国会エネルギー調査会(準備会) 第11回―事故調提言と規制委人事 2012.7.30

記事公開日:2012.7.30取材地: テキスト動画
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(IWJ・阿部)

 2012年7月30日(月)、衆議院第一議員会館で「国会エネルギー調査会(準備会) 第11回―事故調提言と規制委人事」が行われた。

■ハイライト

  • 内容
  • 国会事故調報告をうけた国会の役割を考える(仮)
  •  報告:黒川清氏(東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(国会事故調) 元委員長)
  • 国会事故調と政府事故調の報告について
  •  説明:宇田左近氏(国会事故調 元調査統括)、小林新二氏(政府事故調 事務局長)
  • 原子力規制委員会の人事案を問う
  •  説明:内閣官房
  • 日時 2012年7月30日(月)
  • 場所 衆議院第一議員会館(東京都千代田区)

 黒川委員長「国会事故調は憲政史上初、民間人によって、国会の中に設置された委員会。インターネットで世界中に情報が飛び回る時代では、透明性が大事。国会、立法府の機能を強化し、国民の政治への信頼を取り戻し、参加を促すべき。政府に任せたままでは、これまでと同じ。継続的な、国会による行政府の監視を行うことが必要。」

 柿沢みと議員「報告書が『今回の事故はメイドインジャパン』と表現したことに対し、海外メディアから『事故の重大性を日本文化論にすり換えている』と批判があった。また、大前研一さんが『関係者の聞き取りのみをしただけで、原子炉の技術的な安全分析に立ち入ってない。全く役に立たない酷い代物』と批判した件について、コメントを頂きたい」

 黒川委員長「スリーマイル事故のケムニーリポートなどでもそうだが、独立した委員会というのは、誰に罪があるというような書き方はしない。国会から委託された委員会はそういう立場ではない。これを受けて国会の皆さんがどう判断するのか?ということ。」

<続いて、今話題の原子力規制委員会人事について>

(…会員ページにつづく)

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