首都圏反原発連合は6月4日(水)、火山リスクや避難計画などの問題を抱える川内原発の優先審査や、規制委員会の人事案に対して規制庁前で抗議行動を行なった。
平日の夕方からにも関わらず、主催者発表で120名の参加者が集い、「再稼働反対」や「原子力規制委員会人事案反対」などのシュプレヒコールをあげた。
スピーチでは、「原発はエネルギー需給構造の安定性に寄与する重要なベースロード電源である」と位置付けたエネルギー基本計画の策定に関わった一人に、規制委員会の新委員候補である元日本原子力学会会長の田中知氏が挙がっていることから、「中立公正から外れている。明らかな法律違反でコンプライアンス違反なのです。人事案を撤回しなさい」との訴えが聞かれた。