福島原発告訴団が検審に申し立て 東電役員らの不起訴に不服 「なんとしても起訴相当を」 2013.10.16

記事公開日:2013.10.16取材地: テキスト動画
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(IWJ・松井信篤)

 福島第一原発の事故をめぐり、事故当時の東電役員らを業務上過失致死容疑などで告訴・告発していた、福島第一原発の周辺住民らで作る「福島原発告訴団」が、東京地検の不起訴処分は不当だとして、東京の検察審査会に審査を申し立てた。審査の受理を受け、告訴団は参議院議員会館で記者会見を開いた。

■ハイライト

  • 日時 2013年10月16日(水)
  • 場所 参議院議員会館(東京都千代田区)
  • 詳細 福島原発告訴団

申し立ては6人に絞り込み

 「福島原発告訴団」は、昨年6月、東電の勝俣恒久前会長ら33人を告訴・告発したが、東京地検は捜査の結果、9月9日に全員を不起訴とした。今回の申し立てでは、勝俣前会長を含め、事故当時に原子力部門を担当していた6人の役員に絞って審査の申し立てを行った。

 「福島原発告訴団」団長の武藤類子氏は、「この検察審査会で、私たちとしてはなんとしても起訴相当を出したい」と思いを語った。

河合弘之弁護士「むき出しの責任者に絞った」

(…会員ページにつづく)

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「福島原発告訴団が検審に申し立て 東電役員らの不起訴に不服 「なんとしても起訴相当を」」への1件のフィードバック

  1. 荒井信一 より:

     検察が本腰を入れて福島原発事故の業務上の過失への捜査したら、これまでの数々の不祥事(公金横領、証拠隠蔽・捏造、国策捜査、冤罪でっち上げ)を解消できるのに、逆の反応しかしない。権力側は常に法的にフリーで、民衆だけが弾圧される。戦前の高検の体質がそのままだね。彼らに「法の正義」「法治国家」の「いろは」を問うても無駄か。

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