生活・山本太郎代表、辺野古新基地抗議行動での市民の逮捕・拘束について 「日米同盟不当逮捕事件」と表現 2015.2.24

記事公開日:2015.2.26取材地: テキスト動画
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(IWJ・石川優)

※2月26日テキストを追加しました!

 「生活の党と山本太郎となかまたち」の山本太郎代表は2月24日、初めて、単独の定例会見を行なった。小沢一郎代表は、急遽、この日の定例会見を欠席。1965年の日韓国交正常化に尽力した金鍾泌(キム・ジョンピル)元首相夫人が同月21日に亡くなり、小沢代表は、葬儀に出席するため、韓国に出張することになった。

■ハイライト

  • 日時 2015年2月24日(火) 16:30~
  • 場所 参議院議員会館(東京都千代田区)

辺野古新基地抗議行動での山城博治氏の逮捕・拘束に山本代表「日米同盟不当逮捕事件」

 2月22日、沖縄県の名護市・辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で、辺野古新基地建設の反対抗議行動をしていた沖縄平和運動センターの山城博治議長が逮捕された。山城氏は、基地への立ち入りを禁じた刑事特別法で逮捕された。

 その日、現場の抗議行動には、昨年2014年12月の衆院選で4つの小選挙区で当選したオール沖縄の国会議員も駆けつけた。

 生活・玉城デニー幹事長は、この問題で、沖縄防衛局に10項目の質問を送付。玉城幹事長は、「今回の逮捕・拘束に関して、刑事特別法を適応するきっかけにしてはいけない、刑事特別法も乱用すべきではない」と話し、同法が恣意的に運用されることのないよう、今後、この問題を追及していく考えを示した。

 山本代表は、今回の逮捕・拘束について、開口一番「日米同盟不当逮捕事件」と表現し、次のようにコメントした。

 「狙い撃ちされているという状況だと思う。市民側が機動隊と対峙しているという状況の中で、線を踏まない・超えないようにと、『下がれ下がれ』と言っている人が引き倒されて、今のような状況になっている。

 これ、何だという話ですよ。もう日米地位協定変えるしかないよなという当然の話で。平成20(2008)年には、3党の合意で、民主党・社民党・国民新党の間で日米地位協定の改訂案が出されている。それが一気に変わって、そこはもう手を付けない。今まで通り、従米で行くぞ。今の占領されたままの状況で行くぞと。でも、あまりにも酷くないですか。この国は、誰の国なのか」

安全保障法案に注目の今国会「紛れてとんでもない法案がたくさん考えられている」

 今国会は、昨年2014年7月に集団的自衛権行使容認の閣議決定をしたことを受けて、安全保障関連の法案が審議されている。

 山本代表は会見の最後に、この安全保障関連法案に言及。政府は、重要な法案をいくつも隠して用意しているとし、他にも、税制改革における問題点を指摘しつつ、会見に参加している記者らに対して、今国会の重要性を訴えた。

(…会員ページにつづく)

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「生活・山本太郎代表、辺野古新基地抗議行動での市民の逮捕・拘束について 「日米同盟不当逮捕事件」と表現」への2件のフィードバック

  1. ももんがあまん より:

    戦争法制を進めている、安部晋三の目論見は、とにかく、何が何でもアメリカの戦争に加わりたいという事…そして、それで、『戦死者を出したい』と言う事ではないか・・・・その目的は、戦死者を、『靖国神社に葬りたい』ということだと思う・・・・安部晋三が「靖国神社」に参拝できない最大の理由は、「アメリカの抗議」にあり、中国や韓国の抗議は、何の抵抗でもない、もし、日本の自衛隊員が、アメリカの戦争のために死に、それが「靖国」に葬られたとしたら、アメリカは、安部晋三の「靖国参拝」に抗議できない、多分それが、安部一派の目論見ではないか・・・? 『戦死』することを望まれている自衛隊員こそ、良い面の皮ですね。

  2. あのねあのね より:

     一人か二人だけをターゲットにして倒し倒した方が倒された方を逮捕する、いつか見た風景だと思ったら麻生邸見学ツアーを思いだした。

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