島崎委員「今あるデータで十分に活断層」 規制委員会、東通原発報告書取りまとめへ ~東北電力東通原子力発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合 第5回評価会合 2013.5.9

記事公開日:2013.5.9取材地: 動画
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 前回、東北電力が新たに提出した「海外の膨潤事例」について、9日に開かれた「東北電力東通原子力発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合第5回評価会合」で、専門家らは「(東通を走るF-9断層とでは)本質的に違う」などと、改めて東北電力の主張を否定した。

 専門家の産業技術総合研究所主任研究員・粟田泰夫氏は、活断層であることをさらに明確化するため、追加調査の必要性を訴えたが、規制委員会・島崎邦彦委員長代理が「今あるデータで十分に活断層だと考えられる」と断定。「敷地内に活断層が通っている」という方向で最終報告書の取りまとめに入る。

■全編動画

  • 議題 東北電力東通原子力発電所敷地内の破砕帯について
  • 日時 2013年5月9日(木)
  • 場所 原子力規制庁(東京都千代田区)

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