「民主主義国家にはあるまじき暴挙だ」―。
11月26日午前、衆議院国家安全保障特別委員会で、自民・公明・みんなの3党により、特定秘密保護法案が強行採決され、午後には本会議で可決された。同法案に反対する「秘密保護法廃案へ!実行委員会」が同日14時から、衆議院第一議員会館で記者会見を行なった。
(IWJ・須原拓磨)
特集 秘密保護法
「民主主義国家にはあるまじき暴挙だ」―。
11月26日午前、衆議院国家安全保障特別委員会で、自民・公明・みんなの3党により、特定秘密保護法案が強行採決され、午後には本会議で可決された。同法案に反対する「秘密保護法廃案へ!実行委員会」が同日14時から、衆議院第一議員会館で記者会見を行なった。
■ハイライト
この法案に警鐘を鳴らし続けてきた、日弁連前事務総長の海渡雄一弁護士は、この日の特別委員会での質疑に言及。「特定秘密保護法案は、ツワネ原則に違反しているのでは」という民主党の近藤昭一議員の質問について、「良いポイントをついている質問」と評価した一方、対する安倍総理の「(ツワネ原則は)民間団体がつくったものなので、遵守する必要がない」との回答に対し、「ほとんどまともに答えなかった」と述べ、「民主主義国家にはあるまじき暴挙」と痛烈に批判した。
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