政府が今国会での成立を目指す特定秘密保護法案に反対するシンポジウムが11月24日、都内で開かれた。それに先立ち、上智大学教授の田島泰彦氏(メディア法)、明治学院大学名誉教授の吉原功氏(コミュニケーション論)など、メディアや言論の問題に詳しい研究者が会見を開き、言論人や表現者を対象に行っていた同法案への反対の呼びかけに、397名の賛同を得たと発表した。
(取材:IWJ・石川優、記事構成:IWJ・平山茂樹)
特集 秘密保護法
政府が今国会での成立を目指す特定秘密保護法案に反対するシンポジウムが11月24日、都内で開かれた。それに先立ち、上智大学教授の田島泰彦氏(メディア法)、明治学院大学名誉教授の吉原功氏(コミュニケーション論)など、メディアや言論の問題に詳しい研究者が会見を開き、言論人や表現者を対象に行っていた同法案への反対の呼びかけに、397名の賛同を得たと発表した。
■ハイライト
田島氏は、海外のメディアや国際団体が同法案に反対する声明を次々と発表している現状を報告。安全保障と情報公開に関する国際ガイドライン「ツワネ原則」の取りまとめにも関わったイギリスの人権団体「アーティクル19」の反対声明を紹介し、「特定秘密保護法は国際的な流れから逆行している。同法案をスピード可決しようというのは、世界の常識から見て本当に恥ずかしい」と述べ、安倍政権の対応を批判した。
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