、焼却灰は6月の下旬頃からだが、8月を境に9月以降から下がっている。空間線量率からいうと0.10マイクロシーベルトから0.19マイクロシーベルト台で推移している。女川町は0.06マイクロシーベルトから0.15マイクロシーベルト台で推移している」と説明があった。
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