2012年1月26日(木)、参議院議員会館講堂にて、六ヶ所再処理工場試験再開問題と、原発運転再開問題の政府交渉が行われた。
約120人の市民が集まり、福島瑞穂社民党党首も参加した。交渉は、複数の市民団体が取りまとめた質問を野田首相へ事前に送り、担当である原子力安全・保安院職員が回答する形で行われた。
保安院はこの質疑でストレステストの必要性を認めたが、その結果報告を待たずに、六ヶ所再処理工場の試験再開を認めていた。それに対し順序が違うと市民が抗議をすると、保安院は再検討する述べた。
また、市民は原発事故前後で保安院の安全評価に関する態度が変わらないことから、事故の経験が生かされていないと述べた。そして、事故調査の結果を踏まえ、ストレステストを行い、再稼働するのが妥当な順序だと主張。これには保安院から明確な回答が得られなかった。