葛飾区・宮城県女川町の災害廃棄物の受入にかかる説明会 2012.2.3

記事公開日:2012.2.4取材地: テキスト動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

(IWJ 佐々木隼也)

 2012年2月3日(金)、葛飾清掃工場で行われた「宮城県女川町の災害廃棄物の受入にかかる説明会」の模様。前半、環境省の主導で作成されたDVDの上映、後半は質疑が行われた。DVDでは女川町の瓦礫の安全性の解説と、女川町長自らが出演し広域処理の必要性を訴えた。質疑では女川町の瓦礫や、焼却場のバグフィルターの安全性を疑問視する声が相次いだ。

※プライバシーの問題により途中、DVD上映中の女川町住民の映像、質疑中の一般参加者の自己紹介部分の音声をカットしています。

■ハイライト

  • 日時 2012年2月3日(金)
  • 場所 葛飾清掃工場(東京都葛飾区)

 前半のDVD上映では、瓦礫の選別・運送・焼却・埋立ての流れと、試験焼却のデータからの安全性の説明がなされた。
受入れは平成24年3月〜平成25年3月まで。都内の全清掃工場で1日平均150tずつ、24時間365日焼却。通常ごみに10%混ぜられ処理される。葛飾清掃工場では1日平均50t焼却予定で、まず2週間の試験焼却を行いそのデータを公表するとのこと。

 女川町の瓦礫の安全性については、石巻での試験焼却の際、瓦礫の放射能濃度は(セシウム)133Bq/kg、焼却灰(飛灰)2300Bq/kg、排ガスは不検出であり、女川町の選別処理施設では瓦礫は71Bq/kgしか検出されておらず、国の食品の新基準値100Bq/kgより低いので安全という説明がなされた。
さらに大田と品川の清掃工場で、昨年12月の2日間、計140tの瓦礫の試験焼却を行った結果、排ガス・排水から、ヨウ素・セシウム・ついでにアスベストはいづれも不検出であり、飛灰処理汚泥も大田で1537Bq、品川で655Bqで、国の埋立て基準8000Bq未満だったと、繰り返し安全性を強調した。

 質疑では、バグフィルターで放射性物質の外への排出が防げるのか、という点にいくつかの質問が集中。それに対し、バグフィルターは1μm(1mmの1/1000)以上の粒子を確実に除去でき、構造は全ての焼却施設で同じ(ちなみに葛飾清掃工場は大田と同じガラス製のフィルター)であり、確実に放射性物質を閉じ込められるとの説明がなされた。

【その他、主な質疑の内容】

(大田・品川の2日間の試験焼却で365日焼却の安全性が保証できる?そもそも365日の累積はどの位になるのか?)

(…会員ページにつづく)

アーカイブの全編は、下記会員ページまたは単品購入よりご覧になれます。

一般・サポート 新規会員登録単品購入 330円 (会員以外)

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です