3月14日(土)午後2時から、千駄ヶ谷区民会館和室にて、「ふぇみん婦人民主クラブ」の主催により「中東派兵、南西諸島配備、自衛隊はどこへ行く」が開催された。
戦争法(平和安全保障関連法:2015年9月19日に参議院で強行採決)が成立して5年、日本社会が新型コロナウイルスによる自粛ムードに染まる中、現在進行形で行われている中東での自衛隊の活動、そして、南西諸島で着々とすすんでいる自衛隊配備などについて、自身が何度も南西諸島へ足を運んだ経験のある「すべての基地に『NO!』を・ファイト神奈川」の木元茂夫氏を講師に迎え、氏の講演、そして、それを受けての質疑応答が行われた。
冒頭、木元氏は、「南西諸島の状況については、いくら資料を揃えたところで皆さんに伝えきれると思わないので、映像を準備した。それをご覧いただきながら、説明していきたい」とし、宮古島と石垣島の映像、そして、1月12日に行われた陸上自衛隊の最精鋭部隊といわれる『第一空挺団(千葉・習志野)』の『降下訓練始め』、そして護衛艦『たかなみ』が海自横須賀基地を出航していく映像、また、沖縄で行われた『陸自水陸機動団』の訓練の写真などを紹介しつつ、逐次、解説をはさみながらの講演となった。
質疑応答では、木元氏へ様々な質問が投げかけられた。