「家族を亡くした地獄のような思いを大臣にお伝えしたい」~代表・寺西笑子氏ら「全国過労死を考える家族の会」メンバーが働き方改革法案の撤回を要請! 加藤勝信厚労相は面談応じるも明言せず! 2018.2.23

記事公開日:2018.2.25取材地: 動画
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 2018年2月23日(金)19時40分より東京都千代田区の厚生労働省にて、加藤勝信厚労大臣と「全国過労死を考える家族の会」面談後の記者会見が行われた。

■申し入れ

■記者会見

  • タイトル 加藤勝信 厚労大臣へ「全国過労死を考える家族の会」メンバーによる申し入れ、面談後の同会代表寺西笑子氏による記者会見
  • 日時 2018年2月23日(金)19:40頃〜
  • 場所 厚生労働省(東京都千代田区

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  1. あのねあのね より:

     日本の過労死の救いがたい病理を象徴する事件は未成年の過労死である。それも過労自殺ではなくて本物の過労死である。被害者は高校時代は水泳部の副キャプテンで身長180センチで体重70キロだった。そんな丈夫過ぎる人を死ぬまでこき使ったのだ。
     過労死させたのは讀賣新聞で、被害者は奨学生とは名ばかりの奴隷労働者であった。新聞奨学生は何故か新聞販売店での深夜を含む長時間労働が義務付けられており、学費や入学金は一定額しか出ないので足りない分を個人的にフランチャイズ店である販売店オーナーから借金をするという形になることが多かった。要は法律で禁止されている給料の前払いをして、借金で絶対に辞められないようにしていたのである。まるで、売春を目的とする人身売買のようなことをしていたのだ。
     讀賣新聞や讀賣奨学会は遺族との話し合いにはまともに応じず、結局長きわたる裁判となった。遺族側が精も根も尽き果て資金も尽き果てた頃、可哀相だからと云う理由で“和解してやり”、讀賣新聞が裁判に負けることは避けると云う後味が悪い“解決”となった。可哀相だからと云う理由で和解してやったというのは讀賣新聞が出したコメントの内容である。
     政府もこの事件を何ら問題視せず、讀賣新聞は社会的な批判も制裁も受けず、まともな再発防止策も講じず、現政権とベッタリなのだから過労死は無くなる筈がない。それどころか、強制残業を働く人の自己の裁量と云う表向きの形にして合法化しようとしているのだから、安倍政権は過労死を減らす意志も無いのである。言い逃れの為の法律を作ろうとしているのだから始末が悪い。

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