不起訴処分の発表直前に、福島から東京地検へ移送――東電幹部らの処分は事前決定か ~福島原発告訴団 緊急集会&記者会見 2013.9.13

記事公開日:2013.9.13取材地: テキスト動画
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(IWJ・芹沢あんず)

 「東電の弁護士と話しているようでした」──。

 福島原発告訴団の一人であり被災者の女性は、東京と福島の検事らに対して、このような印象を持ったと語った。福一原発事故をめぐり、告訴・告発されていた東電幹部らは9日、全員が不起訴処分となった。告訴団は13日、検事らから不起訴処分に至った経緯を聞く時間を設け、同日、記者会見を開いた。

 東京地検へ向かったのは、告訴団の弁護士である河合弘之弁護士、海渡雄一弁護士、告訴人12人の計14人。記者会見では、検事らが告訴団に対して説明した内容が報告された。

■ハイライト

検事らによる不起訴に至った経緯の説明と、告訴団の今後の活動

 検事らは、福島で起きた事件を東京地検へ移送した理由として「被告訴人の多くが東京に住み、東京地検が主たる捜査を担当したため、安定性・統一性の見地から」と述べ、また、東電への強制捜査を行わない理由として「必要な捜査は尽くした。詳細は言えない」と説明したという。

 これらの説明を受け、海渡弁護士は「事前に対処をすれば避けられた事態を、やらなかった人たち(東電幹部ら)をかばうために、検事らはあくせくしている印象をもった」という。告訴団は、今後も告訴・告発を行う予定であると報告し、河合弁護士は「私たちは勝ちます。勝つまでやります」と、闘いを続ける姿勢を示した。

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