「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎、山本太郎両代表は2015年3月24日、定例の記者会見を行ない、沖縄県の辺野古新基地建設、NHKの日曜討論に出演した感想などについて、それぞれ見解を示した。
(IWJ・石川優)
※3月30日テキストを追加しました。
「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎、山本太郎両代表は2015年3月24日、定例の記者会見を行ない、沖縄県の辺野古新基地建設、NHKの日曜討論に出演した感想などについて、それぞれ見解を示した。
■ハイライト
翁長雄志沖縄県知事は、3月23日、辺野古新基地建設に伴い、沖縄防衛局が海底に設置したコンクリートブロックがサンゴ礁を傷つけている問題で、防衛局側に対し、ボーリング調査などの海上作業を3月30日までに停止するよう文書で指示したと発表した。
しかし、安倍政権は、それでも辺野古新基地建設を続けていく方針を崩していない。
これに関し、会見で両代表は、あらためて安倍政権が進める辺野古新基地建設についての見解を問われ、小沢代表は次のようにコメントした。
「一部に民主主義国家、法治国家だから一度決めたことはやらなきゃダメだという議論が出ているようですけども、それはおかしな話で、反対で、民主主義国家だからこそ、政権が変わったら、その国民の意思を汲み取りながら、政策を進める。
前の政権のことを引き継がなきゃならないということなら、政権交代にならない。民意はいつまで経っても反映できない。沖縄県の新政権が、それは考え方が違うと言って、県民もその主張を認めて選挙に勝った。国が強制執行するという、法律的にはたぶんやればやれるところがある。そこまで政府はするとは思いません」
山本代表は、安倍政権が進める新基地建設について、「政府の皮をかぶった強盗。無法者の集団」と強く批判した。
「翁長知事は法令に基づいた岩礁破砕の取り消しを求めているわけで。直近の選挙で、沖縄の民意ははっきりしている。辺野古に基地はいらないと。まさに今やろうとしていることは、政府の皮をかぶった強盗に近いかたち。無法者のような集団。やめるなら今だろという話」
(…会員ページにつづく)
生活・山本代表、辺野古新基地建設問題で「政府の皮をかぶった強盗、無法者の集団」と安倍政権を強く批判 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/240323 … @iwakamiyasumi
本質をずばり言い当てている。「国民はそれにふさわしい政府を持つ」のだろうか、考えこんでしまう。
https://twitter.com/55kurosuke/status/582509645111005184