2020年4月20日(月)に、日本外国特派員協会主催で、神戸大学教授の岩田健太郎氏がオンライン記者ブリーフィングを開いた。
岩田教授はアフリカでエボラ出血熱、中国でSARS(重症急性呼吸器症候群)の対策にあたった経験のある感染症の専門家である。2月に「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船した際には、感染症対応の原則を無視した「悲惨な現実」を告発した。
(取材:八重樫拓也、田上壮彌 文:近藤ゆり)
特集 #新型コロナウイルス
2020年4月20日(月)に、日本外国特派員協会主催で、神戸大学教授の岩田健太郎氏がオンライン記者ブリーフィングを開いた。
岩田教授はアフリカでエボラ出血熱、中国でSARS(重症急性呼吸器症候群)の対策にあたった経験のある感染症の専門家である。2月に「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船した際には、感染症対応の原則を無視した「悲惨な現実」を告発した。
記事目次
■全編動画(※英語のみ)
冒頭では、「今は社会や人間の問題ではなく、ウイルスの問題に取り組むべき」として、政府・メディアなどに敵意を向ける時期ではないと前置きした。また中盤でも「政治的なコメントは控えたい」と発言するなど、あくまでも専門家として、科学の知見から政府の政策を評価するとの立場を貫いた。
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