2016年11月5日、「アジアの『慰安婦』被害者たちは訴える!」が韓国YMCA(東京・千代田区)で開催され、フィリピン、インドネシア、東ティモール、韓国の「日本軍『慰安婦』被害者」が、自らが被った辛く苦しい体験について語り、日本政府に対する要求などを訴えた。通常200席の会場はいっぱいとなり、通路にも人が溢れるほどだった。
2016年11月5日、「アジアの『慰安婦』被害者たちは訴える!」が韓国YMCA(東京・千代田区)で開催され、フィリピン、インドネシア、東ティモール、韓国の「日本軍『慰安婦』被害者」が、自らが被った辛く苦しい体験について語り、日本政府に対する要求などを訴えた。通常200席の会場はいっぱいとなり、通路にも人が溢れるほどだった。
■ハイライト
85歳になるのフィリピンのエステリータさんは、「最近になって日本政府は韓国政府と慰安婦問題に関して合意をしたと聞いています。しかし、この合意を私たちは決して認めることができない。日本の政府は戦争犯罪に対してきちんと責任をとるべき。しかも、被害国は11カ国にのぼっています。すべての国の私たち被害者に責任を果たすべき」などと訴えた。
その上で、「歴史教科書にきちんと、慰安婦の加害について記述すること。こうすることで初めて次の世代に、この事実が伝わり、二度と起こさないという教訓になると考えるからです」などと、日本政府への要求を語った後、ハンカチで涙を拭った。